『BSアニメ夜話』

2006/08/12

【感想】BSこだわり館『BSアニメ夜話』第7弾

コミックスペシャルカレンダー2007『鋼の錬金術師』 さて、久々のエントリは毎度お馴染みになりました、BSこだわり館『BSアニメ夜話』第7弾の感想です。
 今回のラインアップは以下の3作品になります。

第1夜『千年女優』
第2夜『勇者ライディーン』
第3夜『鋼の錬金術師』

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2006/05/04

【感想】BSこだわり館『BSアニメ夜話』第6弾

 こんばんは。
 5月 4日が「国民の休日」となる最後の日を、皆さんはどのように過ごされたのでしょうか?
 Wikipedia によりますと、来年からは 4月29日が「昭和の日」となり、代わって 5月 4日が「みどりの日」になるそうです。
 そして次の「国民の休日」は、2009年 9月22日(火曜日)の予定だそうな。

 さて、第5弾の感想をアップしていないのですが、今回の第6弾はGW中の放送ということもあり、久し振りに感想をアップしようと思います。

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2005/06/29

【感想】BSこだわり館『BSアニメ夜話』第4弾

・第1夜:『未来少年コナン』(監督:宮崎 駿)
未来少年コナン完全読本宮崎駿アニメのルーツ 判っている人は、だいたい判っていると思うのですが、自分は余り、ネームヴァリューに左右されません。
 それは宮崎さんも同様です。
 宮崎さんの新しい映画が公開されても、それはたくさんある映画の中の一つとしか思えません。
 ということで今回は別段、得るものがなかったです。

 あっ、他のマスコミではチヤホヤされている宮崎さんに対して、色々な人が、ロリコンだの何だのといっているところは、面白かったです。(^^)



・第2夜:劇場版『エースをねらえ!』(監督:出崎 統)
エースをねらえ!(全14巻セット)美装ケース入り 皆さんのお話を聞いていて思ったことは、この'79年当時の出崎さんは、精力的に活動をされていたのだろうということ。
 ですが、劇場版『AIR』に於けるその印象と、今回取り上げられた劇場版『エースをねらえ!』の印象には、それほど大差はありませんでした。
 つまり、歯に衣着せぬいい方をすれば、成長が見られないのです。
 ディスカッションの中でお名前の挙がった富野由悠季さんの今の作品は、きちんと現代の作品としての映像を備えています。
 ですが、出崎さんのそれは、過去のものにしか見えません。
 出崎さんは本当に今でも、精力的に活動されているのでしょうか?



・第3夜:劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』(監督:石黒 昇・河森 正治)
超時空要塞マクロスコンプリートガイド 今回のラインアップで一番期待していたのが、この『愛・おぼえていますか』です。
 今なお通用する、ハイクォリティアニメーション。
 しかもそれを当たり前の話ですが、CGを用いることなく映像化しています。
 これは驚異だと思います。
 あとは、エンディングのスタッフロールも見所だと思います。
 今では絶対に不可能な、当時だからこそ集結できたという面々が名を連ねています。

 しかしながら今回は、ゲストの人選がよくありません。
 板野さんがいらっしゃったのなら、どうしてそのお相手は飯島さんや土井さんではなく、深見さんなのでしょうか?
 逆に深見さんがいらっしゃったのなら、どうして取り上げる作品が『MACROSS PLUS』(総監督:河森 正治)ではないのでしょうか?
 その辺りが、勿体ないなぁという感じです。

 さて今回は板野さんがゲストということで、やはりディスカッションの中心は"板野サーカス"。
 ミサイル乱舞の原体験は、バイクに搭載したロケット(花火)ランチャ100連発!という話は、とっても面白かったです。
 やはり、映像作家の原体験の話は面白いですね。

