アニメーション

2008/03/28

【感想】TVシリーズ『CLANNAD -クラナド-』最終回「影二つ」

DVD『CLANNAD -クラナド-』Vol.4初回限定版TVシリーズ
『CLANNAD -クラナド-』

(監督:
石原 立也)

 いつもはMBS(毎日放送)で4:3版を観て、その後のBS-iで16:9版を観ておりましたが、今回はいろいろとありまして先に、埼玉県内にてTBS(東京放送)で4:3版を視聴しました。

 その後はいつものように、BS-iで16:9版を視聴しました。


 さて、その感想ですが、非常に良かったと思います。
 ですがたいへん贅沢な話なのですが、何となくもの足らない感といいますか、喰い足らない感があります。
 自分が持っている判断基準の一つに、観終えた後に「さぁもう一度最初から観ようか?」と思えるかどうか?といったものがあります。
 この基準からいうと今回の「影二つ」には、残念ながらそこまでのものがありませんでした。

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2008/01/21

画質や音質が作品内容に与える影響について…

『雲のむこう、約束の場所 -The place promised in our early days-』COMPLETE BOOK『雲のむこう、約束の場所 -The place promised in our early days-』
  (原作・監督:新海 誠)

 お久し振りです。

 たまにはエントリをアップして、生きていることをアピールしないとね。


 さて今回のお題は、画質や音質の良し悪しが、作品内容に与える影響についてです。

 2007年12月 1日(土曜日)に開局にしたBS11デジタルは、そのラインアップの豊富さから、自分が今、注目している放送局です。

 既にたくさんの作品が放送されていますが、今回はその中から、昨年末に放送された『雲のむこう、約束の場所』と、今年から放送が開始された『GUNSLINGER GIRL』を取り上げます。

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2007/12/28

【感想】TVシリーズ『CLANNAD -クラナド-』第10回「天才少女の挑戦」(16:9と4:3の両立)

『CLANNAD -クラナド-』~光見守る坂道で~【初回限定版】TVシリーズ
『CLANNAD -クラナド-』

 (監督:石原 立也)

 さて今回は正月休みをフルに活かして、MBS(毎日放送)版(4:3)とBS-i版(16:9)を比較視聴を行いました。

 これぞ、正月休みの極みですね。(^^)

 もしかすると第9回以前から、こういった編集が行われていたのかも知れませんが、この第10回では、CMインアウトの『CLANNAD -クラナド-』クレジット以外にも、撮影(コンポジット)からやり直しているシーンが幾つかありました。


 というか、これだけの手間を撮影に強いるのであれば、最初から地上波でもレターボックスで放送すれば良いのだと思います。

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2007/12/21

【感想】TVシリーズ『CLANNAD -クラナド-』第9回「夢の最後まで」 on BS-i

CD『CLANNAD -クラナド-』オープニングテーマ「メグメル ~cuckool mix2007~」TVシリーズ
『CLANNAD -クラナド-』

 (監督:石原 立也)

 このエントリは、Akihiro Inda.の平凡な感想を淡々と認める物です。

 過度の期待はしないでください。

 あと、部屋は明るくして、パソコンから1メートルは離れて読みやがって下さい。 ♪BGM『夢航海路』(唄:みなみけ3姉妹)


 ということで、先週のMBS(毎日放送)版(4:3)に引き続き、今週はBS-i版(16:9)の第9回「夢の最後まで」を鑑賞しましたので、その感想を認めます。

 なお、このエントリは必ず前回のエントリをお読みになってから、読み進めて下さい。

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2007/12/16

【感想】TVシリーズ『CLANNAD -クラナド-』第9回「夢の最後まで」 on MBS

DramaCD『CLANNAD -クラナド-』Vol.1 古河 渚TVシリーズ
『CLANNAD -クラナド-』

 (監督:石原 立也)

 このエントリは、Akihiro Inda.の平凡な感想を淡々と認める物です。

 過度の期待はしないでください。

 あと、部屋は明るくして、パソコンから1メートルは離れて読みやがって下さい。 ♪BGM『夢航海路』(唄:みなみけ3姉妹)


 ということで、たいへんお久し振りです、『みなみけのみなきけ』です。
 ようやく溜まっていた未視聴番組を消化できましたので、『CLANNAD -クラナド-』の感想を認めます。

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2007/10/29

【感想】TVシリーズ『CLANNAD -クラナド-』(16:9と4:3の両立)

『CLANNAD -クラナド-』2008年カレンダーTVシリーズ『CLANNAD -クラナド-』
 (監督:石原 立也)

 『たこーすけの、ちょろっと感想』でお馴染みのたこーすけさんからの熱い要望を受けて(←誇張表現)、TVシリーズ『CLANNAD -クラナド-』の感想を認めます。

 MBS(毎日放送)の4:3で第3回までと、BS-iの16:9で第1回を拝見をした上で、この感想をタイプしています。
 あっ、自分は当然のように、Webラジオ「渚と早苗のおまえにレインボー」を聴いています。


 何しろ自分は、ラジオが中心ですから…

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2007/09/27

【感想】TVシリーズ『School Days』第十二話「スクールデイズ」

TVシリーズ『School Days』オープニングテーマ「イノセント・ブルー」『School Days』
 (監督:元永 慶太郎)

 いやはや…

 この『School Days』という名のは、正真正銘本物のでした。

 「蓼食う虫も好き好き」とはいえ、ここまでのに成長するとは、誰も思っていなかったことでしょう。

 他にもすることがたくさんあるのですが、今は最優先事項でこの『School Days』の感想を認めたいと思い、このエントリをタイプしています。

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2007/08/18

【感想】TVシリーズ『School Days』

『School Days』01 初回受注限定生産 CD付『School Days』
 (監督:元永 慶太郎)

 久々の更新です。

 ようやくブログ更新の時間を、捻出できました。

 さて、今一番面白いのは、なんといっても『School Days』ですね。

 このドロドロさ加減が嫌いな人は、1分たりとも観ていられないこの作品。
 だけどこのドロドロさ加減が堪らない人には、珠玉の作品ですね。
 蓼食う虫も好き好き。 自分はが大好きです。

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2007/07/02

【感想】『うたわれるものらじお』番外編

『うたわれるもの』散りゆく者への子守唄 公式ガイドブック『うたわれるものらじお』
 (ディレクタ:日高 殖充)

 よもや最終回の翌週に、番外編が配信されているとは思いませんでした。

 いやぁ~、配信終了前に気が付いて、ホントに良かったです。

 やはり、インターネットラジオステーション<音泉>は、常日頃からチェックしておかないとダメですね。

『Radio School Days』に間に合って良かったです!)

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2007/06/25

【感想】『うたわれるものらじお』最終回

ラジオCD『うたわれるものらじお』Vol.1『うたわれるものらじお』
   (ディレクタ:日高 殖充)

 約一ヶ月振りに、新しいエントリをアップします。

 ということで、あんなにも愉しかった『うたわれるものらじお』が、第51回をもって最終回を迎えました。

 まずはりきちゃんゆずちゃん、お疲れ様でした。

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2007/05/26

【感想】『らっきー☆ちゃんねる』遂に登場!柊姉妹!

DVD『らき☆すた』(1) 完全初回限定生産 CD,CD-ROM付『らっきー☆ちゃんねる』
 ナビゲーター:小神 あきら
 アシスタント:白石 みのる

[第21回] (JOCR558KHz放送分)

 さて今回の『らっきー☆ちゃんねる』では、クロスメディアエンタテインメントが一気に加速!

 遂に『らき☆すた』(監督:武本 康弘)から、柊 かがみ(CV:加藤 英美里)、つかさ(CV:福原 香織)姉妹が登場しました。

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2007/05/05

【感想】『らっきー☆ちゃんねる』クロスメディアエンタテインメントへの誘い

『もってけ!セーラーふく』『らっきー☆ちゃんねる』
 ナビゲーター:小神 あきら
 アシスタント:白石 みのる

[第18回]
 『男の子の憧れだったりしますから。』

 今回は、『らき☆すた』(監督:山本 寛)第04話「やる気の問題」内の『らっきー☆ちゃんねる』を受けた内容になっていました。


 具体的には、月刊コンプティーク11月号で募集した「小神あきら おしゃれ化計画」を受けて、引き続き、埼玉県幸手市 チェリーさんからのお葉書にあった、ツインテールの話題を引っ張っていました。
 確かに作中で、「続きはホームページ、またはラジオで話し合いましょう」とはいっていたけど、まさか本当に続きをラジオでやるとは…

 これぞ、クロスメディアエンタテインメントの面目躍如ですね。

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2007/04/11

【感想】『らき☆すた』第01話「つっぱしる女」"無"→"有"

『らき☆すた』おきらくBOX 泉こなた編 フィギュア付き限定版『らき☆すた』
  (監督:山本 寛)

 相変わらず、話題作りには事欠かない、京都アニメーション作品。

 今回はその最新作『らき☆すた』第01話「つっぱしる女」(脚本:待田 堂子)の感想にかこつけて、ちょっとだけ自分の思っていることをタイプしてみます。

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2007/03/24

【感想】『アイドルマスター XENOGLOSSIA』@nifty限定ネット試写会

CD『アイドルマスター XENOGLOSSIA』春香とやよいの弥生式らじお主題歌「恋だもん~初級編~」『アイドルマスター
  XENOGLOSSIA』

    (監督:長井 龍雪)

 「1,000名限定」とのことでしたが、競争率はどのくらいだったのでしょうか?

 ということで自分は運良く当選できましたので、早速、第1話「上京ペンギン」(脚本:花田 十輝)を観てきました。


 ちなみに自分は、OBC『THE iDOL M@STER RADIO』(Sun 23:00~23:59)を愉しく拝聴しているぐらいでして、特にこれといって『THE iDOL M@STER』(2003 2007 NBGI)に思い入れはなかったりします。
 ですが、『春香とやよいの弥生式らじお』はきちんと聴いております。

 自分の基本はラジオなので…

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2007/03/16

【感想】『Kanon』最終話「夢の果ての追復曲 ~kanon~」

『Kanon Standard Edition』『Kanon』
 (監督:石原 立也)

 いよいよ最終話を迎えた『Kanon』。

 サブタイトルは「夢の果ての追復曲 ~kanon~」

 いよいよオーラスにして、メインタイトルである『Kanon』が、サブタイトルに組み込まれました。


彼らは夢の果てに、いったい何を観たでしょうか?

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2007/03/09

【感想】『Kanon』第23話「茜色の終曲 ~finale~」

Kanon Original Soundtrack『Kanon』
 (監督:石原 立也)

 自分には今、「"不朽の名作"をリアルタイムに体験している」という自覚があります。

 本当の本当にこの『Kanon』が"不朽の名作"であるか否かは後世が判断することなのですが、その後世が「"不朽の名作"である」と判断するに違いないと思える材料が、この第23話「茜色の終曲 ~finale~」には詰まっていました。

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2007/03/02

【感想】『Kanon』第22話「追想の交響楽 ~symphony~」

Kanon AIR Piano Arrange Album「Re-feel」『Kanon』
 (監督:石原 立也)

 『Kanon』はこんなにもキツい物語だっただろうか?…

 水瀬 名雪(CV:國府田 マリ子)と相沢 祐一(CV:杉田 智和)の乗ったタクシーが、ゆっくりと事故現場横を通り過ぎるアヴァンタイトルは、精神的にキツかったです。
 自分は遙か昔に、Dreamcast版『Kanon』の舞シナリオとあゆシナリオを最後までプレイしているのですが、こんなにもキツかった覚えはありません。

 そして、ここに来て再登場した沢渡 真琴(CV:飯塚 雅弓)にも、全く覚えがありません…

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2007/02/23

【感想】『Kanon』第21話「君のいない輪舞曲 ~ronde~」

DVD『Kanon』PRELUDO<初回限定版>『Kanon』 (監督:石原 立也)

 今回の第21話「君のいない輪舞曲 ~ronde~」は、余りにも衝撃が大きかったので、久し振りに『Kanon』の感想をタイプします。

秋子...

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2007/02/19

【感想】『シンフォニー』(VICL-35898)

『ウンディーネ』牧野由依『シンフォニー』
  唄:牧野 由依
 作詞:伊藤 利恵子
 作曲:北川 勝利
 編曲:桜井 康史

 思うところがありまして、この『ウンディーネ』のc/w『シンフォニー』の感想をタイプします。

 思いっ切り旬を外しているのですが、初めて聴いたときのことを思い出しながら、タイプしてみます。

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2007/01/01

【頌春】あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。

 旧年中は、『Kanon』(監督:石原 立也)の感想をうまくアップできませんでした。 今年こそは、きちんと感想をアップできるような、そんな私生活を組んでいきたいと思います。

 今年も宜しくお願いします。

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2006/12/08

【感想】『Kanon』第10話「丘の上の鎮魂歌 ~requiem~」

美汐との密会『Kanon』
 (監督:石原 立也)

 またまた、『Kanon』の舞台となった場所をご紹介します。

 左の写真が、第9話で祐一と美汐が密会していた陸橋のモデルとなります。
(RICOH CaplioR5 2006/12/03 16:38 ISO:100 WB:AUTO F3.3 1/45)

 このエントリは、2007年 1月 3日(水曜日)にアップしています。

 アップがたいへん遅くなってしまいました、ごめんなさい。
 また、第8話「追憶の幻想曲 ~fantasia~」、第9話「子狐の子守歌 ~berceuse~」の感想は、このエントリに代えさせて頂きます。
 予めご了承下さい。

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2006/11/26

SoftBank911SH&『COYOTE Ragtime Show』

Softbank911sh

 最近、『Kanon』(監督:石原 立也)の感想をなかなかタイプできていないのですが、取り敢えず近況報告を兼ねて、このエントリをアップします。

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2006/11/19

【感想】SOS団-1 on 『青春ラジメニア』

CD『Breakthrough』

 さて今回の『青春ラジメニア』のゲストは、『涼宮ハルヒの憂鬱』(監督:石原 立也)から、SOS団のお三方です。

 といいたかったのですが、皆さんご存じのように、平野 綾さんは現在、過労のため休養中とのことです。
 ですので今回は、SOS団-1ということで、後藤 邑子さんと茅原 実里さんのお二人が出演されていました。

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2006/11/17

【感想】『Kanon』第7話「家出と仔猫の遁走曲 ~fuga~」

ルテプラザ『Kanon』
  (監督:石原 立也)

 朝夕はグッと寒くなり、暦はもうすっかり12月となってしまいました。

 今頃になってからの感想アップをお許し下さい。
 そのお詫びといっては何ですが、沢渡 真琴(CV:飯塚 雅弓)がピロをポイ!するという衝撃シーンの舞台、京阪守口市駅前の写真を、また撮ってきました。
 写真をご覧の通り、実際は「テルプラザ」なのですが、本編では「ルテプラザ」となっていました。

(RICOH CaplioR5 2006/12/03 16:33 ISO:AUTO WB:AUTO F4.2 1/45)

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2006/11/10

【感想】『Kanon』第6話「謎だらけの嬉遊曲 ~divertimento~」

DVD『Kanon』(1)『Kanon』 (監督:石原 立也)

 『涼宮ハルヒの憂鬱』(監督:石原 立也)には、『桜蘭高校ホスト部』(監督:五十嵐 卓哉)という、もう一つのハルヒがありました。

 そして『Kanon』には、『金色のコルダ ~primo passo~』(監督:於地 紘仁)という、もう一つのカノンがあります。

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2006/11/03

【感想】『Kanon』第5話「魔物たちの小夜曲 ~serenade~」

公認アンソロジードラマCD『Kanon ~カノン~』沢渡真琴・空の名前『Kanon』 (監督:石原 立也)

 さて今回は、ミーハーにいってみようと思います。




「あってたまっクチュンッ!!」


 すいません。
 飯塚雅弓さんの好演も相俟ってこれ、かなりいいです。
 やべぇなぁ、『NOёL -NOT DiGITAL-』(1996 PIONEER LDC Inc.)の岡野由香以来、久しぶりに飯塚さんのキャラクタにハマりそうだ。
 もしかするとこれが世にいうところの、"萌え"という感情なのだろうか?…

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2006/10/27

【感想】『Kanon』第4話「休日の奇想曲 ~caprice~」

DVD『Kanon』(1)『Kanon』 (監督:石原 立也)

 サブタイトルにもある休日

 TBの日付を見て頂ければ分かるのですが、このエントリは11月11日(土曜日)にアップしています。
 そういえば今日は、PS3(PLAYSTATION3)の発売日でしたね。

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2006/10/20

【感想】『Kanon』第3話「記憶のない組曲 ~partita~」

DVD『Kanon』PRELUDO<初回限定版>『Kanon』 (監督:石原 立也)

 サブタイトルにもある記憶

 自分も随分前にプレイしたDreamcast版『Kanon』の記憶を辿りながら、この作品をリアルタイムで鑑賞しています。

記憶のない女の子…
何を落としたのか思い出せないあゆ…
そして、7年前のことを覚えていない俺…

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2006/10/13

【感想】『Kanon』第2話「雪の中の入祭唱 ~introit~」

『Kanon』京阪守口市駅『Kanon』
  (監督:石原 立也)

 第1話の感想を拝見すると至る所で、あのファーストシーンは京阪守口市駅だといわれていました。

 京阪守口市駅は自宅から、10kmも離れていないところにあります。
 そして今月の初めには念願の、RICOH CaplioR5 を購入しました。 となると、ここから導き出される答えはただ一つ!

