最終回

2007/09/27

【感想】TVシリーズ『School Days』第十二話「スクールデイズ」

TVシリーズ『School Days』オープニングテーマ「イノセント・ブルー」『School Days』
 (監督:元永 慶太郎)

 いやはや…

 この『School Days』という名のは、正真正銘本物のでした。

 「蓼食う虫も好き好き」とはいえ、ここまでのに成長するとは、誰も思っていなかったことでしょう。

 他にもすることがたくさんあるのですが、今は最優先事項でこの『School Days』の感想を認めたいと思い、このエントリをタイプしています。

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2007/06/25

【感想】『うたわれるものらじお』最終回

ラジオCD『うたわれるものらじお』Vol.1『うたわれるものらじお』
   (ディレクタ:日高 殖充)

 約一ヶ月振りに、新しいエントリをアップします。

 ということで、あんなにも愉しかった『うたわれるものらじお』が、第51回をもって最終回を迎えました。

 まずはりきちゃんゆずちゃん、お疲れ様でした。

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2007/03/16

【感想】『Kanon』最終話「夢の果ての追復曲 ~kanon~」

『Kanon Standard Edition』『Kanon』
 (監督:石原 立也)

 いよいよ最終話を迎えた『Kanon』。

 サブタイトルは「夢の果ての追復曲 ~kanon~」

 いよいよオーラスにして、メインタイトルである『Kanon』が、サブタイトルに組み込まれました。


彼らは夢の果てに、いったい何を観たでしょうか?

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2006/08/13

【感想】『トップをねらえ2!』最終話「あなたの人生の物語」 on AT-X

DVD『トップをねらえ2!』(1)

 お盆休みを満喫しつつ、エントリアップを続けます。

 今回はAT-Xの先行放送にて、OVA『トップをねらえ2!』(監督:鶴巻 和哉)最終話「あなたの人生の物語」を拝見しました。
 これまで『遍在 -omnipresence-』では、全くといっていいほど『トップをねらえ2!』を取り上げてこなかったのですが、実は第1話からAT-Xで、きちんと拝見していました。

 これから以下のテキストには、でっかいネタバレが含まれていますので、最終話「あなたの人生の物語」未視聴の方は、絶対にこれから先は読み進めないで下さい。

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2006/07/16

【感想】『涼宮ハルヒの憂鬱』最終回「涼宮ハルヒの憂鬱VI」

『涼宮ハルヒの憂鬱』エンディングテーマ「ハレ晴れユカイ」 これまで、『AIR』(監督:石原 立也)、『フルメタル・パニック! The Second Raid』(監督:武本 康弘)と、京都アニメーション作品を取り上げてきた『遍在 -omnipresence-』が遂に、『涼宮ハルヒの憂鬱』(超監督:涼宮 ハルヒ)の感想を認める日がやってきました。

 お待たせしました。

 こちらのエントリでお約束した通り、遅ればせながら、TVシリーズ『涼宮ハルヒの憂鬱』(監督:石原 立也)の感想をアップ致します。
 なお、このエントリは、超監督よろしく超長文になっております。
 予め覚悟の上、読み進めて頂ければ幸いです。

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2006/06/29

【感想】『AIR』(再放送)

TVシリーズ『AIR』(6)[初回限定版] 本放送終了後から、約一年...

 再放送で観直したTVシリーズ『AIR』(監督:石原 立也)はやはり、2005年の最高傑作でした。
 本放送以後、映像クォリティだけでいえば、『AIR』を上回る作品はいくつかありました。

 ですがこの『AIR』の物凄さは、総合力で他の追随を許しません。

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2006/06/19

【感想】『蟲師』第26話「草を踏む音」 on BS-FUJI

『蟲師』(1) いよいよ、『蟲師』(監督:長濱 博史)が最終回を迎えました。

 絵、音、話。
 そのどれもが観る者を魅了する、圧倒的な雰囲気のトゥルーハイビジョン映像作品。
 それが自分にとっての『蟲師』でした。

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2006/05/28

【結果発表】感想率調査2006年春[最終回]

 5月ももう最後の日曜日となる28日になりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 さて、今回で最終回となりました、光希桃 Anime Station感想率調査2006年春の結果が、19日(金曜日)に発表されました。