 これからもこういったゲストを期待します。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/03/28

【感想】BSこだわり館『BSアニメ夜話』第3弾

・第1夜『新世紀 エヴァンゲリオン』(監督:庵野 秀明)
 こちらにテキストに起こされたものがあります。

 みやむ~こと宮村優子さんのお話が、たいへん興味深かったです。
 以前、JOQR『緒方恵美の銀河に吠えろ!』で緒方さんが、劇場版のラストシーンを再アフレコしたと、話されていました。
 その時には、「みやむ~と一緒に、最後の台詞を3時間掛けて録り直した」「魂が震える作品になった」と話されていました。
 また以前、OBC『宮村優子の直球で行こう!』では、みやむ~自身が"気持ち悪い"の台詞を生み出した話をされていました。
 そして今回、その生み出されたときに、庵野さんから投げ掛けられた質問が、みやむ~の口から語られましたが・・・
 (鴇羽舞衣風に)はぃ~?
 泥棒にいつでも犯される状況下で、第26話の冒頭宜しく、その泥棒がオナニーしたら…って、そりゃぁ誰でも気持ち悪いでしょう。(笑)
 でもあのラストシーンの台詞は、今でも「気持ち悪い」で良かったと思っています。

NHKにようこそ! それと滝本さんは、流石だなと思いました。
 岡田さんから「物書きとして言語化するとどうなるんですか?」と訊かれてもなお、「だって綾波ですよ?好きになるに決まってるじゃないですか」といい切った。
 あのぐらいでないと、オリジナリティある作品は生み出せないなと思う反面、彼の担当編集者は相当に腕の立つ人でないと、コントロールできないなと思いました。
 今度、『NHKにようこそ! Welcome to the N.H.K.』を読んでみようと思います。


・第2夜『映画 クレヨンしんちゃん「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」』(監督:原 恵一)

 動く藤原さんを初めて拝見しました。
 国生さんが藤原さんに、サングラスを外すよう促されたのも分かります。
 それで出演者の皆さんが、余りにも薦めるものですから、先程この映画の予約を入れました。
 2005/04/02(Sat)10:10~WOWOWでの放送です。
 でも、ステレオ放送なのが玉に瑕ですね。
 5.1chサラウンドステレオにして欲しいです。
 ところで、録画は出来ても、いつ観られる時間が出来るんだろう?
 ちなみに自分は、1975年生まれですので、大阪万博を知りません。
落語は最高のエンターテインメント見る読む落語入門 ですが元実家は千里中央ですし、今でも茨木在住ですので、太陽の塔を始めとする万博記念公園には馴染みがあります。
 果たしてこんな自分にも、この映画が愉しめるのでしょうか?

 それと志らくさんは、他人の映画を貶して溜飲を下げる、ステレオタイプな人と感じました。
 あれで彼の落語は、本当に面白いのでしょうか?


 さて、頑張って観てみました。
 ステレオ放送だったのですが、劇場版の名に恥じることのないDレンジの広さで、非常に聴き応えがありました。
 ですが、やはり大阪万博の洗礼を受けていない自分には、そこまでのものを感じることが出来ませんでした。
 出演者の皆さんが、あれだけ熱くこの映画を薦めていたのは、大阪万博という原体験があったからだと思います。
 唐沢さんがいわれていたように、これは大人向け、それも1970年以前に生まれた方向けの映画なんだと思います。


・第3夜『新造人間 キャシャーン』(総監督:笹川 ひろし)

 否定される方もたくさんおられるようですが、自分は『CASSHERN』(監督:紀里谷 和明)を、素晴らしい映画であると思っています。
 詳細はこちらをご覧下さい。
 それでこの原作の方は観たことなかったのですが、前述の『CASSHERN』とは、随分と趣の違う作品ですね。
 何となくですが、原作にぞっこんの方が「こんなのはキャシャーンではない」といわれていたのが、分かるような気がします。


 それでうちのNHK-BS2視聴環境では、BSディジタルよりもBSアナログの方が、映像も音声もハイクォリティです。
 また自分の眼には、TOSHIBA RD-X3のD端子出力よりも、Victor HR-X7のS端子出力の方がハイクォリティに見えます。
 ですのでうちでは、BS2のみ、X7で視聴しています。
 ちなみに音声は、コアキシャル端子で、DENON AVC-A1SRに接続しています。(詳細はプロフィールページにて)
 今回の放送も残念ながら、Aモードステレオだったのですが、それでも音が非常に良かったです。
 観慣れているEVAの映像は、ダビングが繰り返されているためもう一つだったのですが、音声の方は低音がきちんと出ていて、とても心地良かったです。
 また、大槻ケンヂさんの「たたかえ!キャシャーン」の熱唱も、実に良かったです。
 あのカラオケは当時のものだと思うのですが、30年前のものとは思えない分厚い中音が、とても心地良かったです。
 とにかく、音の良さに驚かされたのが、今回の『BSアニメ夜話』でした。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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