 ということで良く晴れた日曜日の昼下がりに早速、その京阪守口市駅にまで行ってきました。

(RICOH CaplioR5 2006/10/15 15:19 ISO:AUTO WB:AUTO F3.3 1/440)

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2006/10/07

【感想】『うたわれるものらじお』 on ラジオ関西

『うたわれるもの』 DVD-BOX 章の一

 未だに9月29日(金曜日)配信分の第13回を聴けていないのですが、そのことがとってもとっても悔しいので、先にラジオ関西で先に放送された、第14回の感想をアップします。

 ラジオ関西の電波が受からない皆さんへ、「どうだ、羨ましいだろう!」とかいってみます。
(これは未だに第13回を聴けない奴の戯れ言ですので、さらっと聞き流して下さい)

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2006/10/06

【感想】『Kanon』第1話「白銀の序曲 ~overture~」

DVD『Kanon』PRELUDO<初回限定版>『Kanon』 (監督:石原 立也)

 どこまでも高く、どんどん高見に上り詰める京都アニメーション作品。

 この『Kanon』はまさに、そんな言葉がピッタリな作品でした。

「行くぞ、名雪」
「―――うん」

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2006/10/01

「箱根の皆さ~ん、浪川です!宜しくお願いします!」on『青春ラジメニア』

中原麻衣 コンセプトミニアルバム『ファンタジア』中原 麻衣 さん

 本日、10分遅れでスタートしたラジオ関西『青春ラジメニア』の今夜のゲストは、『うたわれるもの』(監督:小林 智樹)のユズハ役でお馴染みの中原 麻衣さんでした。

 自分のように『うたわれるものらじお』の洗礼を受けたリスナーからすると、中原さんに訊きたいことはアレしかありません。(笑)

 そして中原さんは、その期待に見事に応え、「箱根の皆さ~ん、浪川です!宜しくお願いします!」のことを話されていました。

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2006/09/25

【感想】『うたわれるものらじお』さぁや(^^)

さぁやこと、大原 さやかさん最高!

『ぽぽらじ』~ぽぽらじっぽいCD2

 流石は『ぽぽらじ』でますみんこと、浅野 真澄さんにダークサイドを開花させられたさぁやさん、じゃなかった、さぁやだけのことはある!

 ただのゲスト出演では収まらず、なんと番組ジャックを敢行。
 ゆずちゃんこと柚木 涼香さんのパーソナリティの座を、見事に奪ってしまいました。


 嗚呼、ただでさえもタジタジのりきちゃんこと小山 力也さんが、完全にさぁやに呑み込まれているよ。

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2006/09/24

【感想】『涼宮ハルヒの憂鬱』on『青春ラジメニア』

平野 綾 3rd Single 『明日のプリズム』平野 綾 さん

 本日、25分遅れでスタートしたラジオ関西『青春ラジメニア』の今夜のゲストは、『涼宮ハルヒの憂鬱』(監督:石原 立也)でお馴染みの平野 綾さん

 この中で平野さんが、『涼宮ハルヒの憂鬱』第12話「ライブアライブ」のことを話されていました。

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2006/09/18

【感想】『うたわれるものらじお』箱根の皆さ~ん!

『うたわれるもの』オープニングテーマ~夢想歌

 #09,#10とフルスロットルだった『うたわれるものらじお』ですが、今回の#11は非常に落ち着いた番組内容というか、ゆずちゃんこと柚木 涼香さんの盛り上がっているんだけど、いつもよりも遙かに落ち着いた手弱女ぶりが、とっても印象的でした。

 いや、これは単に、これまでの放送がはっちゃけ過ぎていただけですね。(苦笑)

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2006/09/09

【感想】『うたわれるものらじお』子供の頃の~♪

『うたわれるもの』(1)

 前回に引き続き、今回も軽快に飛ばしているインターネットラジオステーション<音泉>内で好評配信中の、『うたわれるものらじお』#10。

 いやぁ~それにしても、いったい何回、ぴー音代わりの「(剣戟音)子供の頃の~♪」が流れたのでしょうか?!(爆笑)

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2006/09/08

【感想】『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』第13話「最後の仕事」無料開放!

『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』SPECIAL 特別限定版<初回限定生産>「That Others May Live
―他を生かすために」

 『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』(監督:桜美 かつし)ファンならずとも、今すぐ全員AIIへ駆け付けろ!

 9月 8日(金曜日)~ 9月19日(火曜日)12:00までの期間限定で、TV未放送の第13話「最後の仕事」(脚本:水上 清資、演出・絵コンテ:大畑 清隆)が無料開放されています。


 これでDVDを購入せずとも、第13話「最後の仕事」が観られます。
 ということで自分も早速、鑑賞させて頂きました。
 これ以下にはネタバレ感想が続きますので、読み進める前には是非とも、無料開放の第13話「最後の仕事」をご覧下さい。

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2006/09/02

【感想】『うたわれるものらじお』にゃん!

『うたわれるもの』オリジナルドラマ~トゥスクルの皇后~

 今回のエントリは、インターネットラジオステーション<音泉>内で好評配信中の、『うたわれるものらじお』ですにゃん!

 普段はこんなエントリをアップすることはないのだけれど、今回の『うたわれるものらじお』#09が余りにも面白かったので、喜びころこび欣喜雀躍しながら書き込んでますにゃん!

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2006/08/29

【Blu-ray】TVシリーズ『AIR』発売延期…

『AIR』Blu-ray Disc BOX

 さて、AV Watch「アニメ、『AIR』BD-BOXの発売が約1カ月延期-11月1日から12月6日に延期。アプコンに変更なし」という記事によりますと、残念ながら『AIR』Blu-ray Disc BOX の発売日が、約一ヶ月ほど延期されたそうです。

 発売延期も残念ですが、アプコンに変更なしも本当に残念です。

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2006/08/19

【Blu-ray】TVシリーズ『AIR』の映像は…

『AIR』Blu-ray Disc BOX

 さて、AV Watch「「AIR」のBlu-ray Disc BOXはSDマスターのアプコン-「最高品質のアプコン」。新作OPはHDマスター」という記事によりますと、残念ながら『AIR』Blu-ray Disc BOX の本編映像は、HDマスタではないそうです。

 本当に残念!

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2006/08/13

【感想】『トップをねらえ2!』最終話「あなたの人生の物語」 on AT-X

DVD『トップをねらえ2!』(1)

 お盆休みを満喫しつつ、エントリアップを続けます。

 今回はAT-Xの先行放送にて、OVA『トップをねらえ2!』(監督:鶴巻 和哉)最終話「あなたの人生の物語」を拝見しました。
 これまで『遍在 -omnipresence-』では、全くといっていいほど『トップをねらえ2!』を取り上げてこなかったのですが、実は第1話からAT-Xで、きちんと拝見していました。

 これから以下のテキストには、でっかいネタバレが含まれていますので、最終話「あなたの人生の物語」未視聴の方は、絶対にこれから先は読み進めないで下さい。

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2006/08/12

【感想】BSこだわり館『BSアニメ夜話』第7弾

コミックスペシャルカレンダー2007『鋼の錬金術師』 さて、久々のエントリは毎度お馴染みになりました、BSこだわり館『BSアニメ夜話』第7弾の感想です。
 今回のラインアップは以下の3作品になります。

第1夜『千年女優』
第2夜『勇者ライディーン』
第3夜『鋼の錬金術師』

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2006/08/09

神人はどこだ?!

Ferriswheel 今夜は業界のビアパーティーでした。

 会場は阪神百貨店屋上ビアガーデン。

 そうです、『涼宮ハルヒの憂鬱』(監督:石原 立也)第13話「涼宮ハルヒの憂鬱V」で、キョン(CV:杉田 智和)と古泉 一樹(CV:小野 大輔)が神人を見下ろしていた、あの場所です。

 ということで写真を一枚。

 この写真は、酔っぱらいが Vodafone V602SH by SHARP で撮影したため、まぁ出来映えについてはご容赦下さい。
 こちらとしましては、左の阪急グランドビルと、右の HEP FIVE の観覧車との位置関係。
 あとはこの視点の高さを見て頂ければと思っています。

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2006/07/23

【Blu-ray】TVシリーズ『AIR』発売日決定!

DVD『AIR』(3) さて、AV Watch「TVアニメ版「AIR」のBlu-ray Disc BOXが11月1日発売-特別編も収録で29,800円。新作オープニングも」 という記事によりますと、『AIR』Blu-ray Disc BOX の発売日や価格などが決定したそうです。

 詳細は前述の記事にお任せするとして、少しだけ気になることをタイプしたいと思います。

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2006/07/16

【感想】『涼宮ハルヒの憂鬱』最終回「涼宮ハルヒの憂鬱VI」

『涼宮ハルヒの憂鬱』エンディングテーマ「ハレ晴れユカイ」 これまで、『AIR』(監督:石原 立也)、『フルメタル・パニック! The Second Raid』(監督:武本 康弘)と、京都アニメーション作品を取り上げてきた『遍在 -omnipresence-』が遂に、『涼宮ハルヒの憂鬱』(超監督:涼宮 ハルヒ)の感想を認める日がやってきました。

 お待たせしました。

 こちらのエントリでお約束した通り、遅ればせながら、TVシリーズ『涼宮ハルヒの憂鬱』(監督:石原 立也)の感想をアップ致します。
 なお、このエントリは、超監督よろしく超長文になっております。
 予め覚悟の上、読み進めて頂ければ幸いです。

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2006/07/09

【報告】『涼宮ハルヒの憂鬱』最終回の感想アップは2006/07/14(Fri)以降になります。

Gibson LTD SG Special (Classic White) 現在、日曜日の昼間であるにも関わらず、ココログからのレスポンスが非常に悪く、たいへん困っております。

 管理画面は1クリックする度に、5分ほど待たないと次の画面が返ってきません。
 それでもサーバはダウンしていないようでして、待てば確実に画面は返ってきます。

 そんなこんなで、このエントリをアップするだけでももう既に、20分ほどの時間を取られています。

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2006/07/07

【無料配信】『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』「Bright Side of Life」 on AII

『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』「That Others May Live
―他を生かすために」

 『遍在 -omnipresence-』をご覧の皆様のお時間を、60分間だけ自分に下さい!

 といいますのもAIIにて、7月 7日(金曜日)の七夕の日より2週間限定で、『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』(監督:桜美 かつし)の第4エピソード「Bright Side of Life」(前・後編)が無料配信されているからです。

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2006/06/29

【感想】『AIR』(再放送)

TVシリーズ『AIR』(6)[初回限定版] 本放送終了後から、約一年...

 再放送で観直したTVシリーズ『AIR』(監督:石原 立也)はやはり、2005年の最高傑作でした。
 本放送以後、映像クォリティだけでいえば、『AIR』を上回る作品はいくつかありました。

 ですがこの『AIR』の物凄さは、総合力で他の追随を許しません。

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2006/06/19

【感想】『蟲師』第26話「草を踏む音」 on BS-FUJI

『蟲師』(1) いよいよ、『蟲師』(監督:長濱 博史)が最終回を迎えました。

 絵、音、話。
 そのどれもが観る者を魅了する、圧倒的な雰囲気のトゥルーハイビジョン映像作品。
 それが自分にとっての『蟲師』でした。

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2006/06/12

【感想】『SummerDays』体験版

『SummerDays』特設ページへのリンク『SummerDays』

 ということで久々のエントリは、『SummerDays』(2006 Overflow)体験版の感想です。

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2006/05/28

【結果発表】感想率調査2006年春[最終回]

 5月ももう最後の日曜日となる28日になりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 さて、今回で最終回となりました、光希桃 Anime Station感想率調査2006年春の結果が、19日(金曜日)に発表されました。

 相変わらず、こちらのエントリアップが遅くてすいません。
 19日(金曜日)発表に対するリアクションが、28日(日曜日)・・・
 ホント、遅くてすいませんです。

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2006/05/04

【感想】BSこだわり館『BSアニメ夜話』第6弾

 こんばんは。
 5月 4日が「国民の休日」となる最後の日を、皆さんはどのように過ごされたのでしょうか?
 Wikipedia によりますと、来年からは 4月29日が「昭和の日」となり、代わって 5月 4日が「みどりの日」になるそうです。
 そして次の「国民の休日」は、2009年 9月22日(火曜日)の予定だそうな。

 さて、第5弾の感想をアップしていないのですが、今回の第6弾はGW中の放送ということもあり、久し振りに感想をアップしようと思います。

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2006/03/29

【感想】『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』第12話「レスキュー」

『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』SPECIAL「That Others May Live
―他を生かすために」

 ということで、『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』(監督:桜美 かつし)第12話「レスキュー」(TVシリーズ最終回)の感想です。

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2006/03/26

【Blu-ray】TVシリーズ『AIR』再生デモ

TVシリーズ『AIR』(1)(初回限定版)

 2006年 3月23日(木曜日)~26日(日曜日)に東京ビッグサイトで開催された『東京国際アニメフェア2006』

 このイベントレポートが AV Watch の方に、「「東京国際アニメフェア 2006」が開幕-「AIR」のBlu-ray再生デモ。新作アニメ満載」としてアップされていました。

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2006/03/22

【感想】『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』第11話「ビバーク」

『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』オリジナルサウンドトラック「That Others May Live
―他を生かすために」

 ということで、『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』(監督:桜美 かつし)第11話「ビバーク」の感想です。

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2006/03/19

【感想】『ふるさと-JAPAN』

 この感想は少しだけ勇気をもって、アップしています。

 何しろ自分は、本名で活動しているのに加えて、試写会で戴いた代表室宛の葉書に、ここのパーマネントリンクを記していたりするのですから。
 つまりはこの感想を西澤監督以下、多くの関係者も眼を通すことになるんですね。
 そして、御堂会館で行われた試写会に参加していたところからも分かるように、自分も一応、この作品の関係者だったりします。
 まぁ関係者といっても、グループ会社の下っ端社員なだけですけどね。

 さて、どうしてこれだけのリスクを冒しながらこの感想をアップするのか?といえば、それはこの状況下に於いて、どこまで忌憚のない意見をアップできるのか?という、自分に対する挑戦でもあります。
 阿諛追従に慣らされた眼には、この感想が罵詈雑言に映り、このままでは自分の社会的立場が危うくなるかも知れません。
 ですが、そのリスクを乗り越える感想をアップできてこそ、自分も一人前になれるかな?という期待もあります。
 果たしてこの感想は、作り手の方達に受け容れられるでしょうか?
 これは自分にとっても作り手の方達にとっても、たいへん良い試金石になることを信じています。
 少なくともうちの社内では、阿諛追従が当たり前になっていますからね。
 自分はそれを打ち破りたい!