 相変わらず、こちらのエントリアップが遅くてすいません。
 19日(金曜日)発表に対するリアクションが、28日(日曜日)・・・
 ホント、遅くてすいませんです。

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2006/03/29

【感想】『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』第12話「レスキュー」

『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』SPECIAL「That Others May Live
―他を生かすために」

 ということで、『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』(監督:桜美 かつし)第12話「レスキュー」(TVシリーズ最終回)の感想です。

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2006/01/09

【感想】『ΠΛΑΝΗΤΕΣ』Last Phase「そして巡りあう日々」 on NHK-BShi

DVD『ΠΛΑΝΗΤΕΣ』1 4:3&16:9コンパチブルトゥルーハイビジョン番組の完成型は、既に存在していた。

 2005年 5月 9日(月曜日) 19:30:00
 BS103ch NHK-BShiにて、『ΠΛΑΝΗΤΕΣ』(監督:谷口 悟朗)を初めてHD(ハイビジョン放送)で観たときの衝撃は、こうしてトゥルーハイビジョン放送でのLast Phase(最終回)を迎えた今でも忘れません。

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2005/10/20

【5.1ch】『フルメタル・パニック! The Second Raid』Scene13「つづく日々」

『フルメタル・パニック! The Second Raid』DVD-BOX<初回限定生産>『フルメタル・パニック!
 The Second Raid』

  (監督:武本 康弘)

 2006年に入ってからのエントリアップをお許し下さい。

 SD(標準放送)でLB(レタボックス)ながら、迫力の5.1chサラウンドステレオ放送で自分を愉しませてくれた『フルメタル・パニック! The Second Raid』も、今回でいよいよ最終回。

 サブタイトルは"つづく"なのですが、今回で見事なまでの"最終回"です。

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2005/09/12

ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪

撲殺天使ドクロちゃん(6) ということでいよいよ最終回!

 こういったギャグもののお約束として、最後はお涙頂戴で締めるというのがありまして、『撲殺天使ドクロちゃん』(監督:水島 努)もそのパターンでいくのかな?と思っていたら、本当にそのパターンできました。(^^)
 お約束は外さない。
 だけどそのお約束は、たいへん心地の良いものでした。
 お約束を退屈せずに魅せられるというのは、作品としてたいへん高いレベルであったからこそだと思います。
 思いますが・・・
 やはり『撲殺天使ドクロちゃん』は、常に何もかもをやりすぎているので、余り高いレベルには見えないかな?
 WEBアニメスタイルミニインタビュー記事にも水島監督自身の言葉で、「あれは最もそっち方向の、行き着いたところですね(笑)。」とありますから。

 それにしても今回は最終回ということもあり、撲殺シーンの長いこと長いこと。
 最期のなんて、一分間ぐらいあったんじゃないかと思うぐらいに長かったです。
 そしてその後の、ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪も最終回用の特別版で、ぴぴるぴるぴるぴぴるぴるぴるぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪と、いつもより多い目に呪文詠唱(?)がありました。

 確かに『撲殺天使ドクロちゃん』は面白い!
 だけど・・・
 正直にいうと、その宣伝番組であるはずの、『木工ボンド部 Presents 千葉紗子の「びん・かん ドクロちゃんねる」』の方が断然面白い!
 特に人生相談が…相談内容もさることながら…ざっくばらんな受け答えがまた凄い。(笑)
 TE-A Room は東芝エンタテインメントのサイトなので、DVDの最終巻発売とともに、配信されている番組は終了していくのですが、『ドクロちゃんねる』は何とかして続けて欲しいです。
 以前、TE-A Room とわう*アニで配信されていた『グレネーダー ~ほほえみのネットラジオ~ 高橋美佳子と中井和哉の「ご一緒しませんか?」』は、松竹の宣伝費で『グレネーダー ~ほほえみのネットラジオ~ 高橋美佳子と中井和哉の「ご一緒しませんか?」マンモス ぱぉーん』として、期間限定ではありますが復活しました。
 こんな感じで『ドクロちゃんねる』を、末永く聴き続けたいです。

 ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪


 それでは、よしなに。(敬称略)

 P.S. 『ドクロちゃんねる』にて、水島努さんが水島精二さんのことを「兄貴」と呼ぶから、てっきり兄弟だと信じてしまったじゃないか!(笑)
 自分も釘宮理恵さん宜しく、水島さんに騙されてしまいました。

