さてこの感想は、15日(月曜日)にタイプしています。
最初、前回の次回予告を観たときには、シチリアでブルーノ(CV:郷田 ほづみ)を追い詰める話かと思っていました。
ところが当のブルーノは、Scene05開始早々、マオ(CV:根谷 美智子)の色香に落ちて、お縄に…
じゃぁ今回の見せ場は何なんだと思っていたら、メインはカニカッティを舞台としたブルーノを抱えての、シチリアマフィアからの逃走劇でした。
観ていて気持ちの良い、華麗な逃走劇カーチェイス。
こういった映像を観ていると、いつも思うことがあります。
それは、5.1chサラウンドステレオ放送が云々、3DCGIの重力演算が云々といっても、こうして観ているだけで愉しい映像の前には、それらの云々はナンセンスだなぁということです。
そのぐらい今回のカーチェイスシーンは、観ていて愉しかったです。
スカッ!としました。
この感覚は、TVシリーズ『AIR』(監督:石原 立也)の第八話「なつ -summer-」や、『dancing blade かってに桃天使!』(1998 KONAMI)に通ずるものです。
本当はここに、前作である『フルメタル・パニック? ふもっふ』(監督:武本 康弘)を挙げるのが妥当なのでしょうが、いかんせん自分は1話しか観ていないため、今回は控えました。
あと、自分が個人的に気持ちよかったのは、クルツ(CV:三木 眞一郎)の気障な台詞です。
ああいった台詞は、ギャグとして以外では、なかなか作品の中には持ち込めないものです。
ところがそれを『フルメタル・パニック! The Second Raid』(監督:武本 康弘)は、あっさりと作品内に持ち込んできた。
しかもその気障な台詞を語るのは、気障な台詞をいわせれば右に出る者はいないであろう、三木眞一郎さん。
いいね。
特にギャグではないのが、凄くいいです。
クルツは元々、気障な台詞をケロッというようなキャラクタですし、あのシチュエーションならケロッといえるでしょうし、何よりCVはあの三木眞一郎さんです。
もう、いうことないですね。
さてここで少しだけ、WOWOWに対して苦言を呈したいと思います。
恐らく、過半数の視聴者は気にならない(その環境にない)と思うのですが、本編の5.1chサラウンドステレオ放送と、CMの2chステレオ放送の音量差があり過ぎです。
5.1chサラウンドステレオ放送を2chステレオ放送にミックスダウンすると、丁度良い音量なのかも知れません。
ですが、5.1chサラウンドステレオ放送は音量が小さく、2chステレオ放送は音量が大き過ぎます。
当たり前のことですが、観ているときは本編に音量を合わせています。
そしてCMに入った瞬間、余りの音の大きさに慌てて、ヴォリュームを絞っています。
こういった現象は、ANIMAXでは日常茶飯事でして(苦笑)、適当な放送局(?)は適当だなぁと思っていたのですが、まさかWOWOWでもこんな目に遭うとは思ってもみませんでした。
取り敢えず先程メールで、WOWOWに問い合わせてみました。
すると、WOWOWカスタマーセンターより返信がありました。
こちらからの送信から約14時間後の返信というは、なかなかのレスポンスだと思います。
さて、その内容はといいますと、
お問合せの音量の件につきまして、当番組に限らず、弊社WOWOWにてお送りしております番組は、基本的に権利元より提供された映像素材に手を加えずにお送りするよう努めており、番組により音声レベルが低い場合がございます。何卒、ご了承下さい。
今回、お寄せいただきましたご意見・ご要望は担当者に申し伝えます。
とのこと。
どうやらWOWOWには、CMパートも込みで、映像素材が納品されているようです。
ということでこれは、どこに問い合わせたらよいのでしょうか?
京都アニメーションはアニメーション制作だから、CMパート込みの映像素材を制作しているのは、やはり富士見書房?
でも映像関連だから、ハピネット・ピクチャーズ?
いやいや、あちらは1作目の販売元だから、こちらはKLOCKWORXかな?
うーん、こういった場合は、どうしたいいのでしょう。
それでは、よしなに。(敬称略)
P.S. 前回のエントリのP.S.で、"宗介"について指摘したのですが、TBを頂いているブログでも未だに、誤字のままのところをたくさん見掛けます。 自分のエントリって、読まれてないのかな?
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