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2006/03/15

【感想】『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』第10話「パーティー」

『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』オリジナルサウンドトラック「That Others May Live
―他を生かすために」

 ということで、『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』(監督:桜美 かつし)第10話「パーティー」の感想です。

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2006/03/08

【感想】『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』第9話「少年の旅路(後編)」

『明日を止めないで』美郷 あき「That Others May Live
―他を生かすために」

 ということで、『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』(監督:桜美 かつし)第9話「少年の旅路(後編)」の感想です。

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2006/03/05

【結果発表】感想率調査2005年冬

 さて、四半期ごとの恒例行事となりました、光希桃 Anime Station感想率調査2005年冬の結果ようやく発表されました。(*1)
 って、発表されたのは随分前の話なのですが、自分のエントリアップは 3月 5日(日曜日)・・・
 こんなに更新の遅いサイトでも、感想サイトの末席に加えて頂きまして、本当にありがとうございます。

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2006/03/01

【感想】『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』第8話「少年の旅路(前編)」

JAM Project「エンブレム」「That Others May Live
―他を生かすために」

 今回は趣を変えてきたかな?といった、『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』(監督:桜美 かつし)第8話「少年の旅路(前編)」の感想です。

 自分も最初、「二回戦止まり」の意味が分かりませんでしたが・・・
 そっちとこっちは関係ないでしょう・・・と、三時間も漕ぎ続けられない自分は思いたい。

 閑話休題。(笑)

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2006/02/22

【感想】『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』第7話「Bright Side of Life(後編)」

人形劇ガイド ひょっこりひょうたん島2003「That Others May Live
―他を生かすために」

 ←先週に引き続き、ドロップキャップ代わりのサムネイルは間違っていません。

 これで合っています。

 それこそ、これ以上に相応しいドロップキャップはないぐらいに。


 さて、待望の『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』(監督:桜美 かつし)第7話「Bright Side of Life(後編)」は、こちらの期待に充分応える・・・いや、そんなものを遙かに凌駕する素晴らしい作品でした。

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2006/02/15

【感想】『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』第6話「Bright Side of Life(前編)」

ひょっこりひょうたん島「That Others May Live
―他を生かすために」

 ←ドロップキャップ代わりのサムネイルが間違いじゃないのか?と、思われるかも知れません。

 ですが、本編をご覧になった方には、このサムネイルの正しさが伝わっていると思います。
 このサムネイルのもの悲しさが、伝わっていると思います。
 ということで、『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』(監督:桜美 かつし)第6話「Bright Side of Life(前編)」の感想です。

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2006/02/08

【感想】『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』第5話「必要なこと」

『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』mission5「That Others May Live
―他を生かすために」

 さて、相変わらずエントリアップが遅いのですが、『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』(監督:桜美 かつし)第5話「必要なこと」の感想です。

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2006/02/03

【発売決定】TVシリーズ『AIR』Blu-ray Disc BOX

Missy comics『AIR』(3) ハイクォリティアニメーション

 TVシリーズ『AIR』(監督:石原 立也)はこの言葉で、幾度となく形容されてきました。
 そしてこの形容は、伊達じゃない。

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2006/02/01

【感想】『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』第4話「大切な人」

『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』mission4「That Others May Live
―他を生かすために」

 TVO(テレビ大阪)視聴のため、どうしても感想のアップがTX(テレビ東京)視聴の方よりも遅れてしまうのですが、どうかご勘弁を。

 さて、『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』(監督:桜美 かつし)第4話「大切な人」は、作品の一貫性がいかに素晴らしいかを強く意識させる頗る付きの秀作でした。

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2006/01/27

【5.1ch】『機動戦士ガンダム0083 -STARDUST MEMORY-』5.1ch DVD-BOX <初回限定生産>

『機動戦士ガンダム0083 -STARDUST MEMORY-』5.1ch DVD-BOX
 ということで、なけなしの貯金を叩いて購入してきました、
『機動戦士ガンダム0083 -STARDUST MEMORY-』5.1ch DVD-BOX <初回限定生産> (BCBA-2415)。

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2006/01/25

【感想】『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』第3話「苦しい仕事」

『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』mission3「That Others May Live
―他を生かすために」

 「作品を放送する」ということ…

 それは即ち、作品が不特定多数の眼に触れるということです。

 どんな作品でも制作者サイドは、それが及ぼす影響を、多かれ少なかれ考えられていると思います。
 それらのことを踏まえるとこの第3話「苦しい仕事」は、作品が内包する志の高さと、それを具現化した技術力。
 そして何よりも、これをTVシリーズでやり切る気概が、たいへん高いレベルで実を結んでいたと思います。

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2006/01/24

【感想】『機動戦士ガンダム0083 -STARDUST MEMORY-』ORIGINAL SOUNDTRACK BOX <New Version>

『機動戦士ガンダム0083 -STARDUST MEMORY-』5.1ch DVD-BOX
 来る 2006/01/27(Fri) の『機動戦士ガンダム0083 -STARDUST MEMORY-』5.1ch DVD-BOX <初回限定生産> (BCBA-2415) の発売に先駆け、2006/01/25(Wed) に『機動戦士ガンダム0083 -STARDUST MEMORY-』ORIGINAL SOUNDTRACK BOX <New Version> (VICL-61849~50) が発売されました。
 ということで早速24日(火曜日)に、フライイングゲットしてきました。

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2006/01/18

【感想】『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』第2話「困難な仕事」

『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』mission2「That Others May Live
―他を生かすために」

 さて、相変わらずエントリアップが遅いのですが、『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』(監督:桜美 かつし)第2話「困難な仕事」の感想です。

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2006/01/11

【感想】『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』第1話「初めての仕事」

『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』mission1「That Others May Live
―他を生かすために」

 ということで遅ればせながら、先日の『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』(監督:桜美 かつし)introductionに引き続き、第1話「初めての仕事」をTVO(テレビ大阪)で拝見しました。

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2006/01/09

【感想】『ΠΛΑΝΗΤΕΣ』Last Phase「そして巡りあう日々」 on NHK-BShi

DVD『ΠΛΑΝΗΤΕΣ』1 4:3&16:9コンパチブルトゥルーハイビジョン番組の完成型は、既に存在していた。

 2005年 5月 9日(月曜日) 19:30:00
 BS103ch NHK-BShiにて、『ΠΛΑΝΗΤΕΣ』(監督:谷口 悟朗)を初めてHD(ハイビジョン放送)で観たときの衝撃は、こうしてトゥルーハイビジョン放送でのLast Phase(最終回)を迎えた今でも忘れません。

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【感想】『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』introduction

『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』「That Others May Live
―他を生かすために」

 ということで、AT-Xで放送された特番を拝見しました。

 これまでこの作品のことを全く気にしていなかったのですが、『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』(監督:桜美 かつし)はもしかすると、今期No.1の注目作品かも知れません。
 特に、シリーズ構成が高山 文彦さんということで、弥が上にも期待が高まります。

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2006/01/01

【頌春】あけましておめでとうございます

 Auguri Buon Anno 2006 !

 あけましておめでとうございます。

 2005年から2006年にかけての年越しは、BSQR489『A&G SUPER RADIO SHOW アニスパ!』2006年カウントダウンスペシャルでした。
 冬期休暇に入ってからというもの、かなりの時間を録音(&録画)番組の消化に割いたのですが、結局のところ追い付けませんでした。
 2006年も引き続き、多くの時間をそれに割くつもりです。


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2005/12/30

『AIR』「鳥の詩」 in BSQR489『eXtendedMusic GrandCountDown 2005』

『AIR』公式攻略ガイド電撃PlayStation 先程、BSQR489で放送された『eXtendedMusic GrandCountDown 2005』にて、『AIR』「鳥の詩」(唄:Lia)が第1位を取りました。
 この番組は、2005年に放送されたアニメーションの主題歌・挿入歌の中から行うカウントダウン番組です。

 そこでも1位を取った「鳥の詩」。

 もちろん自分も「鳥の詩」に1票を投じました。
 あと、『ノン子とのび太のアニメスクランブル』でも、TVシリーズ『AIR』(監督:石原 立也)は1位を取っていましたね。
 やはり2005年は、TVシリーズ『AIR』の年でした。
 さぁ2006年は、どんな作品に出逢えるのでしょうか?


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/11/20

【結果発表】感想率調査2005年秋

 四半期ごとの恒例行事、光希桃 Anime Stationで行われていた感想率調査2005年秋の結果が、ようやく発表されました。



 うちの評価詳細がこちらにあるのですが、いろいろと訂正があります。

 まずは『超ぽじてぃぶ!ファイターズ~11魔人!篇~』ですが、「視聴なし」ではなく「不可」の誤りでした。
 知らない作品なのに、よく調べもせずに「視聴なし」にしてすいませんでした。
 次は『BLOOD+』ですが、結局「見切り」にしてしまいました。
 やはり自分は、設定されている世界観以上のストーリーを求めているようです。
 これらの評価について訂正を掛けると、各解析の数値に影響が出るので、訂正は掛けられない模様です。
『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』だいじてん そして次は『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』のシリーズ総括ですが、「結城 摂」ではなく「結木 摂」の誤りでした。
 これについては光希桃さんに無理をいって、訂正を掛けて頂きました。
 ありがとうございました。
 そして最後は、『フルメタル・パニック! The Second Raid』
 結局、こうして感想率調査が発表されても、未だに総ての感想をアップできていません。
 これもごめんなさいです。



 それでですね、なんと『遍在 -omnipresence-』が、感想数0.20本で294サイト中294位という、最低記録を達成してしまいました。(苦笑)
 これはただ単に、今の自分の自由時間を鑑みて、少ない目少ない目で申請したらこうなってしまったというだけでして、自分としては感想サイトを続けていきたいと考えています。

 あとは新番見切り率が56.0%(14/25)で、21位でした。
 ですがこれは前述のように、『BLOOD+』も見切りましたので、60.0%(15/25)で16位です。
 うーん、自分ではバンバン切っているつもりですが、それでもまだまだのようです。

 それと評価きびしさランクは、前回の25位から35位へと大きく後退しました。
 自分も随分甘くなったようです。



 さて、主催の光希桃さんは、ご自身のあにめ感想にっきの2005/11/13分にて、「なんでみんなそんなに見ないアニメがあって平気なの!?」と。
 この言葉には、かなり受けてしまいました。(^^)
 いや、自分も基本的には光希桃さんと同じです。
 「もしも自分の観ていない作品がとっても面白かったらどうしよう?」と、不安で仕方ありません。
 ですがそのエンタテインメントを享受する時間を捻出するためには、きちんと時間を割いて、きちんと仕事をこなして、きちんとサラリーを得なければなりません。
 しかも、とあるプロジェクトのマネジャーを任されれば、よりいっそう比重がそちらへ傾いてしまいます。
 取り敢えず今は、光希桃さんも感じているその不安さを、自分の選択眼の厳しさで誤魔化そうとしているところです。
 もちろん、もっと自由時間がたくさんあれば、もっともっとたくさんの作品に触れているところでしょう。


 ということで最後になりましたが光希桃さん、集計お疲れ様でした。
 次回の感想率調査2005年冬にも、是非参加させて下さいね。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/11/11

【大募集】BS-i版『AIR』感想アンケート

『AIR』2006年度カレンダー またまた告知が遅くなったのですが、現在てりぃさんのところでは、BS-i版『AIR』の感想アンケートを絶賛開催中です。
 放送中は当ブログにも、たくさんの方に訪れて頂きました。
 第十一話放送直後にはなんと、たった1日で2,000(!)を超えるユニークアクセスがありました。
 ですのでそんな方達に是非とも、このアンケート企画に参加して欲しいと思っています。

 ちなみにこのアンケート企画は、BS-i版『AIR』単体のものではありません。
 劇場版『AIR』をも含め、総合的にアニメーション版を中心とした『AIR』を分析していこうという、壮大な企画です。
 しかもてりぃさんは職業柄(?)、こういった分析には長けていらっしゃるので、自分宜しく数字に弱い人には驚くこと請け合いです。
 てりぃさんのことですから最終的には、原作ソフトの感想アンケートをも実施され、一連の『AIR』という"奇蹟"を総括されるものと期待しています。

 ということで皆さん、アンケート企画への参加を宜しくお願いします。


 それでは、よしなに。

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2005/10/20

【5.1ch】『フルメタル・パニック! The Second Raid』Scene13「つづく日々」

『フルメタル・パニック! The Second Raid』DVD-BOX<初回限定生産>『フルメタル・パニック!
 The Second Raid』

  (監督:武本 康弘)

 2006年に入ってからのエントリアップをお許し下さい。

 SD(標準放送)でLB(レタボックス)ながら、迫力の5.1chサラウンドステレオ放送で自分を愉しませてくれた『フルメタル・パニック! The Second Raid』も、今回でいよいよ最終回。

 サブタイトルは"つづく"なのですが、今回で見事なまでの"最終回"です。

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2005/10/13

【5.1ch】『フルメタル・パニック! The Second Raid』Scene12「燃える香港」

安心できない七つ道具? フルメタル・パニック! 2005年の冬コミには、今回のサブタイトルをもじって「萌える香港」とした同人誌が出ているんだろうなぁ・・・
 閑話休題。
 さて、Scene12「燃える香港」の感想です。
 といきたいところ、ですが・・・
 てりぃさんだんちさんのエントリを読んだ後だともう、自分の出る幕はないようです。
 てりぃさんの「テッサ(CV:ゆかな)に萌えながらも宗介(CV:関 智一)の機微をうがつ」エントリや、だんちさんの「ライトノベルからの脱却」エントリのように、お二人は非常に大きな視点で『フルメタル・パニック! The Second Raid』(監督:武本 康弘)を捉えられています。
 視野の狭い自分には、そこまでのものを認めることはできません。
 ですので今回は少しだけ、本編から離れたことをタイプしようと思います。


 繰り返し視聴について。

 今回、この感想は、2006年 1月 2日(月曜日)にScene12「燃える香港」を観直した上で、タイプしています。
 約2ヶ月の月日を経て、こうして観直してみても、やっぱり『フルメタル・パニック! The Second Raid』は面白いですね。
 マデューカス(CV:西村 知道)がテッサに逆らったり、宗介が本当に引き金を引いたり。
 一度観ているのだから、当然のことながら次の展開を知っているのですが、それでも手に汗握るこの展開。
 こうして、繰り返しの視聴にも堪えられる映像作品こそが本物なのだろうなぁと思って、観ていました。
 ストーリーがTDD(トゥアハー・デ・ダナン)のCDC(Combat Direction Center:戦闘指揮センタ)や、深夜の九龍にある一室で展開されていたこともあり、京都アニメーションの前作、TVシリーズ『AIR』(監督:石原 立也)にあった眼を瞠る映像の煌びやかさはありません。
 ですがそれでも、自分を魅了して止まないこの映像美。
 5.1chサラウンドステレオ放送も相俟って、SD(標準放送)のLB(レタボックス)だということを忘れてしまいそうな勢いです。

 さて、次回はいよいよ最終回。
 結末がどうなるのかを分かっていても、愉しみで仕方ありません。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/10/06

【5.1ch】『フルメタル・パニック! The Second Raid』Scene11「彼の問題」

悩んでられない八方塞がり? フルメタル・パニック! 2006年が明けてから感想をアップするのもおかしい話ですが、ここはきちんと各話感想を認め、『遍在 -omnipresence-』の体裁を整えようと思います。
 今頃になるTB(トラックバック)を、どうかご容赦下さい。

 さて、Scene09「彼女の問題」の対となる今回のScene11「彼の問題」は、そのサブタイトル通り、宗介(CV:関 智一)の問題に迫る見事な作品でした。
 作品内容については、てりぃさんだんちさんのエントリをお読み頂ければと思います。
 こんなにも深い内容に迫る感想は、他にはないと思いますので。
 ということで自分はやはり、余りエントリを見掛けない、5.1chサラウンドステレオ放送から切り込んでいこうと思います。

 さて今回は正月休みを活かしまして、2006年 1月 2日(月曜日)の昼間に、この『フルメタル・パニック! The Second Raid』(監督:武本 康弘)Scene11「彼の問題」を鑑賞していました。
 昼間ということで、ヴォリュームは大盤振る舞いの-30.0dB(!)・・・
 今のところ苦情は来ていませんが、階下の方ごめんなさい。
 実は昨年末にうちのAVシステムへ、oyaide MTB-6 & Chikuma CPC-15HG/1.0 を導入しました。
 まだまだエージングの途中なのですが、その甲斐あってか、大音声で聴いても不快感はなく、むしろ、もっと大音声で聴きたいぐらいです。
 なので、-30.0dBでも大丈夫!…って、階下の方ごめんなさい。
 これまではCMパートに入る度に、慌ててヴォリュームを下げていたのですが、今はそのままでも「気持ちよく音が出ているなぁ」という感じでして、特にヴォリュームを下げようとは思いません。
 いくら深夜に放送されていた作品とはいえ、やはりこの『フルメタル・パニック! The Second Raid』は「大音声で愉しまないと」と、強く思いました。

 ではその大音声が、作品をどう盛り上げているのか?