 P.S.のP.S.末永くなんてタイプした矢先に、2005/09/27(Tue)配信分の第36回放送にて、最終回になってしまいました・・・

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2005/07/06

【感想】『LOVELESS』Ep.12「ENDLESS」

『LOVELESS』(3) ということで、しばらくアップしていなかった『LOVELESS』(監督:紅 優)の感想ですが、最終回ぐらいはアップしようと思います。

 『LOVELESS』の中で一番印象に残っているのは、江夜(CV:釘宮 理恵)と倭(CV:かかず ゆみ)の絡みです。

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2005/06/30

【感想】『フタコイ オルタナティブ』最終話「3人でいたい」

フタコイオルタナティブ The novel さて、思い知れ、関東地方!(笑)も、いよいよ最終話。

 これからも自分は、関東地方よりも先行する番組を待っています!

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2005/06/21

【感想】『英國戀物語エマ』第十二章~スズラン~

エマ(4) さて、いよいよ最終章の『英國戀物語エマ』(監督:小林 常夫)。

 それにしてもだ。
 TVA(テレビ愛知)に続いての早さで観られているTVO(テレビ大阪)での『フタコイ オルタナティブ』(総監督:逢瀬 祭)の放送とは異なり、tvk(テレビ神奈川)の放送から遅れること二日のSUN(サンテレビジョン)で観ていた『英國戀物語エマ』は、他のブログからのネタバレ回避がとっても辛かったです。
 半ばどうでもいい作品ならともかく、『英國戀物語エマ』は自分にとって、とても大切な作品でした。
 ですので毎週、それこそ必死でネタバレ回避に努めていました。

 さて、そんな環境で観ていた『英國戀物語エマ』のラストは、実に誇り高かったと思います。
 正直にいうと、エマ(CV:冬馬 由美)の後を追っていたウィリアム(CV:川島 得愛)が、駅のプラットフォーム上でようやく追い付いたときには、人目も憚らず力強くエマを抱き締めて、「行くな!」と叫ぶウィリアムを勝手に想像していました。
 ところが実際には、エマの方から「ありがとうございました」といわれてウィリアムはもうそれ以上、引き留めることはおろか、何も言葉を掛けることが出来なかった・・・
 こんなウィリアムを、「へたれ」といって非難することも出来るのですが、ここはもう一歩、作品に歩み寄りたいと思います。
 『タイタニック』(監督:ジェームズ・キャメロン)公開時に散々いわれたことですが、世間のより多くの人は、チープなラヴストーリーを求めています。
 先程、自分が想像していた「行くな!」なんていう台詞は、それこそチープもチープ。
 つまりそのチープなラヴストーリーを、自分は求めていたということです。
 対して『英國戀物語エマ』はどうだったかというと、そんなチープなラヴストーリーに陥ることなく、最後まで誇り高いラヴストーリーであり続けた。
 これはもしかすると、多くの視聴者の期待には応えていないのかも知れません。
 現に、「ウィリアムはジョーンズ家を捨ててエマの許へ」という自分の期待には、応えてくれませんでした。
 ですがそれこそが、『英國戀物語エマ』という作品の矜持だと自分は捉えています。

 19世紀末のロンドンに於ける、身分違いの恋。

 これを真面目に描き切ったからこその、『英國戀物語エマ』。
 これを最後まで描き切った小林常夫監督以下総てのスタッフに対して自分は、心から惜しみない拍手を贈りたいと思います。
 本当に良い作品をありがとう。

 これまでの小林常夫監督作品に於ける真面目さは、自分にとっては時として、堅苦しい代物でした。
 ですが『英國戀物語エマ』に於けるこの真面目さは、19世紀末のロンドンを描き切るのに、大いに貢献していたと思います。
 19世紀末のロンドンを知らない自分から観ても、そこはかとなくそれらしさを感じていましたから。