 これが別段、作品を盛り上げていないのです。
 Scene11には戦闘シーンがなかったこともあり、音響が前に出てくることはありませんでした。
 では音響は何をしていたのかというと、ただ環境音を揃えることに終始されていました。
 それぞれのシーンに合った"ブー"や"ジー"といった環境音が、5.1ch総てを用いて全体へ広がるように且つ、意識できるギリギリのところで流れていました。
 この意識できるギリギリというのは、ヴォリュームの大小によるギリギリではなく、映像に対する環境音が余りにも自然なために意識しにくいということです。
 しかもそれは、5.1ch総てを用いて表現されているため、指向性がなくなっています。
 なので余計に環境音を意識しづらくなっています。
 視聴者には意識させないが、確実にその映像に合致する環境音が、静かに視聴者を取り囲む・・・

 つまりこの音響を大袈裟にいってしまえば、視聴者の無意識に訴え掛けてくる音響なのです。

 このように大音声で意識的にリアチャネルやサラウンドバックチャネルに耳を傾けてみて、初めて気が付くぐらいの繊細な環境音の数々。
 自分は先程、「作品を盛り上げていない」とタイプしたのですが、これはあくまでも意識下に於いての話です。
 こんなにも自然と作品に寄り添いさり気なく、だけどとても力強く作品を盛り上げる音響には、なかなかお目に掛かれるものではありません。(音だから「お耳に掛かる」かな?)
 しかも『フルメタル・パニック! The Second Raid』は、劇場用の作品ではなくTVシリーズ用の作品です。
 映像作品に限らず、名作は常に作品の枝葉末節に至るまで総てに於いて、作り手の神経が行き届いているもの。
 それをTVシリーズで味わえるとは、「『フルメタル・パニック! The Second Raid』恐るべし」といったところでしょうか。

 ということで、UMD(Universal Media Disc)などの2chステレオや、もしかするとモノーラル環境で『フルメタル・パニック! The Second Raid』をご覧になっている方もいらっしゃると思います。
 ですがこのように、5.1chサラウンドステレオ環境だと、より作品に没頭できること請け合いです。
 作品を骨の髄までしゃぶり尽くすという意味も込めまして、5.1chサラウンドステレオ環境でご覧になることを強くお薦めします。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/09/29

【5.1ch】『フルメタル・パニック! The Second Raid』Scene10「ふたつの香港」

つづくオン・マイ・オウン フルメタル・パニック! 皆さん、お久し振りです。
 長らく、『フルメタル・パニック! The Second Raid』(監督:武本 康弘)の感想をお待たせしてすいません。

 さて、Scene08の感想もまだ途中のうえ、Scene09の感想もまだアップしていないのですが、今回は先にScene10の感想をアップします。(現在はアップしています)
 といいますのも、てりぃさんの方から、うちの感想エントリへのご紹介がありまして、ここは応えなければと思い至りました。
 ということでまずは、てりぃさんの該当エントリをお読み頂きましてから、拙文に眼を通して頂ければ幸いです。



 さて、てりぃさんが最もぎこちないシーンとして挙げられたのが、放送開始後18分25秒あたりです。
 このシーンが不自然に見えるのには、幾つものファクタがあると思います。
 その中で自分が一番大きいファクタだと感じたのは、車体を正面に捉えた絵から、真横に捉えた絵になるまでの中割が、たった2コマしかなかったことです。
 そのため、車体が交差点の手前で減速して、交差点を抜けながら再加速しているように見えなかったのだと思っています。
 ですが逆にいうとこのシーンは、たったの2コマで、遠心力で車体を傾けながら交差点を曲がっていることを表現しているともいえます。
 コマ割りが均等に0度、30度、60度、90度ではなく、0度、15度、40度、90度とずれているのが、リミテッドアニメーションの妙です。
 つまりTVシリーズのアニメーションとしては、充分な表現ではないかと・・・
 ですが『フルメタル・パニック! The Second Raid』は、ハイクォリティの名をほしいままにしている作品です。
 特にその後のシーンにある、縦横無尽に動くAS(アームスレイブ)コダールは、5.1chサラウンドステレオ放送も相俟って、凄い迫力でした。
 ですので余計に、件のシーンが残念でなりません。

 こちらは既に、ほぼ全編の車輌シーンを3DCGI(3 Dimension Computer Generated Images)で創り上げた、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(監督:神山 健治)や『APPLESEED』(監督:荒牧 伸志)を眼にしています。
 そのため、2Dの拡大縮小変形による奥行き表現ではもう、満足できないようになっています。
 コンピュータ・半導体関連はムーアの法則に従って、日進月歩どころか秒進分歩の世界です。
 ドッグイヤーです。
 自身が生み出す2Dアニメーションに見劣りしない3DCGIを、京都アニメーションが手に入れる日。
 そんな日が一日でも早く訪れることを、心から愉しみにしています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/09/22

【購入】『serial experiments lain』TV-BOX

lain_dvd ということで購入してきました、『serial experiments lain』TV-BOX(GNBA-5066)。

 ちなみに、右の青いボックスが『serial experiments lain』DVD-BOX Яesurrection(PIBA-1169)で、上に載っているのが『serial experiments lain』lif.01(PIBA-1011)です。
 同じものを幾つも…という意見は却下です。(笑)
 これは余談ですが、PIONEER LDC Inc.(現 GENEON ENTERTAINMENT)では、この『serial experiments lain』が初めて、LDの売上をDVDの売上が抜いた作品だそうです。

 さて、まだ少ししか観ていないのですが、以前に発売されたものと、画質や音質に変わりはないようです。
 ただ、うちのDVDプレイヤは TOSHIBA RD-X3ですので、もっと良いプレイヤで再生すれば、違いが見えてくるかも知れません。
 今回のTV-BOXはЯesurrectionと違い、きちんとオーサリングをし直しているのですからせめて、LPCMで収録して欲しかったと思います。
 また、Яesurrectionには封入されていた特典ディスクの映像は収録されていませんし、各巻に封入されていたライナーノーツもありませんでした。
 もちろん、テレフォンカードも封入されていません。
 ですがその代わり、定価でも¥12,600-(税込み)という非常に魅力的な価格設定です。
 イラストカードやピクチャーディスクという特典もありますが、これは作品を愉しむためのTV-BOXでしょう。
 このTV-BOXによって一人でも多くの人に、『serial experiments lain』(監督:中村 隆太郎)を知って貰えればと思います。

 人はみんなつながっている……


 それでは、よしなに。(敬称略)

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【5.1ch】『フルメタル・パニック! The Second Raid』Scene09「彼女の問題」

音程は哀しく、射程は遠く  フルメタル・パニック! 2005/10/10(Mon)21:00・・・
 さて、放送からもう随分と時間が経ってしまいましたが、「彼女の問題」の感想です。

 雪野 五月さんの演技を超えた、千鳥 かなめに惚れました。
 これまで雪野さんといえば、その立ちすぎる演技故、下手をするとキャラクタを喰ってしまう役者という印象を持っていました。
 『犬夜叉』(監督:池田 茂(~#44),青木 康直(#45~))の日暮 かごめや、『ΠΛΑΝΗΤΕΣ』(監督:谷口 悟朗)のタナベ アイなどの例を出すまでもなく、気丈で元気な女の子を演じさせれば、雪野さんの右に出る者はいない。
 自分はそう言い切ってしまっても構わないと考えています。
 ですが、そのぐらいはまり役が過ぎる故に、「また雪野さんか…」と思うこともしばしば。
 そして、『フルメタル・パニック! The Second Raid』(監督:武本 康弘)の千鳥 かなめも、この雪野さんお得意キャラクタの延長線上にあります。
 いや、もう、「ありました」と過去形にするのが適切でしょう。
 そのぐらい今回の Scene09 をもって、千鳥かなめというキャラクタは、大きく成長したなぁと感じました。
 雪野さんが演じる千鳥かなめから、千鳥かなめの声は雪野さんへと、主従関係が逆になったと思います。

 さて、前回のテレサ・テスタロッサ(CV:ゆかな)の感情の昂ぶりは、元々持っていたであろう彼女の一面がようやく出てきたという感じでした。
 ところが今回のかなめは、それまで持ち合わせていなかった彼女の一面を、自分の力で手に入れた。
 言い換えれば、これまで宗介(CV:関 智一)の頭をハリセンで叩きながらも、心の何処かで宗介のことを頼っていた弱い自分を、自分の力で捨て去ろうとしている。
 この"自分の力で"というところが、観ている者に勇気を与えます。

 一旦落ち込んで、そこから立ち直ると一回り成長しているというドラマは、どこにでもよくあります。
 ですがそれを、自分の力で成し遂げたというところに、他作品の追随を許さない、『フルメタル・パニック! The Second Raid』の力があると思います。

 さぁ次は、Scene10「ふたつの香港」を挟んで、Scene11「彼の問題」です。
 宗介はいかにして、自分の力でのし上がるのか。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/09/15

【5.1ch】『フルメタル・パニック! The Second Raid』Scene08「ジャングル・グルーブ」

踊るベリー・メリー・クリスマス フルメタル・パニック! さて、三週間振りの御無沙汰でした、『フルメタル・パニック! The Second Raid』(監督:武本 康弘)。

 今回は何といっても、テッサことテレサ・テスタロッサ(CV:ゆかな)の感情の昂ぶりが良かったです。
 作画、演出、役者の演技、どこをとっても非の打ち所がありません。
 今でこそこうして落ち着いていますが、リアルタイムで観ていたときは、それこそこれが人が創り出した作品であることを忘れて、まるで目の前で起こっている事実かのように観入っていました。
 いくらTDD(トゥアハー・デ・ダナン)を束ねているといっても、テッサもやはり年齢相応の女の子なんだと。

 泣きの芝居を真正面から正攻法で表現する。
 TVシリーズ『AIR』(監督:石原 立也)のときもそうでしたが、こういった映像で京都アニメーション制作の右に出るところはあるのでしょうか?



 さてここからは、10月に入ってからタイプしているのですが、もう随分と細かいところを忘れています。
 ですが、ベルファンガン・クルーゾー(CV:小山 力也)のキャラクタが際立っていたことは、よく覚えています。
 他の多くの作品では、精々イヤな上官というステレオタイプなキャラクタになるところが、クルーゾーは違う。
 きちんと良心ある人が、わざと宗介(CV:関 智一)やクルツ(CV:三木 眞一郎)に辛く当たっていることが、独白や説明台詞ではなく、映像から伝わってくる。
 主人公にストレスを与えるキャラクタが、視聴者のストレスにならないというのは快挙だと思います。
 卑近な例でいえば、『地獄少女』(監督:大森 貴弘)でとも蔵さんの演じられたいじめっ子なんて最悪でしょう。
 『なるたる』(監督:飯野 利明)でかほるんさんが演じられたいじめっ子の方が上だという意見もあるでしょうが、とにかく主人公にストレスを与えるためには、多かれ少なかれ視聴者へのストレスも避けられません。
 と、思っていたのですが・・・
 どうやらそれはキャラクタの造型次第で、どうとでもなったようです。
 高いテクニックをもってすれば、クルーゾーのようなキャラクタをも立てられる。

 次回の『フルメタル・パニック! The Second Raid』も、愉しみにしています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

 P.S. 10月に入ってからの遅すぎるTBに、どうかご容赦を。Scene09もその内アップしますので、何卒。

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2005/09/12

ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪

撲殺天使ドクロちゃん(6) ということでいよいよ最終回!

 こういったギャグもののお約束として、最後はお涙頂戴で締めるというのがありまして、『撲殺天使ドクロちゃん』(監督:水島 努)もそのパターンでいくのかな?と思っていたら、本当にそのパターンできました。(^^)
 お約束は外さない。
 だけどそのお約束は、たいへん心地の良いものでした。
 お約束を退屈せずに魅せられるというのは、作品としてたいへん高いレベルであったからこそだと思います。
 思いますが・・・
 やはり『撲殺天使ドクロちゃん』は、常に何もかもをやりすぎているので、余り高いレベルには見えないかな?
 WEBアニメスタイルミニインタビュー記事にも水島監督自身の言葉で、「あれは最もそっち方向の、行き着いたところですね(笑)。」とありますから。

 それにしても今回は最終回ということもあり、撲殺シーンの長いこと長いこと。
 最期のなんて、一分間ぐらいあったんじゃないかと思うぐらいに長かったです。
 そしてその後の、ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪も最終回用の特別版で、ぴぴるぴるぴるぴぴるぴるぴるぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪と、いつもより多い目に呪文詠唱(?)がありました。

 確かに『撲殺天使ドクロちゃん』は面白い!
 だけど・・・
 正直にいうと、その宣伝番組であるはずの、『木工ボンド部 Presents 千葉紗子の「びん・かん ドクロちゃんねる」』の方が断然面白い!
 特に人生相談が…相談内容もさることながら…ざっくばらんな受け答えがまた凄い。(笑)
 TE-A Room は東芝エンタテインメントのサイトなので、DVDの最終巻発売とともに、配信されている番組は終了していくのですが、『ドクロちゃんねる』は何とかして続けて欲しいです。
 以前、TE-A Room とわう*アニで配信されていた『グレネーダー ~ほほえみのネットラジオ~ 高橋美佳子と中井和哉の「ご一緒しませんか?」』は、松竹の宣伝費で『グレネーダー ~ほほえみのネットラジオ~ 高橋美佳子と中井和哉の「ご一緒しませんか?」マンモス ぱぉーん』として、期間限定ではありますが復活しました。
 こんな感じで『ドクロちゃんねる』を、末永く聴き続けたいです。

 ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪


 それでは、よしなに。(敬称略)

 P.S. 『ドクロちゃんねる』にて、水島努さんが水島精二さんのことを「兄貴」と呼ぶから、てっきり兄弟だと信じてしまったじゃないか!(笑)
 自分も釘宮理恵さん宜しく、水島さんに騙されてしまいました。

 P.S.のP.S.末永くなんてタイプした矢先に、2005/09/27(Tue)配信分の第36回放送にて、最終回になってしまいました・・・

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2005/09/10

【感想】『yoshitoshi ABe lain illustrations ab# rebuild an omnipresence in wired』

『yoshitoshi ABe lain illustrations ab# rebuild an omnipresence in wired』 ということで購入してきました、『yoshitoshi ABe lain illustrations ab# rebuild an omnipresence in wired』(ISBN4-89829-487-1)。

 たまたま10日(土曜日)は休日出社していまして、社外で昼食を食べた帰りにふと、書店に立ち寄ってみると、なんと『yoshitoshi ABe lain illustrations ab# rebuild an omnipresence in wired』が売っているじゃありませんか!
 もちろん、即購入しました。

 実はこの画集、5日(月曜日)発売だったようです。
 ですが、この文頭にある楽天ブックスのリンク先を見ても分かるように、この画集は10月発売扱いになっていました。
 自分はこの発売日に、紀伊國屋書店の店内端末にて、この『yoshitoshi ABe lain illustrations ab# rebuild an omnipresence in wired』の発売日が10月であることを知り、5日(月曜日)には書店に立ち寄らなかったのですが、こんなことなら5日(月曜日)に買いに行けば良かったです。

 さて内容の方はといいますと、基本的には『an omnipresence in wired yoshitoshi ABe』(ISBN4-7897-1343-1)と同じなのですが、ページ構成が大きく変わり、新作も多数収録されているため、画集から受ける印象が随分違います。
 それこそ、安倍吉俊さんの新しい画集だといっても、通じるぐらいです。
 そして、どこをどう切り取っても、『serial experiments lain』だなぁというのが、とっても嬉しいです。
 この『yoshitoshi ABe lain illustrations ab# rebuild an omnipresence in wired』を読んでいると、玲音が自分の心にガシガシ楔を打ち込んでくるんですよね。
 だけどそれと同時に、「これは他の人には伝わらないだろう」という想いもあります。
 ですので自分は、『serial experiments lain』をなかなか人に薦められないでいます。
 もちろん実際には、PlayStation『serial experiments lain Close the world,.txEn eht nepO』(SLPS-01603~4)が中古市場で高騰していたり、今月の22日(木曜日)にTV-BOXが発売されることからも、人気の高い作品であることが伺えます。
 自分と同じように、玲音に魅了されている人がたくさんいるのでしょう。
 だけど玲音は、そんなにも高い人気を誇る作品なのだろうか?と。
 いや、この感情を正確にタイプすると、"玲音は自分だけの玲音でいて欲しい"かな?
 しかしこれこそが、生意気にも当ブログがお名前を肖った『遍在 -omnipresence-』、そのものでしょう。
 玲音はみんなの心の中に、それぞれの玲音が遍在している・・・

 この『yoshitoshi ABe lain illustrations ab# rebuild an omnipresence in wired』の巻末は、安倍吉俊さんのこの言葉で締め括られています。

改めてこの本が皆さんにとっての玲音が遍在し得る領域を拡げてくれる事を願います。
 このブログや拙文は、玲音が遍在し得る領域を拡げるお役に、立てているでしょうか?