 また「最終章」とせず「第十二章」としたところから自分は、「第十三章」以降があるものと信じています。
 スズランが繋ぐ、エマとウィリアムの行く末を…



 さて最後になりましたが、『英國戀物語エマ』の感想をタイプするにあたり、以下のブログを自分のお気に入りに登録して参照させて頂いていました。

 「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋
 070-アーステイル-呼出し中
 Cosi Cosi
 KenjiMのブログ~アニメと野球と音楽と
 けん太のアニメ・コミック徒然草
 ここには全てがあり、おそらく何もない
 サブカルチャーに感想を
 ゼロから
 パズライズ日記
 月の砂漠のあしあと
 今日のブログ 明日のグラブロDESTINY
 深夜アニメ館
 吠刀光

 ありがとうございました。


 それでは、よしなに。(順不同、敬称略)

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2005/05/27

【感想】DC『ぷりてぃまにぃず』全3巻

ぷりてぃまにぃず(01)ぷりてぃまにぃず(02)ぷりてぃまにぃず(03)
 さて本日は、著者:栗橋伸祐さんの『ぷりてぃまにぃず』(03)の発売日。
 ということで早速、購入してきました。

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2005/03/25

【感想】『AIR』最終話「そら -air-」

DVD『UNDER17 FIRST LIVE TOUR FINAL「そして伝説へ…」』

「そして伝説へ…」


 いわずと知れた『ドラゴンクエストIII』(1988 ENIX)のサブタイトルであり、UNDER17のラストアルバムタイトルでもあります。

 最終話をもって『AIR』は、これを具現化しました。

 悪い意味で"伝説"となった作品は数あれど、こんなにも良い意味で"伝説"となった作品は数少ないと思います。


 メディアミックス展開ではなく、別のメディアを原作に持つ作品は、往々にして原作ファンからの評判は芳しくありません。
 小説は小説、映画は映画。
 そのメディア用に作られた作品の面白さは、なかなか他のメディアでは表現し切れないものと思います。
 ところがこの『AIR』は、その偉業を成し遂げました。
 文章主体の恋愛アドベンチャーである原作ソフトを、映像主体のアニメーション、それもTVシリーズで表現してみせた。
 いや、エンタテインメントとして恐らくは、原作ソフトを凌駕していたものと思います。
 多くの場合、同程度の出来映えであれば、原作の方がより評価される傾向にありますから。

 さて、自分は原作ソフト未プレイのため、その原作再現度の高さを享受することが出来ません。
 ですが皆さんの感想を拝見しますと、未プレイの方はもちろんのこと、プレイ済みの方からも、多くの賞賛の声が上がっています。
 奇しくもそれは、劇場版『AIR』(監督:出﨑 統)のそれとは、真逆の様相を呈しています。
 プレイ済みの方なら誰しも、『AIR』が映像化されるとこうなるだろうと、勝手な想像をしていたことでしょう。
 そしてその想像は各人に最適化され、各人にとってのベストイメージがそれぞれにあります。
 この各人が自由に思い描いたそれぞれのイメージを、たった一つの映像作品で満足させていくためには、それこそ各人が思い描いたイメージの十倍…
 いや、百倍を超えるエンタテインメントをぶつけていかないと、それは叶わぬことでしょう。
 何しろ、人の想像力は無限大ですから…

 ですがこの『AIR』の最終話は、多くの人から、賞賛の拍手をもって迎えられました。
 それも、何かが突出しての賞賛ではなく、全体としての賞賛です。
 総合芸術である映像作品が、その総合力をもって評価されているのです。
 そのことをこうして伝えることは、自分にもできるぐらい簡単なことです。
 ですが『AIR』はそれを映像作品で、それも斜陽産業といわれて久しいアニメーション業界内のビジネススキームで、実現してみせました。
 これはもう、"伝説"と呼んでもいいと思います。



 さて、原作ソフト、TVシリーズを問わず、ゴールシーンからラストまでのくだりについては、様々な解釈があるようですね。
 ということで、自分なりの解釈というと大袈裟ですが、TVシリーズを通して自分が感じたことを、ここに認めようと思います。