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/09/07

【結果発表】感想率調査2005年夏

 先日まで、光希桃 Anime Stationで行われていた感想率調査2005年夏の結果が、ようやく発表されました。

 前回の調査時と同じことをタイプするのですが、自分ではかなり厳しいつもりでいました。
 ですが、評価きびしさランクは25位です。
 まだまだ自分よりも厳しい人が、たくさんいらっしゃるんです。
 前回は43位でしたので、それよりかは厳しくなっているのですが、それでもまだまだです。
 うちのブログの更新タイミングを見て頂ければ分かるように、リアルタイムについていけている作品は極僅かです。
 日曜日の夜にはいつも、「嗚呼、今週も観られなかった作品がたくさん残っているなぁ」と、ウンザリしています。
 特にトゥルーハイビジョン放送番組は、その映像に負けないように少しだけ大き目のヴォリウムで、ドップリとその世界観に浸りたいと思うので、観るのがどうしても後回しになってしまいがちです。
 植田佳奈さんではないですが、やはり1日36時間ぐらいは欲しいです。(苦笑)
 こうして自分はいつも、時間の捻出には頭を抱えていますので、秋の新番組は、これまで以上にバッサバッサと見切っていこうと思います。

 さて最後になりましたが、主催の光希桃さん、お疲れ様でした。
 また次回がありましたら、是非参加させて下さいね。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/09/04

【感想】『AIR In Summer』(後編)「あめつち -universe-」

【DVD】『AIR In Summer』<初回限定版> さていよいよ、泣いても笑っても最期のTVシリーズ『AIR』(監督:石原 立也)。

 心配された台風14号(ナービー)による受信障害もなく、快適に愉しむことが出来ました。
 出来たのですが・・・
 「あめつち -universe-」のサブタイトルは、少しだけ大きすぎたかな?という印象が拭えません。
 @nifty辞書で「あめつち」をひいてみると、

(1)大空と大地。宇宙。てんち。
「―のともに久しく言ひ継げと/万葉 814」

(2)天の神と地の神。
「―の堅めし国そ大和島根は/万葉 4487」

とあります。
 これらのファクタが全くないことはなかったのですが、視聴後感にこれらは余り残っていませんでした。
 それよりも残っているのが、神奈(CV:西村 ちなみ)のコロコロ変わる表情ですね。
 愛のある暴言を吐きながら、ぷんすか頬を膨らましているかと思えば、照れた表情で頬を赤らめている。
 時好に投ずる言葉でいうと、「ツンデレ」でしょうか?
 本当に観ているだけで愉しかったです。



 さて話をアバンタイトルに戻しまして、まずは前編の続きから。
 前編の凶悪な引きが、そのままこの後編のアバンタイトルになっていました。
 あれだけ凶悪な引きなのだから、ここは当然、王道中の王道で来るのが定石だと思っていたら、本当に神奈はただ、柳也(CV:神奈 延年)にお手玉を見せに来ただけだった。(爆笑)
 もちろんこのお約束には笑ったけど、これであの引きは詐欺だよぉ。(笑)
 幼気な視聴者は例外なく騙されるって。(苦笑)
 だけど後半には神奈の半裸シーンが割と長い時間用意されていて、なんだ、やれば出来るじゃないかという感じでした。

 あと印象に残っているのは、柳也が過去を振り返るシーンです。
 神奈と柳也の向こうに描かれた満天の星空が、本当に綺麗でした。
 「これはトゥルーハイビジョン放送ではない」と頭では分かっているのですが、自分を魅了するこの背景には、最期の最期まで心を奪われってぱなしでした。
 どんなに腕の立つ作家が言葉を重ねても、あの背景の美しさを言葉で伝えることは叶わないのでは?と思っています。
 この『AIR In Summer』は、神奈と柳也と裏葉(CV:井上 喜久子)の三人が主役なのですが、四人目の主役は間違いなくあの背景でしょう。
 台詞を話すわけでもないのに、こんなにも情熱を雄弁に語りかけてくる背景は、他の三人にも負けていないと思います。

 あとは今回、キャラクタ同士の心の繋がりを意識することが多かったです。
 それまで、山賊に対してのものだとばかり思っていた雲水の念仏を、神奈は一度柳也から話を聞いただけで、それは柳也のための念仏だと看取する。
 これは神奈の一言で、長いこと報われなかった柳也が救われた瞬間でした。
 柳也はずーっと神奈のことを守っていたのだけど、神奈だってきちんと柳也を支えている。
 こういった心の繋がりがあるからこそ、『AIR』は男女愛のそれではなく、家族愛の物語なんだと思っています。
 所謂「萌え」云々というのは、『AIR』のコアを構成していないんじゃないのかな?

 そしてもう一つの心の繋がりは、神奈と観鈴の繋がりでしょうか?
 神奈が今見た夢を語るシーンでは、1カットだけ、真夏の風に揺れるいくつもの大きな向日葵が映し出されていました。
 『AIR』に於ける向日葵といえば、それはもう、観鈴のメタファ以外には考えられません。
 観鈴は繰り返し夢を見ることで、1000年の時を超えて神奈を解き放ちましたが、実は神奈も観鈴の夢を見ていたのですね。
 お互いに夢を見ることによって繋がっていく二人。
 じーんとする、いいお話ですね。

 さて、ラストシーンの、神奈の最後の台詞は、

「末長く、幸せに暮らすのだぞ」
でした。
 これはTVシリーズ『AIR』第九話「つき -moon-」で、神奈が柳也と裏葉に与えた最期の命そのものです。
 このあと、空に1000年幽閉される神奈の幸せは、周りの人の幸せなのかも知れません。
 自分は母ウサギの許へと帰った子ウサギを見ながら、そんなことを考えていました。



 さて、自分の2005年は、TVシリーズ『AIR』で始まりました。
 観る者を魅了するその圧倒的なクォリティ。
 映像も音声も物語もその何もかもが、まさに圧倒的。
 自分がどのくらい圧倒されたかというと、このブログを本格的に稼働させ、毎週TVシリーズ『AIR』の感想を認めるようになったぐらいです。
 当時、『AIR』を観ていた多くの人は、原作ソフトをプレイされていた方ばかりでしたので、その尺ギリギリまで詰め込まれた内容と、"信者"と呼ばれる人達をも唸らせる、桁違いの原作再現力ばかりが話題になっていました。
 ですが当時の自分は、原作ソフト未プレイでした。
 そのお陰なのか、物語の流れも早過ぎるとは感じませんでしたし、原作再現についても全く気にならなかったので、純粋にTVシリーズ『AIR』を一つの作品を観ていました。
 それでも、掛け値なしに面白い!
 往々にして、自分が面白い!と感じた作品は、多くの人には受け容れられず、逆に自分が詰まらない!と感じた作品ほど、より多くの人に受け容れられていました。
 ところがTVシリーズ『AIR』は、本当に多くの人に受け容れられている。
 ブログを通じてたくさんの人とコミュニケーションを取り、それによってTVシリーズ『AIR』に対する造詣が深まっていく。
 この感覚がとっても嬉しかった。
 今も当ブログでは、TVシリーズ『AIR』と同じ、京都アニメーション制作の『フルメタル・パニック! The Second Raid』(監督:武本 康弘)の感想を認めていますが、コミュニケーションを取っている人数や造詣に、そこまでのものはありません。
 やはりTVシリーズ『AIR』は、一生に数回しか巡り逢えない、珠玉の名作なのでしょう。
 何十年後になるかは分かりませんが、またTVシリーズ『AIR』のような作品に出逢えることを、愉しみにしています。

 最後になりましたが、石原立也監督以下総てのスタッフの皆さんへ。
 珠玉の名作をありがとうございました。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/09/03

【大募集】「劇場版AIR」の第2回感想集計アンケート

劇場版『AIR』 さて、お知らせが遅くなったのですが、8月23日(火曜日)~9月22日(木曜日)の間、てりぃさんの特設サイトでは、「劇場版AIR」の第2回感想集計アンケートが行われています。

 このアンケート企画は、てりぃさんが個人で行われているものなのですが、規模や内容的には、東映アニメーションVisualArt's/Key が、リサーチ会社から購入しても構わないぐらいの立派なものです。
 ですので、劇場版『AIR』(監督:出﨑 統)を少しでもご覧になったことがある方には、是非ともこのアンケート企画に参加して欲しいと思っています。

 9月 3日(土曜日)の時点で、既に200を超える投票が集まっています。
 これだけの数が集まれば、作品と鑑賞者による傾向が、かなり見えてくると思います。
 このアンケート結果によって、劇場版『AIR』に対する造詣は、間違いなく深まることでしょう。

 そしてそれを更に深めるものが、これからあなたが投じる一票なんだと思います。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/08/28

【感想】『AIR In Summer』(前編)「やまみち -mountain path-」

【DVD】『AIR In Summer』<通常版> ということでやって来ました、『AIR In Summer』(前編)「やまみち -mountain path-」。
 ちょうどこの二週間は、『フルメタル・パニック! The Second Raid』(監督:武本 康弘)の放送がお休みということで、まるで狙ったかのように、『AIR In Summer』(監督:石原 立也)の二週連続放送です。



 さて、総集編後の[特報]映像や、各雑誌に掲載されていた『AIR In Summer』に対する石原監督のコメントから、自分はてっきりギャグ一辺倒で迫って来るかと思っていました。
 ところが・・・
 ギャグももちろんふんだんに盛り込まれていたのですが、それ以上にきちんと『AIR』が盛り込まれていました。
 他の作品によくあるような番外編的なものではなく、本編内にある一つのエピソードを詳細に描いた、まさに本編そのものといった出来映え。
 こういった本編に即した特別編もあるんですね。
 それにしても、餅を喉に詰めた神奈(CV:西村 ちなみ)のゴロゴロが、とっても可笑しかったです。(^^)

 また、バック(背景)の美しさも健在でした。
 カメラが引いたときに、神奈の十二単がフリッカを起こしているところから、やはりトゥルーハイビジョン放送ではないことが判るのですが、それにしてもこの映像は息を呑むほどに美しいです。
 夕焼けの美しさもさることながら、この竹林の緑の目映さは、筆舌に尽くしがたいです。
 それこそ竹林独特のあの香が、こちらまで漂ってきそうな美しさでした。

 また聴き覚えのあるBGMが、心に染み入ります。
 TVシリーズ放送時に、「BGMだけで脊髄反射」という意見をよく耳にしたのですが、当時PlayStation2『AIR』未プレイの自分には、その感覚がよく掴めませんでした。
 ですが今回、こうして久し振りにこのBGMを耳にすると、それだけでもう、安心なんですよね。
 「あぁ、『AIR』だよなぁ」と。
 それこそ、圧縮Bモードステレオ放送でないのが、残念で堪らないくらいに。
 どうしてBS-iは、圧縮Bモードステレオで放送しないのでしょうか?

 話が前後しますが、音繋がりでいいますと、オープンエンドの曲はそのままでしたが、映像は『AIR In Summer』バージョンが用意されていて、とっても嬉しかったです。
 特にエンディングのそれは、本編最終回のエンディングにも重なっていて、実に良かったです。

 しかしだなぁ、この「やまみち -mountain path-」の締め方は、かなり惹かれる終わり方でしたね。
 というか、あれはかなり凶悪な締め方だ。(笑)

「ちと恥ずかしいが、見てくれるか?」

 こんなところで切られたらもう、来週も観るしかないですね。(^^)
 もちろん既に、録画予約は完了しています。

 次回(後編)「あめつち -universe-」にも、大きな期待を寄せています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

 P.S. しかし、相変わらずの長い長いCMパートには興醒めです。 だけど、『巨泉のクイズダービー』には、ちょっと心揺れ動いたかも。(苦笑)

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2005/08/25

【5.1ch】『フルメタル・パニック! The Second Raid』Scene07「とりのこされて」

フルメタル・パニック!(5) さて今回は久し振りに、SONY MDR-CD950を出してきて、だんちさんお薦めのヘッドフォン鑑賞にて、『フルメタル・パニック! The Second Raid』(監督:武本 康弘)を愉しみました。(^^)

 ちなみにここだけの話、DENON AVC-A1SRのディスプレイに DOLBY HEADPHONE の文字を見たのは、これが初めてだったりする。(^^;
 西村ちなみに、今回の視聴ヴォリウムはなんと、大盤振る舞いの-25.0dB(!)
 こんな大音声で鳴らせるのは、ヘッドフォンならではですね。(^^;
 あぁ、7.1chスピーカでもこの大音声で鳴らせる環境を、是非とも手に入れたい…



 さてOPの「南風」ですが、いつものスピーカ視聴と違って、随分とエコーが掛かって聴こえます。
 これは本編も同様にエコーが掛かっていたので、DOLBY HEADPHONE はこういった反射音を畳み込むことによって、音場の広がりを表現しているのでしょう。
 通勤時に電車内で聴いているヘッドフォン(Pioneer SE-HF03 & Vodafone V602SH by SHARP)のような、耳許で鳴っている感はありませんでした。
 ちなみに、CMパートとの音量差は、DOLBY HEADPHONE でもやっぱり気になります。

 さてここまでの視聴では、いつもよりエコーが強いなぁという感じだったのですが、この教室で先生が出席を取るシーンにきて、「これはっ!」と思いました。
 このシーンでは普段スピーカで聴いているのと同じように、返事をする生徒の位置が、きちんとそれぞれに前後感を持って振り分けられていました。
 右手前で返事をしたり、左奥で返事をしたり。
 DOLBY HEADPHONE の凄さを見せ付けられた・・・いや、聴き付けられた瞬間でした。



 ところで、かなめの「頭かどっかにリモコン式の電気ショックを付けてやりたい」という台詞に対する、恭子(CV:木村 郁絵)が「犬じゃないんだから」と返すやり取り。
 これって暗に、『犬夜叉』(監督:池田 茂(~#44),青木 康直(#45~))のことを指しているんですよね?

「お座り!」

 閑話休題。
 さて内容の方はといいますと、前回が宗介(CV:関 智一)サイドの話とすれば、今回はかなめ(CV:雪野 五月)サイドの話でした。
 ある日突然、宗介がいなくなる、かなめの絶望。
 これを表現するため演出が、また憎いです。
 こちらは前回からの続きで観ているので、かなめが待ち焦がれている宗介が現れないことを知っています。
 だからこそ、夏 玉蘭(CV:沢城 みゆき)と擦れ違うまでのウキウキ感いっぱいのかなめを観ているのが、とても辛かった。
 そして擦れ違った後の、不安に駆られてどうしようもなくなるかなめの姿も・・・
 Scene03「迷宮と竜」とは違って、この分かり切った展開が実に面白かったです。
 展開を分かっていても面白い。
 これこそが作品として、本物なのだと思います。


 さて、次回のScene08「ジャングル・グルーブ」の放送は、三週間後の2005/09/15(Thu) am0:10~。
 こんなに間が空いたら、これまでの話を忘れてしまいそうだ。(苦笑)


 それでは、よしなに。(敬称略)

 P.S. 留守番電話サービスの声が大原さやかさんのそれに聞こえたのですが、あれは雪野さんだったのでしょうか?

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2005/08/18

【5.1ch】『フルメタル・パニック! The Second Raid』Scene06「エッジ・オブ・ヘヴン」

【予約】 フルメタル・パニック! カレンダー2003年版 さてこのエントリは、8月28日(日曜日)にアップしています。
 そうです、『AIR In Summer』(監督:石原 立也)(前編)「やまみち -mountain path-」の放送前にアップしています。
 しばらくの間、このブログをほったらかしにしていてすいませんでした。



 さて気を取り直して、まずはミーハーなところからいくと、常盤恭子役の木村郁絵さんのお声がたくさん聞けて良かったなと。(^^)
 次にマニアックなところを攻めると、環境を表現することに注力された5.1chサラウンドステレオ放送は、実にいいなぁと。
 だけど、作品のメインはそこにはない。
 あくまでも、かなめ(CV:雪野 五月)と宗介(CV:関 智一)の心の交流がメインである。
 しかもそれを何で表現するのかというと、これが散髪なんですよね。
 思い起こせば、TVシリーズ『AIR』(監督:石原 立也)でも、観鈴(CV:川上 とも子)と晴子(CV:久川 綾)の心の交流は散髪でした。
 さてその散髪シーンですが、これがまた凄かった。
 二本の直線で構成されているハサミというモチーフは、ストレートに描き手の素描力を要求してきます。
 何しろ二本の直線で構成されているため、パースの狂いがストレートに表れてしまいます。
 しかもそれが、かなめの五本の指の中に収まっていて、フレキシブルにカメラの前で映る角度を変えてくる。
 このシーンは物凄く自然に見えているのですが、この"自然に見えている"ということが、実は凄いことなんだろうなぁと思って観ていました。
 雪野さんと関さんの芝居も相俟って、そこで交わされる台詞以上の心の交流が、観る者の心を捉えて離しません。

 またこのときのSE(効果音)にも、息を呑みました。
 ハサミで髪の毛を切るSE、切られた髪の毛がクロスの上に落ちるSE、更にそれが床の上に落ちるSE。
 そのどれもが、タイミングで芝居をしているんです。
 SEだけで芝居をしているんです。
 映像ではかなめが手を払うだけで、床に落ちていく髪の毛自体は描写されていない。
 だけどそこに、SEだけの芝居が重なってくる。
 このSEだけの芝居が、堪らなくいいです。

 あと印象に残っているシーンは、宗介が感情を露わにしたラストシーンですね。
 キャラクタが与えられた役割以上のものを手に入れようと、作品内で藻掻き始める。
 これこそが物語なんだと思います。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/08/11

【5.1ch】『フルメタル・パニック! The Second Raid』Scene05「うるわしきシチリア」

フルメタル・パニック! カードミッションパーフェクト・ガイドブック さてこの感想は、15日(月曜日)にタイプしています。

 最初、前回の次回予告を観たときには、シチリアでブルーノ(CV:郷田 ほづみ)を追い詰める話かと思っていました。
 ところが当のブルーノは、Scene05開始早々、マオ(CV:根谷 美智子)の色香に落ちて、お縄に…
 じゃぁ今回の見せ場は何なんだと思っていたら、メインはカニカッティを舞台としたブルーノを抱えての、シチリアマフィアからの逃走劇でした。

 観ていて気持ちの良い、華麗な逃走劇カーチェイス。
 こういった映像を観ていると、いつも思うことがあります。
 それは、5.1chサラウンドステレオ放送が云々、3DCGIの重力演算が云々といっても、こうして観ているだけで愉しい映像の前には、それらの云々はナンセンスだなぁということです。
 そのぐらい今回のカーチェイスシーンは、観ていて愉しかったです。
 スカッ!としました。
 この感覚は、TVシリーズ『AIR』(監督:石原 立也)の第八話「なつ -summer-」や、『dancing blade かってに桃天使!』(1998 KONAMI)に通ずるものです。
 本当はここに、前作である『フルメタル・パニック? ふもっふ』(監督:武本 康弘)を挙げるのが妥当なのでしょうが、いかんせん自分は1話しか観ていないため、今回は控えました。