 自分が思う『AIR』のメインストーリーは、観鈴(CV:川上 とも子)が往人(CV:小野 大輔)と友達になろうとしたことを起点とし、晴子(CV:久川 綾)と本当の母子になったことを終点としています。
 つまり、友達がスタート、親子愛がゴールという解釈です。
 1000年前云々は大きな土台であり、決してメインストーリーではないと捉えています。
 その上でゴールシーンの後、晴子の回想シーンが明けると、カメラは枯れた向日葵と鰯雲(巻積雲)を捉えていました。
 向日葵が夏の季語、鰯雲が秋の季語なのからも判るように、これは夏が終わりを告げたということですね。
 つまりはこれは、一夏を駆け抜けた『AIR』というストーリーが終わりを告げたということになります。
 またこの鰯雲、自分の眼にはスチール写真に見えます。
 他にも敬介(CV:津田 健次郎)が仰ぎ見るもつれ雲(巻雲)も、スチール写真ではないのでしょうか?
 そのあと晴子がそら(CV:小野 大輔)に、「あんたは飛ぶんや!翼のないうちらの代わりに」というのは、視聴者に向けての「飛ぶんや!」ではないのでしょうか?
 晴子たち翼を持たない『AIR』の住人に、『AIR』という箱庭世界から飛び出すことは叶いません。
 ですが翼を持つ視聴者の我々には、『AIR』という箱庭世界から飛び出すことが出来る。
 そしてそらという男性視点は、大空に向かって飛び出し、スチール写真の向こうにあるであろう、現実世界へと帰っていった。
 新しい始まりを迎えるために。



 我が子よ、よくお聴きなさい。
 これからあなたに話すことは、とても大切なこと。
 私達がここから始める、親から子へと、絶え間なく伝えていく、長い長い、旅のお話なのですよ…
 私達は星の記憶を継いでいく。
 この星で起こる総ての事象を見聞き、母から子へと受け渡していく。
 星の記憶は、永遠に幸せでなければなりません。
 憎しみや争いで空が覆い尽くされた時、この星は嘆き悲しみ、総ては、無に帰すでしょう。
 いつの日か、滅びの時を迎えること。
 それも避けようのない結末。
 けれど最後は、星の記憶を担う最後の子には、どうか幸せな記憶を…

 この第一話の冒頭にもあったメッセージ。
 読み聞かせているのは、観鈴役の川上とも子さんですね。
 正直にいいますと、あの映像とも相俟って、リテラシの低い自分は、このメッセージを理解し切れていません。
 これは他の方の感想を拝見しながら、ゆっくりと咀嚼していこうと思います。



 そしてオーラス。
 「この海岸線の抜こうに何があるのか?」
 「彼等には過酷な日々を… そして僕等には、始まりを… さようなら…」
 これは少年(CV:矢島 晶子)が作り手の代表、少女(CV:野中 藍)が女性視点なのかな?と思いました。
 海岸線の向こうには現実世界があり、そこへ確かめに行こうと。
 彼等、つまり『AIR』の住人には、これから過酷な日々が与えられます。
 そして僕等、つまり現実世界の住人には、『AIR』を観終えた直後から、現実という時間が始まります。
 さようならをした作り手の少年は、女性視点である少女と手を繋いで、海岸線の向こうへと歩いていきます。
 そしてその少女は、『AIR』のタイトルロゴに重なる。
 タイトルロゴといえば、視聴者が作品と向き合ったとき、一番最初に眼に飛び込んでくる玄関のようなもの。
 その玄関にまで、女性視点を送り届けた作り手。

 『AIR』に限らずフィクションの創造主は、少しでも居心地の良い箱庭世界を作り出し、それを受け手に提供しようとします。
 だけどそれは、そのフィクションに永住して欲しいのではありません。
 受け手には、一時のエンタテインメントを、享受して欲しいのです。
 愉しみ終えた後は後腐れなく、リアルワールドへ戻って欲しいのだと思います。
 何故なら人は、逆立ちをしても絶対に、リアルワールドなしでは生きられないのですから。

 『AIR』の最終話は、居心地の良いフィクションから、明確にリアルワールドへ戻ることを表現しているように感じました。
 そのためのスチール写真であり、そのためのリアルな海岸線表現であると感じました。
 そう考えると、過剰とも思える晴子の「飛ぶんや!」演出だって、晴子が明確にフィクションの住人であることを、表現していたのではないのでしょうか?

 ここまでタイプしていて思ったのですが、もしかするとTVシリーズ『AIR』は、伝説でもまだまだ、役不足かも知れません。


「伝説から神話へ」



 これはいわずと知れた、『グラディウスIII』(1989 KONAMI)のサブタイトルです。

 神懸かりしTVシリーズ『AIR』は今、"神話"となった・・・


 それでは、よしなに。(敬称略)

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