 あと、自分が個人的に気持ちよかったのは、クルツ(CV:三木 眞一郎)の気障な台詞です。
 ああいった台詞は、ギャグとして以外では、なかなか作品の中には持ち込めないものです。
 ところがそれを『フルメタル・パニック! The Second Raid』(監督:武本 康弘)は、あっさりと作品内に持ち込んできた。
 しかもその気障な台詞を語るのは、気障な台詞をいわせれば右に出る者はいないであろう、三木眞一郎さん。
 いいね。
 特にギャグではないのが、凄くいいです。
 クルツは元々、気障な台詞をケロッというようなキャラクタですし、あのシチュエーションならケロッといえるでしょうし、何よりCVはあの三木眞一郎さんです。
 もう、いうことないですね。



 さてここで少しだけ、WOWOWに対して苦言を呈したいと思います。
 恐らく、過半数の視聴者は気にならない(その環境にない)と思うのですが、本編の5.1chサラウンドステレオ放送と、CMの2chステレオ放送の音量差があり過ぎです。
 5.1chサラウンドステレオ放送を2chステレオ放送にミックスダウンすると、丁度良い音量なのかも知れません。
 ですが、5.1chサラウンドステレオ放送は音量が小さく、2chステレオ放送は音量が大き過ぎます。
 当たり前のことですが、観ているときは本編に音量を合わせています。
 そしてCMに入った瞬間、余りの音の大きさに慌てて、ヴォリュームを絞っています。
 こういった現象は、ANIMAXでは日常茶飯事でして(苦笑)、適当な放送局(?)は適当だなぁと思っていたのですが、まさかWOWOWでもこんな目に遭うとは思ってもみませんでした。
 取り敢えず先程メールで、WOWOWに問い合わせてみました。
 すると、WOWOWカスタマーセンターより返信がありました。
 こちらからの送信から約14時間後の返信というは、なかなかのレスポンスだと思います。
 さて、その内容はといいますと、

お問合せの音量の件につきまして、当番組に限らず、弊社WOWOWにてお送りしております番組は、基本的に権利元より提供された映像素材に手を加えずにお送りするよう努めており、番組により音声レベルが低い場合がございます。何卒、ご了承下さい。
今回、お寄せいただきましたご意見・ご要望は担当者に申し伝えます。
とのこと。
 どうやらWOWOWには、CMパートも込みで、映像素材が納品されているようです。
 ということでこれは、どこに問い合わせたらよいのでしょうか?
 京都アニメーションはアニメーション制作だから、CMパート込みの映像素材を制作しているのは、やはり富士見書房?
 でも映像関連だから、ハピネット・ピクチャーズ?
 いやいや、あちらは1作目の販売元だから、こちらはKLOCKWORXかな?
 うーん、こういった場合は、どうしたいいのでしょう。


 それでは、よしなに。(敬称略)

 P.S. 前回のエントリのP.S.で、"宗介"について指摘したのですが、TBを頂いているブログでも未だに、誤字のままのところをたくさん見掛けます。 自分のエントリって、読まれてないのかな?

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2005/08/10

【DVD&UMD】『フルメタル・パニック! The Second Raid』 in AV Watch

あてにならない六法全書?フルメタル・パニック! ということで、AV Watchの方で記事になっていました。
 これを拝見しますと、音質的にはもの足らない内容です。
 通常版はDolby Digital 2.0chのみ収録で、初回限定版の方には、Dolby Digital 2.0ch & 5.1ch &コメンタリの3つを収録。
 通常版は2チャネルしか収録しないのであれば、自分としてはLPCMで収録して欲しかったです。

 ここでその蘊蓄を少々。
 まず、現行のDVD-Videoのビットレートは、合計で最高10.08Mbps(10,080Kbps)となっています。
 次にDolby Digital(AC-3)のビットレートは、最高で448Kbpsです。
 ということで、通常版であれば映像に最高で約9.5Mbpsを割り当てられるのですが、初回限定版では音声にDolby Digital 448Kbps×3=1,344Kbpsも取られてしまうので、映像には最高で約8.6Mbpsしか割り当てられません。
 実際には映像と音声以外のマージンがあるので、東芝のRDシリーズでは、映像の最高ビットレートは9.2Mbpsとなっています。
 もちろんDolby Digitalは、384Kbpsや192Kbpsといった低いビットレートも選択できるので、もっとたくさんの情報量を映像に割り当てることも可能です。
 果たして初回限定版は、映像にどれだけのビットレートを割り当ててくるでしょうか?
 別にビットレートを限界まで使わなければならないことはないので、映像のビットレートはもっと低いかも知れないのが恐いです。

 ちなみにLPCMのビットレートは、1,536Kbpsです。
 先程算出した、Dolby Digital448Kbps×3=1,344Kbpsと192Kbpsしか変わらないのであれば、音質のかなり良いLPCMで収録して欲しいです。
 つまり自分は、高画質ディスクとしてDolby Digital音声収録、高音質ディスクとしてLPCM音声収録の2ヴァージョンが、ベストソリューションだと思っています。
 『超変身コス∞プレイヤー』・『ヒットをねらえ!』・『LOVE・LOVE?』の変身3部作コンプリートDVDは、これを実現しているのですから、他の作品でも・・・

 ちなみに、BSデジタル放送のSD(標準放送)のビットレートは、約7Mbpsです。
 単純比較では、DVD-Videoの約10Mbpsの方が上です。
 ですが『フルメタル・パニック! The Second Raid』(監督:武本 康弘)は、LB(レタボックス)で放送されています。
 スクイーズ収録(ですよね?)のDVD-Videoとは同じ俎上にないため、現物を同一条件で比較してみないことには、何ともいえません。
 また音声の方も、BSデジタル放送はMPEG2-AACです。(ビットレートは192Kbpsでしょうか?)

 とにかく、守銭奴の自分からすると、お金を出すからには、それだけの付加価値が欲しいと思っています。
 しかしながら、PSPを持っていない自分にとってUMDが無用の長物のように、収録ビットレートが享受する映像や音声に影響を及ぼさない環境の方には、このエントリって無意味ですね。
 UMDの映像や音声ってどうなんでしょう?


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/08/04

【発売決定】『serial experiments lain』TV-BOX

 来る2005年 9月22日(木曜日)になんと、『serial experiments lain』TV-BOX(GNBA-5066)が発売されるそうです。
 価格は税込み¥12,600-。
 自分は今先程、BSQR489『GENEON Presents 週刊アニメプレス ~これが今夜の御主人様~』でこの発売情報を聴くまで、全くといっていいほど知りませんでした。
 これでは、『遍在 -omnipresence-』の名折れですね。(苦笑)

 ということで、それはもう間違いなく、購入しますよ。
 ご飯代を浮かしてでも、購入しますよ。
 もちろん、当然のことながら、『serial experiments lain』DVD-BOX Яesurrection(PIBA-1169)だって持っているのですが、それでも買っちゃいますよ。(苦笑)
 まぁ、そういうことです。



 それからですね、このTV-BOXに関連してか、ワニマガジン社から、『yoshitoshi ABe lain illustrations ab# rebuild an omnipresence in wired』のタイトルで、ソニー・マガジンズ刊『an omnipresence in wired yoshitoshi ABe』が再販されるようです。
 こちらは8月26日(金曜日)発売予定ということで、未だに発売日は確定していないようです。
 それからこれは殊更にいうまでもなく、当然のことながら、『an omnipresence in wired yoshitoshi ABe』(ISBN:4-7897-1343-1)だって持っているのですが、それでも買っちゃいますよ。(爆苦笑)
 まぁ、そういうことです。

 しかし、『serial experiments lain』(監督:中村 隆太郎)はまだ自分に、お金を使わせる存在なんだなぁ。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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【5.1ch】『フルメタル・パニック! The Second Raid』Scene04「デイライト」

どうにもならない五里霧中?フルメタル・パニック! まずはメリッサ・マオ(CV:根谷 美智子)と夏 玉蘭(CV:沢城 みゆき)の剣戟シーンが、凄く良かったです。
 映像をカットで魅せるのではなく、アクションで魅せてくる。
 今回、ああいった絵コンテを切れるというのは、三好一郎さんがアニメータの技量を信頼しているからだろうし、また逆にアニメータの方も、それに対してこれでもかといわんばかりに応えてくる。
 そして音響の方もそれに負けじと、どんどんと5.1chを活かしたSE(効果音)を載せてくる。
 マオはレギュラメンバーだから絶対に死なないと思っていても、こう、観ているこちらは、手に汗を握っているんですよね。
 受け手が「クォリティが高い」というのは簡単なのですが、それを具現化している作り手の方は、本当に優秀な方ばかりなのだと思います。

 次はCM明けの、ナイフを弄ぶ玉蘭が実にいいですね。
 特にナイフの切っ先で、自分の下顎を突っつくところには、驚きを隠せません。
 "ミスリルの面々を突っつく"と掛けてあるのはもちろんのこと、なんとこの突っつかれているという表現を、非常に短い一本の曲線を描くことによって魅せてきました。
 あのたった一本の曲線で、非常に鋭利な刃物が玉蘭の柔肌を突っついているという映像を生み出している。
 ラムダドライバ発動をド派手なCGイフェクトで魅せてくるかと思えば、玉蘭の心理描写をこうして、たった一本の曲線でひっそりと魅せてくる。
 これだけ幅の広い表現をTVシリーズで観られるとは、本当に幸せです。

 またストーリーの方も、この映像に引けを取りません。
 Scene03の冒頭にあった『アメージング蜘蛛同心』。
 パッと見は臨時ニュースを割り込ませるためだけの、出鱈目なチャンバラ(かなめ談)でした。
 ところがこれは、助けに行った先に敵の罠があるというこれからを暗示させる、見事なまでの劇中劇でした。
 しかもそれは、Scene04での「まるで蜘蛛の糸に絡め取られてるみたい」というマオの台詞や、「そろそろ本番の捕り物だぁ」というゲイツの台詞にまで及んでいます。
 メカアクション主体であるにも関わらず、それこそまるで蜘蛛の巣のように美しい伏線が張り巡らされている。
 またこの華麗な伏線は、これだけに留まりません。
 ブリーフィング時のトニー(CV:遊佐 浩二)の軽口が、この局面になって効いてくる。
 しかもその内容が、「クレタ人は嘘吐きだっていうパラドックスよ」(マオ談)。

 凄い作品だ。
 Scene03はもう一つかと思っていたのですが、それはScene03だけを近視眼的に観ていただけでした。
 『フルメタル・パニック! The Second Raid』(監督:武本 康弘)という作品全体は、自分の期待の遙か上を行っています。

 次回、Scene05「うるわしきシチリア」も期待しています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

 P.S. 皆さんの感想を読んでいて、「"宗介"と"宗助"のどちらが正しいの?」と思っています。エンドテロップには"宗介"と表記されているのにね。



 2005/08/06(Fri)21:00~放送のBSQR489『PONY CANYON STYLE まるなび!?』のゲストは、下川みくにさんでした。
 この日の放送は公開録音でして、唄ってくれた生唄はもちろん、『フルメタル・パニック! The Second Raid』のオープンエンド。
 オープニングの『南風』も良かったのですが、エンディングの『もう一度君に会いたい』が実に良かったです。
 実はみくにさん、『もう一度君に会いたい』を唄っている間に、感極まって泣いてしまったんですね。
 これには、「プロとしてどうか?」という意見もあるでしょうが、自分はみにくさんのストレートな気持ちが伝わってきて、本当に良かったと思っています。

 これだからラジオは止められない!

 その模様は、こちらのスタジオ写真から、少しだけ伺うことが出来ます。

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2005/07/28

【5.1ch】『フルメタル・パニック! The Second Raid』Scene03「迷宮と竜」

終わるデイ・バイ・デイ(下)フルメタル・パニック! この感想は、31日(日曜日)にタイプしています。

 さて、『フルメタル・パニック! The Second Raid』(監督:武本 康弘)の作画に関しては、余りにも高い評判しか聞かないので、ここは敢えて映像に関して至らないところを指摘したいと思います。
 なお、これはただ自分が天の邪鬼なだけですから、「俺の、僕の、私のTSRを悪くいうな!」という意見は、どうかご勘弁を。
 (そういった意見は、PlayStation2『AIR』で懲りています)



 3DCGIの重力演算について。

 例えば『モンキーターン』(監督:秋山 勝仁)及び『モンキーターンV』(監督:秋山 勝仁)の、モーターボートレースシーン。
 これはOLMデジタルが、三年の歳月を掛けて自社開発した、「モーターボートレースシーン制作用ツール群」によって表現されています。
 このモーターボートレースシーンを一言で表すと、「たいへんリアル」になると思います。
 このリアルさは、該当ページを見て頂ければ分かるように、たいへんたくさんのファクタによって支えられています。
 その中で今回は、"重力"というファクタを、キーワードとして挙げたいと思います。
 この地上では通常、森羅万象に対して1Gの重力が掛かっています。
 そしてこのツール群がその"重力"を演算し、表現しているからこそ、あのリアルなモーターボートレースシーンが実現できているといっても、過言ではないでしょう。

 では翻って、『フルメタル・パニック! The Second Raid』に於ける、3DCGIを観てみましょう。
 今回、冒頭にあったヘリコプタ墜落シーンを観て、何だか不自然に思われなかったでしょうか?
 自分はScene01のときからずっと、『フルメタル・パニック! The Second Raid』の3DCGIを、不自然に感じていました。
 その理由は、先程キーワードとして挙げた"重力"です。
 自分は当然のことながら、京都アニメーションデジタル映像開発室に足を踏み入れたことがないので、実情は分からないのですが、自分の眼には京都アニメーションの3DCGIが、重力演算をしているように見えないのです。
 被弾したヘリコプタが墜落するともなれば、壊れたローターが最後の力を振り絞って生み出す途切れ途切れの浮力と、無情にも襲い掛かってくる重力との鬩ぎ合いの果てに、放物線を描きながら墜落していくものと思います。
 ところが今回の墜落シーンに、そういった表現は感じられませんでした。
 ただヘリコプタが、直線的に落ちていっただけのような、そんな感じでした。

 これが他のロークォリティな作品であれば、「まぁこんなものだろう」で済みますが、『フルメタル・パニック! The Second Raid』は、非常にハイクォリティな作品です。
 しかも迫力の、5.1chサラウンドステレオ放送。
 そのため、こういった些細なところがかえって目立っていると思います。



 指摘ついでにもう一点、AS(アームスレイブ)のECS(電磁迷彩システム)表現について。

 前述のヘリコプタなどは3DCGIなので、ポリゴンに角度を持った背景を透過させることによって実線を際立たせ、ECSをそれらしく表現しています。
 それらに対してASは、手書きで表現されています。
 つまりASは、3Dではなく2Dなのです。
 そのためASには、そのまま上記の表現方法を適用できません。
 ではどうやってASのECSを表現しているのかというと、それは背景の透過と、黒の実線を太いライトブルーのエフェクトに置換することによって、表現されていました。(そう自分が受け取っているだけで、実際には違う方法かも知れません)
 ところが、この表現には限界がありました。

 カメラに対して手前のものは大きく、奥のものは小さくというのは、所謂遠近法の基本です。
 ですが、最近のアニメーション表現に於いては、手前でも奥でも変わらないものがあります。
 その代表格が、実線の太さです。

 Scene03の16分30秒頃にある、ARX-7(アーバレスト)のトンネル突入シーンを観て頂ければはっきりするのですが、ECSで見えにくくなっているはずのARX-7が、画面の奥に行けば行くほど、太いライトブルーの塊として、画面上に浮いてきます。
 これはASのECS表現に、前述の表現方法を用いているためです。
 もちろん、仕方のないことといえばその通りなのですが、姿を隠すというECSの表現方法としてこれは、もう一つといったところではないでしょうか?

 もちろんこれも、先程の重力演算と同様、ハイクォリティな作品だからこその指摘です。
 何度でも繰り返しますが、こういった重箱の隅的な指摘が出来るのは、全体の完成度が総じて高いからです。
 3DCGIの重力演算ないしは、それと同等以上の表現ができるようになれば、『フルメタル・パニック! The Second Raid』は、今よりももっと高見に上り詰められると思います。



 さて次は、5.1chサラウンドステレオ放送について。

 今回、「迷宮」と称されたトンネル内での音響が、非常に良かったと思います。
 トンネル内に発せられた音は、反響音がリアチャネルに載るのに対して、コクピット内にいるパイロットの声などは、フロントチャネルにしか載らない。
 当たり前といえば当たり前なのですが、2000年12月 1日(金曜日)放送開始のBSデジタル放送以前では考えられなかった、5.1chサラウンドステレオ放送のTVシリーズ。
 劇場ではなく、TVを前提にしているのが、時代だと思います。

 色々と問題も多いけれど、こんなに素敵な時代に生まれてきて、良かったと思っています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/07/21

【5.1ch】『フルメタル・パニック! The Second Raid』Scene02「水面下の状景」

終わるデイ・バイ・デイ(上) フルメタル・パニック! さぁ今夜こそブロックノイズのない、フルレートの『フルメタル・パニック! The Second Raid』(監督:武本 康弘)を堪能したぞと。
 いや、それはいいのですが・・・

 そういえば今回、ゲイツ(CV:大塚 芳忠)とかいう、『メゾフォルテ』(監督:梅津 泰臣)に出てきたような、すぐに人を殺したがる奴がいましたね・・・

 ああいうの、大っ嫌い!なんですけど。

 そういえば一作目の敵役も、あんな感じでしたね。



 さて、まずは勧善懲悪モノについて。
 勧善懲悪モノを良しとする方の多くは、その面白さとして、"理解のしやすさ"を挙げられます。
 対して自分のように、それを良しとしない者は、そのつまらなさとして、"先が読める"という部分を挙げます。
 これらはどちらか片方によるものではなく、両方とものファクタが内包されているものと、自分は思っています。
 つまり勧善懲悪モノがどう受け止められるかは、作品が云々というよりもむしろ、作品を受け止める側の問題だと思っています。

 これらを踏まえて今回の『フルメタル・パニック! The Second Raid』(監督:武本 康弘)。
 京都アニメーションお得意のギャグが冴え渡る学園パートと、前述の勧善懲悪&マッドサイエンティスト(ですよね?)の戦場パート。
 それにプラスして、夏姉妹の百合百合(?)が今回の骨子でしょうか?
 それで映像面では、SD(標準放送)でLB(レタボックス)ながらたいへん安定していますし、音響面では5.1chサラウンドステレオ放送で文句はありません。

 ところが・・・今回のScene02は、自分にとって面白くありませんでした。
 その理由はひとえに、勧善懲悪モノだからです。
 自分で簡単なストーリーを書いてみると解るのですが、キャラクタはただ創っただけでは動いてくれません。
 キャラクタを動かすのには必ず、それ相応のモチベーションが必要となります。
 しかもこのモチベーションには、作り手が納得するだけでなく、受け手をも納得させるだけのものが必要となってくるのです。
 このモチベーションの例を挙げると、往年の作品では、「この地球を守りたい!」などです。
 こういったいわゆる味方サイドのモチベーションは、比較的受け手の共感が得られやすいのですが、これが敵役サイドのモチベーションになると、途端に難しくなります。
 多くの人の共感を得られる、他人を殺しても良い理由を用意する。
 これは一筋縄ではいかない・・・はずでした。
 ところがこれには、簡単な抜け道がありました。
 それは先程例に挙げた、「この地球を守りたい!」と同じ方法です。
 つまり、悪者は悪者だから悪いことをするのだという、理由付けです。
 しかもそれが不良やマッドともなれば、もう完璧です。
 キャラクタの想いと受け手の想いは、その悪者を倒すという目標に集約されますし、ストーリーもそれに沿って進んでいきます。

 ですが自分は、こんなストーリーでは満足できません。
 この気持ちを簡単にいうと、そんな勧善懲悪で先の読める作品はもう、観飽きているのです。

 まず、勧善懲悪云々以前に、名無しキャラはすぐに亡くなって、主人公級キャラはなかなか亡くならないという法則(?)があります。
 ですから今回でいえば、夏 玉蘭(CV:沢城 みゆき)がグリグリやられるところは、落ち着いて観ていました。
 何しろゲイツがアレなキャラクタでしたからね、絶対に殺られることはないと思っていました。
 もちろん、ここでゲイツがトリガーを引けば、『エルフェンリート』(監督:神戸 守)にもなれたのですが、案の定そこまでのものはなく、ただただ飽きたからでそのシーンが終わってしまいました。
 こういった異常なキャラクタが大好き!という方が、たくさんにおられるということも理解しているのですが、やはり自分は好きになれません。

 というか、大っ嫌い!です。

 しかしながら、こういった嫌われる敵役を一話にして創り上げられたというのは、作品として大成功だと思っています。
 自分の好嫌と作品の巧拙は、違うベクトルですからね。



 さて今回も、5.1chサラウンドステレオについて少々。

 やはりScene02一番の見所は、ゲイツの「アヴェ・マリア」に至るシーンでしょうか。
 「殺れ!」というゲイツの掛け声とともに始まった戦闘は、銃声や剣戟音や悲鳴などが360度あらゆる所から耳に入り、ラストのゲイツの歌声は、左右のメインスピーカとセンタースピーカのみから。
 それ以外の戦闘音は総て、左右のリアスピーカからという、5.1chサラウンドステレオならではの前後感を活かした構成になっていました。
 特にこのときの映像は、画面の真ん中でポツンとゲイツが腰を捻りながら「アヴェ・マリア」を熱唱するのみで、そこで行われている惨殺劇の一切は映像で表現されることなく、リアチャネルからのSE(効果音)のみで表現されていました。
 このシーンは、鶴岡 陽太さんをトップとする音響スタッフの実力を、充分に感じることが出来ました。
 音響だけでも充分に表現できる自信があるからこそ、山本 寛さんはこういったコンテを切れる。
 また、こういった魅せ場を用意した今回の脚本は、武本 康弘監督自らが執筆。

 TVシリーズ『AIR』(監督:石原 立也)に引き続き、京都アニメーションの作品は、本当に高いレベルで実を結んでいると思います。
 次回、「迷宮と竜」も期待しています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

 P.S. 他の方のScene02に対する感想によく、「R-15指定」や「15禁」といった文言を見掛けるのですが、『フルメタル・パニック! The Second Raid』は、「(R-15)指定"相当"」の作品です。 WOWOWは15歳以下の視聴を禁止している訳ではありません。

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2005/07/18

ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪

撲殺天使ドクロちゃん(1) さて久々にやって来ました、二ヶ月振りのぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪
 ということで今回も、COMIN'SOON TVで鑑賞している、『撲殺天使ドクロちゃん』(監督:水島 努)です。
 オープニングアニメーションのスタッフクレジットは、前回の血液型に引き続き、今回は星座でした。
 次回は干支かな?

 さぁ今回もサクサクッと感想をタイプしようと思ったのですが・・・
 自分が『撲殺天使ドクロちゃん』に慣れてしまったのか、はたまた『木工ボンド部 Presents 千葉紗子の「びん・かん ドクロちゃんねる」』の方が遙かに面白くなってしまったのか、とにかく、今回の『撲殺天使ドクロちゃん』は面白くなかったです。

 第5話「林間学校だよ!ドクロちゃん!」
 第6話「肝だめしだよ!ドクロちゃん!」

 何というか、これまでの畳み掛けるようなテンポがなりを潜め、今回は割と普通のテンポになっていました。
 もちろんこれには自分の慣れが絡んでくるので、本当にそうだったのか?と突っ込まれると、ちょっと答えづらいのですが…
 で、作品のテンポを自分が掴めるようになると、途端に各キャラクタの行動が読めるようになってしまったんですね。
 するともう自分は、大声で笑うことが出来ませんでした。
 ドクロちゃんは間違いなく寝たふりをしているとか、あのカレーは間違いなく毒入りであるとか、そういったことを冷静に考えながら観ている自分がいるんですよ。
 ・・・何だかとても勿体ない、25分間でした。

 さて、2ヶ月後に放送予定の第7話&第8話で、取り敢えずこの『撲殺天使ドクロちゃん』は最終回だそうです。
 最終回にはまた最初の頃のように、愉しく作品を観終えたいと思います。

 ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/07/17

『AIR』「鳥の詩」 in 青春ラジメニア

『AIR』公式攻略ガイド電撃PlayStation さて、一つ前のエントリで話題にしていた「鳥の詩」(唄:Lia)ですが、本日のラジオ関西青春ラジメニアの7曲目に、フルコーラスで掛かりました。
 青春ラジメニアで、許諾取得エピソードを何もいわずに掛かったところから、「鳥の詩」はJASRAC登録曲だったのでしょうか?
 自分はてっきりJASRAC非登録曲のため、リクエストが多くてもすぐには掛からないものと思っていました。
 特に青春ラジメニアでは、曲を掛ける段になってからその曲の詳細を調べ始めることが多く、JASRAC非登録曲は余計に遅くなる印象があります。

 さて、番組内では触れられなかったのですが、これはラジオ関西賞の対象曲となるベスト5に含まれていたのでしょうか?
 自分としては、非常に気になるところです。

 果たして、「鳥の詩」の生唄を聴くことが出来るのか?


 それでは、よしなに。(敬称略)

 P.S. やっぱりドクロちゃんに票は集まらないか…

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2005/07/15

第10回アニメーション神戸 ラジオ関西賞(主題歌)募集中!

 現在、アニメーション神戸では、2005年 7月15日(金曜日)締め切りで、ラジオ関西賞(主題歌)へのノミネート曲を募集中です。(後に締め切りが、18日(月曜日)までに延長されました)
 これは、2004年 8月~2005年 6月末までに公開された総てのアニメーション作品の主題歌の中から、大賞曲一曲を選出し、「ラジオ関西賞」を授与しようという企画です。

 もちろん対象曲には、『AIR』の「鳥の詩」や、『撲殺天使ドクロちゃん』の「撲殺天使ドクロちゃん」も含まれます。

 しかもスケジュールが合えば、10月 2日(日曜日)に神戸国際会議場メインホールで開催される「第10回 アニメーション神戸」の授賞式にて、大賞曲を生唄で披露して頂けるそうです。

 投票はこちらから。

 これはもう、投票するしかないじゃないか!


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/07/14

【5.1ch】『フルメタル・パニック! The Second Raid』Scene01「終わる日々」

同情できない四面楚歌? フルメタル・パニック! さて、いよいよ始まりました、『フルメタル・パニック! The Second Raid』(監督:武本 康弘)。
 SD(標準放送)でLB(レタボックス)なのが非常に悔やまれますが、16:9&5.1chサラウンドステレオ放送ということで、自ずと期待は高まります。
 さて放送後は恐らくですが、ネット上にたくさんの感想文がアップされることと思います。
 その中で自分らしい感想をと考えたときに今回は、"5.1chサラウンドステレオ放送"がキーポイントになると思います。(人によっては[R-15指定相当]でしょうか?)
 Dolby Digitalやdtsの5.1chサラウンドステレオ環境もそれほど普及していない中、MPEG2-AACの5.1chサラウンドステレオ環境の普及率は、まだまだといわざるを得ないでしょう。
 そこで自分は、5.1chサラウンドステレオを中心に『フルメタル・パニック! The Second Raid』の感想を認めれば、他の人とは違うものをアップできるのではないか?と考えました。
 ということで今回の『フルメタル・パニック! The Second Raid』は各Sceneとも、5.1chサラウンドステレオ放送を中心に、感想を認めたいと思います。



 で、だ・・・こちら茨木市では、生憎の雨模様でして…
 最初の内は何ともなかったのですが、開始5分を過ぎた頃から時折、画面上にブロックノイズが走るようになりました。
 そして、開始10分を過ぎた頃からは、徐々にですが音声が途切れるようになり、それを追うようにしてフレームレートが落ち始め、CMが明けた頃にはとうとう画面がブラックアウト。
 映像がプッツリと途切れてしまいました。
 ・・・すげぇ悔しいぞ!(泣)
 嗚呼、こんなことなら無理してでも、60cmのパラボラアンテナを立てておけば良かった。(後悔)

 それで映像が回復した頃にはもう、ARX-7(アーバレスト)が追い詰められていて、強襲揚陸潜水艦TDD(トゥアハー・デ・ダナン)がそこに駆け付けるところでした・・・

 取り敢えず今夜は、ここまでにさせて下さい。
 一晩寝て、傷付いた心を癒やしてから、本編の感想をタイプしたいと思います。

 あぁ、せっかくいい音で、鳴ってたのになぁ~


 2005/07/14(Thu)21:30 追記

 さて、気を取り直して…
 我が家のBSディジタルアンテナ経路は、二系統あります。
 一つは110度CSも兼ね備えた、自前のパラボラアンテナ。
 そしてもう一つは、J:COMが囲い込みのためにわざとBS波しか流さない、集合アンテナです。
 前者にはSONY DST-HDX9を、後者にはSHARP TU-HVR100を接続して、『フルメタル・パニック! The Second Raid』は二台同時録画をしていました。
 先程その、両方の映像をチェックしましたが、やはり口径が大きな分、集合アンテナの映像の方が被害が少なかったようです。
 ですがそれでも、ARX-7がTDDからデータを受け取った直後に映像が途切れ、回復したときにはもう、ARX-7が橋の上に追い詰められていました。
 この間にARX-7がどんな活躍をしたのかが、非常に気になります。

 さてさてここからは冒頭でも触れたように、音響面から『フルメタル・パニック! The Second Raid』を観ていこうと思います。
 まず、一番最初にハッ!としたのが、対ECSミサイルに対する警告音ですね。
 5.1ch総てを使ってヘリ(テンワズトゥエルヴ?)の騒音を表現している中に、センタースピーカだけから"ビッ!ビッ!ビッ!ビッ!ビッ!"と、警告音がこちらに突き刺さってくる。
 最初に聴いたときには、ビクッ!としましたね。
 そしてヘリはチャフをばらまきながら回避運動に転じるも、機体の真横でチャフにぶつかってミサイルが爆発。
 不時着を余儀なくされるほどの甚大なダメージを、機体に受けてしまいました。
 このときも、左後方から右前方へと回り込む対ECSミサイルのSE(効果音)が、気持ち良く鳴っています。

 あと、TDDの工廠内での「いい国作ろう…室町幕府」。(笑)
 もとい、AS(アームスレイブ)の修理&整備をしているときの反響音がそこここに響いていて、キャラクタの声も反響して、狭い艦内にいる雰囲気がとってもいい感じでした。
 やはり、リアから聞こえる反響音の方が自然ですよね。

 しかし悔やまれるのは、ラムダドライバの発動シーンです。
 ブロックノイズの向こうにすみれ色に輝くARX-7は見えたのですが、音声は途切れ途切れですし、フレームレートも2fps(秒間2コマ)ぐらい(爆)でもう、何がどうなっているのか殆ど判りませんでした。
 集中豪雨の馬鹿野郎!
 どうしてこんなときに降ってくるんだよ!?…

 ということで『フルメタル・パニック! The Second Raid』は、こちらが期待した以上の出来映えでした。
 ですが大自然の前に、その全容を享受することが出来ず、非常に残念な結果に終わってしまいました。
 これ、WOWOWに嘆願メールを出せば、再放送してくれるのかなぁ?


 それでは、よしなに。(敬称略)

 P.S. TBポリシーについては、こちらを参照して下さい。

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2005/07/13

『AIR』コレクターズセルアルバム

 京都アニメーションのウェブページを拝見していますと、トップページに、コレクターズセルアルバムの宣伝がありました。
 石原立也監督が第1話からチョイスした5カットが豪華なアルバムになっているそうですが、これはいったいお幾らになるのでしょうか?
 こういったコレクターズアイテムは得てして高い物と相場が決まっているので、自分には手が出せなさそうですが、誰か買わないかな?・・・

 ということで、"使徒"を標榜するてりぃさん
 ここは一つ、いっときませんか?(^^)
 7月17日(日曜日)から「KYOANI Shop!」で、ネット販売開始だそうです。
 期待しています。


 2005/07/17(Sun) 追記

 さて、早速「KYOANI Shop!」を覗いてきたのですが・・・

値段、高っ!


 こりゃぁ、守銭奴の自分はもとより、多くの"使徒"の方も、おいそれとは手が出せないでしょう。
 と思ったら、17日の22:45現在、観鈴のは殆ど売り切れていますね・・・流石は"使徒"。
 この調子だと、完売するのも時間の問題ですね。

 そして、観鈴に負けるとも劣らない人気を誇る神奈のコレクターズセルアルバムが出た日には、それこそ瞬間沸騰宜しく、完売されることでしょう。
 恐るべし、鍵っ子!


 それでは、よしなに。

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2005/07/07

【感想】『フルメタル・パニック! The Second Raid』前夜祭~ライトノベルの夜明け

揺れるイントゥ・ザ・ブルー フルメタル・パニック! ということで、「『フルメタル・パニック! The Second Raid』前夜祭~ライトノベルの夜明け」の感想です。

 TVシリーズ『AIR』の石原立也監督が、妙にはしゃいでいたなぁ。(笑)


 それとあと、動く四季童子さんを、初めて見ました。
 古くは『卒業~クロスワールド』・・・

 閑話休題。

 まぁ、ライトノベル云々については、萌えについて云々するのと同じで、マスコミがただ宣伝文句を欲しているだけなので割愛。
 やはり今回の一番の見所は、原作者兼シリーズ構成:賀東 招二さんと、監督:武本 康弘さんが巡る、京都アニメーション内部と秋葉原ですね。
 京都アニメーションの新社屋内は、越して間もないからか、よく映像を見掛けるサンライズのスタジオ内とは雲泥の差で、とても綺麗に片付いていました。
 それにしても今のアニメーションスタジオ内は、自分が見慣れているソフトハウス内と、それほど変わりないですね。
 違うところといえば、そこここに茶封筒が積み上げられているところぐらいでしょうか?

 さて、次に映像が変わると、そこは秋葉原。
 このお二人が石丸電気ソフトワン(ですよね?)のDVDソフト売り場にいる映像は、不思議な感覚でした。

 ・・・先程から、『フルメタル・パニック! The Second Raid』に、全然触れていませんね。(苦笑)
 結局のところ、この番組で自分が観ていたところは、動くスタッフさん達だけだったような…
 まぁ自分はそれが愉しかったから、いいんですけどね。(^^)

 来週から、5.1chサラウンドステレオ放送で始まる『フルメタル・パニック! The Second Raid』、期待しています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/07/06

【感想】『LOVELESS』Ep.12「ENDLESS」

『LOVELESS』(3) ということで、しばらくアップしていなかった『LOVELESS』(監督:紅 優)の感想ですが、最終回ぐらいはアップしようと思います。

 『LOVELESS』の中で一番印象に残っているのは、江夜(CV:釘宮 理恵)と倭(CV:かかず ゆみ)の絡みです。

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2005/07/01

『楽音潮流 eXtended Music』 Spring Animation Theme Music Request CountDown 2005

 さて、いよいよ発表されました、BSQR489『楽音潮流 eXtended Music』 Spring Animation Theme Music Request CountDown 2005!(長いな)
 ではこちらでもカウントダウン、いってみます!



No.10「ループ」唄:坂本 真綾
    『ツバサ・クロニクル』ED

No.09「New World」唄:ベ・ユミ
    『フタコイ オルタナティブ』OP

No.08「TRUST」唄:奥井 雅美
    『これが私の御主人様』OP

No.07「DAYS」唄:FLOW
    『交響詩篇 エウレカセブン』OP

No.06「光のシルエット」唄:CooRie
    『絶対少年』OP

No.05「WILD EYES」唄:水樹 奈々
    『バジリスク 甲賀忍法帖』ED

No.04「創聖のアクエリオン」唄:AKINO
    『創聖のアクエリオン』OP



No.03「恋せよ女の子」唄:田村 ゆかり
    『極上生徒会』OP



No.02「愛情のカタマリ」唄:いずみ・みつき・安奈
                (浅野 真澄・清水 愛・植田 佳奈)
    『これが私の御主人様』ED

これが私の御主人様(2)これが私の御主人様(3)



No.01「Forever...」唄:savage genius
    『エレメンタル ジェレイド』OP

Erementar gerad オフィシャルガイドErementar gerad (8) 限定版



 ということでトップは、savage genius の「Forever...」でした。
 正直にいうと意外でした。
 自分はてっきり、ネット上でのお祭りを受けて、「ハッピー☆マテリアル」がトップになると思っていましたから。

 ところで、おいらが投票した「鳥の詩」「撲殺天使ドクロちゃん」は、いったい何位だったんだ?(苦笑)


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/06/30

【感想】『フタコイ オルタナティブ』最終話「3人でいたい」

フタコイオルタナティブ The novel さて、思い知れ、関東地方!(笑)も、いよいよ最終話。

 これからも自分は、関東地方よりも先行する番組を待っています!

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2005/06/29

【感想】BSこだわり館『BSアニメ夜話』第4弾

・第1夜:『未来少年コナン』(監督:宮崎 駿)
未来少年コナン完全読本宮崎駿アニメのルーツ 判っている人は、だいたい判っていると思うのですが、自分は余り、ネームヴァリューに左右されません。
 それは宮崎さんも同様です。
 宮崎さんの新しい映画が公開されても、それはたくさんある映画の中の一つとしか思えません。
 ということで今回は別段、得るものがなかったです。

 あっ、他のマスコミではチヤホヤされている宮崎さんに対して、色々な人が、ロリコンだの何だのといっているところは、面白かったです。(^^)



・第2夜:劇場版『エースをねらえ!』(監督:出崎 統)
エースをねらえ!(全14巻セット)美装ケース入り 皆さんのお話を聞いていて思ったことは、この'79年当時の出崎さんは、精力的に活動をされていたのだろうということ。
 ですが、劇場版『AIR』に於けるその印象と、今回取り上げられた劇場版『エースをねらえ!』の印象には、それほど大差はありませんでした。
 つまり、歯に衣着せぬいい方をすれば、成長が見られないのです。
 ディスカッションの中でお名前の挙がった富野由悠季さんの今の作品は、きちんと現代の作品としての映像を備えています。
 ですが、出崎さんのそれは、過去のものにしか見えません。
 出崎さんは本当に今でも、精力的に活動されているのでしょうか?



・第3夜:劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』(監督:石黒 昇・河森 正治)
超時空要塞マクロスコンプリートガイド 今回のラインアップで一番期待していたのが、この『愛・おぼえていますか』です。
 今なお通用する、ハイクォリティアニメーション。
 しかもそれを当たり前の話ですが、CGを用いることなく映像化しています。
 これは驚異だと思います。
 あとは、エンディングのスタッフロールも見所だと思います。
 今では絶対に不可能な、当時だからこそ集結できたという面々が名を連ねています。

 しかしながら今回は、ゲストの人選がよくありません。
 板野さんがいらっしゃったのなら、どうしてそのお相手は飯島さんや土井さんではなく、深見さんなのでしょうか?
 逆に深見さんがいらっしゃったのなら、どうして取り上げる作品が『MACROSS PLUS』(総監督:河森 正治)ではないのでしょうか?
 その辺りが、勿体ないなぁという感じです。

 さて今回は板野さんがゲストということで、やはりディスカッションの中心は"板野サーカス"。
 ミサイル乱舞の原体験は、バイクに搭載したロケット(花火)ランチャ100連発!という話は、とっても面白かったです。
 やはり、映像作家の原体験の話は面白いですね。

 これからもこういったゲストを期待します。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/06/24

【感想】『アニクリ2005』石原立也監督

AIRアンソロジー・ノベル(1) さて今回の『アニクリ2005』は、TVシリーズ『AIR』から石原立也監督がご出演ということで、このエントリをアップします。

 それでまず最初に、声を大にしていっておきたいことは、この画質の体たらくさです。
 素人目に見ても、ホームビデオで収録した映像を、16:9ワイドに引き延ばしているのが丸分かりです。
 BS-iのオリジナル番組がこんなので、本当にいいのでしょうか?
 また、向井アナウンサーの質問の仕方が・・・歯に衣着せぬいい方をすると下手なので、ゲストの方から、なかなか良いコメントが得られていません。
 その取り上げる作品に対する知識だけではなく、当意即妙な質問の仕方にも、取り組んで欲しいと思います。



 さて、内容について。
 TVシリーズ『AIR』夏・特別編は鋭意制作中とのことでしたが、2005/06/24(Fri)放送のBSQR489『PONY CANYON STYLE まるなび!?』にゲスト出演された、井上喜久子17歳ですおい!おい!さんによりますと、既にアフレコは終了したとのこと。
 日経キャラクターズ!no.07 P139にある、京都アニメーション代表取締役 八田英明氏のインタビューによりますと、京都アニメーションの作品はどれも、アフレコ時にはきちんと映像を用意されているそうです。
 しかもこれが京都アニメーションでは、普通の作り方だそうな…
 ですので、夏・特別編は自分が思っている以上に、制作が進んでいるようですね。
 というか、もしかしてもう、完成しているとか?

 またこうして、オリジナルの『AIR』に惚れ込んでいる方が監督をされたからこそ、TVシリーズ『AIR』は、オリジナルの『AIR』ファンの方にも、受け容れられたのだと思います。
 こういった作り手がもっともっと増えていかないことにはこの先、アニメーション作品の工業製品化に、歯止めが掛からないと思います。
 これは自分が勝手に思っているだけですが、その作品に関わるのであれば、せめてその作品のことを好きでいて欲しいなと…
 ラジオを聴いているとよく、その作品について何も知らないのに、その作品に携わっている方がいらっしゃるんですよね。
 そんな悪貨に、石原監督のような良貨が駆逐されないことを祈ります。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/06/23

【感想】『フタコイ オルタナティブ』第12話「光ある場所へ」

 さて、思い知れ、関東地方!(笑)の第十二弾。

 今回はアヴァンタイトルから入り、そのまま『双子の天使達が舞い降りてきて世の悪事をぶっ倒しちゃうぞ!』編のオープニングはなしで、始まりました。
 ということで、次週の最終回には是非、最終回用のオープニングアニメーションを観せて欲しいものです。

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2005/06/21

【感想】『英國戀物語エマ』第十二章~スズラン~

エマ(4) さて、いよいよ最終章の『英國戀物語エマ』(監督:小林 常夫)。

 それにしてもだ。
 TVA(テレビ愛知)に続いての早さで観られているTVO(テレビ大阪)での『フタコイ オルタナティブ』(総監督:逢瀬 祭)の放送とは異なり、tvk(テレビ神奈川)の放送から遅れること二日のSUN(サンテレビジョン)で観ていた『英國戀物語エマ』は、他のブログからのネタバレ回避がとっても辛かったです。
 半ばどうでもいい作品ならともかく、『英國戀物語エマ』は自分にとって、とても大切な作品でした。
 ですので毎週、それこそ必死でネタバレ回避に努めていました。

 さて、そんな環境で観ていた『英國戀物語エマ』のラストは、実に誇り高かったと思います。
 正直にいうと、エマ(CV:冬馬 由美)の後を追っていたウィリアム(CV:川島 得愛)が、駅のプラットフォーム上でようやく追い付いたときには、人目も憚らず力強くエマを抱き締めて、「行くな!」と叫ぶウィリアムを勝手に想像していました。
 ところが実際には、エマの方から「ありがとうございました」といわれてウィリアムはもうそれ以上、引き留めることはおろか、何も言葉を掛けることが出来なかった・・・
 こんなウィリアムを、「へたれ」といって非難することも出来るのですが、ここはもう一歩、作品に歩み寄りたいと思います。
 『タイタニック』(監督:ジェームズ・キャメロン)公開時に散々いわれたことですが、世間のより多くの人は、チープなラヴストーリーを求めています。
 先程、自分が想像していた「行くな!」なんていう台詞は、それこそチープもチープ。
 つまりそのチープなラヴストーリーを、自分は求めていたということです。
 対して『英國戀物語エマ』はどうだったかというと、そんなチープなラヴストーリーに陥ることなく、最後まで誇り高いラヴストーリーであり続けた。
 これはもしかすると、多くの視聴者の期待には応えていないのかも知れません。
 現に、「ウィリアムはジョーンズ家を捨ててエマの許へ」という自分の期待には、応えてくれませんでした。
 ですがそれこそが、『英國戀物語エマ』という作品の矜持だと自分は捉えています。

 19世紀末のロンドンに於ける、身分違いの恋。

 これを真面目に描き切ったからこその、『英國戀物語エマ』。
 これを最後まで描き切った小林常夫監督以下総てのスタッフに対して自分は、心から惜しみない拍手を贈りたいと思います。
 本当に良い作品をありがとう。

 これまでの小林常夫監督作品に於ける真面目さは、自分にとっては時として、堅苦しい代物でした。
 ですが『英國戀物語エマ』に於けるこの真面目さは、19世紀末のロンドンを描き切るのに、大いに貢献していたと思います。
 19世紀末のロンドンを知らない自分から観ても、そこはかとなくそれらしさを感じていましたから。

 また「最終章」とせず「第十二章」としたところから自分は、「第十三章」以降があるものと信じています。
 スズランが繋ぐ、エマとウィリアムの行く末を…



 さて最後になりましたが、『英國戀物語エマ』の感想をタイプするにあたり、以下のブログを自分のお気に入りに登録して参照させて頂いていました。

 「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋
 070-アーステイル-呼出し中
 Cosi Cosi
 KenjiMのブログ~アニメと野球と音楽と
 けん太のアニメ・コミック徒然草
 ここには全てがあり、おそらく何もない
 サブカルチャーに感想を
 ゼロから
 パズライズ日記
 月の砂漠のあしあと
 今日のブログ 明日のグラブロDESTINY
 深夜アニメ館
 吠刀光

 ありがとうございました。


 それでは、よしなに。(順不同、敬称略)

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2005/06/20

【結果発表】感想率調査2005年春

 先日まで、光希桃 Anime Stationで行われていた感想率調査2005年春の結果が、ようやく発表されました。
 今回、初めて参加させて頂きまして、誠にありがとうございました。
 このエントリでは、その結果について触れていきたいと思います。



 まず、感想率を見て驚いたのが、『フタコイ オルタナティブ』(総監督:逢瀬 祭)の感想率が、第2位だったことです。
 自分がマジョリティかマイノリティかといえば、当たり前のように後者です。
 そんな自分が毎週感想をタイプしている作品が、第2位を取る・・・
 これは『フタコイ オルタナティブ』が凄いのか、自分の角が取れてきたのか?
 いずれにしても、自分が思っていた以上に、注目度の高い作品だったということですね。



これが私の御主人様(1) 次に継続率についてですが、自分が注目したのは、BS-iのみで放送されている『これが私の御主人様』(監督:佐伯 昭志)と、EX(テレビ朝日)のみで放送されている『いちご100%』(監督:関田 修)の可能数です。
 前者はディジタルチューナーを持っていれば、ほぼ全国で受信できる放送局です。
 対して後者は、どんなに頑張っても関東圏以外では受信できない放送局です。
 にも関わらず、『これが私の御主人様』の可能数は96。
いちご100%(1) 対して『いちご100%』の可能数は171・・・
 ディジタルチューナーの普及率の低さが、こんなところにも表れていますね。
 というか、関東圏だけで全国の世帯数の45%をカバーしているというのは、こういうことなんですね。

 関西圏在住の自分からすると、せめてチューナーを購入するなどの自分の努力で何とかなるような、そんな放送形態にして欲しいと思います。



AIRコミックアンソロジーきみのいる場所 次に終了番組評価についてですが、当ブログを見て頂ければ分かるように、自分は間違いなくTVシリーズ『AIR』(監督:石原 立也)が、トップを取ると思っていました。
 ですが、よもやこんなにも圧倒的だとは思いませんでした。
 視聴継続数に対する殿堂入りの割合が、約65%。
 放送局がBS-iだったので、全体からすると最後まで観続けた人は27%と少ないのですが、その代わり、最終回まで観続けた人の過半数が殿堂入り。
 つまりは、最終回まで観続けた人の過半数が、人生に影響があったといっています。
 リアルタイムに観ていたときから、TVシリーズ『AIR』は凄い作品だと思っていましたが、こうして数字に出されると、改めてTVシリーズ『AIR』の凄さを思い知らされます。



 次にサイト別のきびしさランキングについてですが、自分ではかなり厳しいつもりでいました。
 というのも、自分の視聴環境で観られないのは、関東圏1局放送の番組ぐらいだからです。
 つまり観ようと思えば、相当数の作品を観られる環境にあります。
 しかしながら、自分も他の人同様に、1日は24時間しかありません。
 そのため必然的に、選択眼が厳しくなっている。つもりでした・・・
 実際には、評価きびしさランクで43位。
 新番組見切り率で20位と、自分よりもまだまだ厳しい人がたくさんいらっしゃるという。

 「もっと大胆に切っていかないと!」と思った、そんなランキングでした。



 さて、これまではただ集計結果を拝見していただけでしたが、こうして自分で参加してみて思ったことは、「自分って意外とマジョリティ?」ということです。
 これまで自分はかなりマニアックで、かなりマイノリティなつもりでしたが、どうやらそうではないらしい。

 それと、今回の調査に於ける自分のコメントに対して質問などがございましたら、遠慮なくこのエントリへコメントを戴ければと思います。
 遅くなるかも知れませんが、必ず答えるようには致しますので。


 最後になりましたが、主催の光希桃さん、お疲れ様でした。
 また次回がありましたら、宜しくお願いします。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/06/17

リクエストカウントダウン!


 締め切りはなんと、過ぎてしまいました...


 現在BSQR489の人気番組『楽音潮流 eXtended Music』では、2005/06/17(Fri)23:59:59締め切りで、リクエストカウントダウンを実施中ですでした。
 これは、2005年04月~06月の間に放送されているテレビ(地上波/BS/CS)アニメーション主題歌(オープニング・エンディング)の中からリクエストを募るもので、上位の曲が、7月の『楽音潮流 eXtended Music』でほぼフルコーラスで掛かるという企画です。
 先日の中間発表によりますと、1位の得票数はわずか5票で、まだまだ接戦が続いているそうです。
 ということで、ちょっと皆さんの力を集めれば、すぐにでもトップが取れそうな、そんなリクエストカウントダウンです。
 皆さんのお気に入りの一曲を、カウントダウンの上位に食い込ませてみませんか?

 個人的には、ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪を上位に入れたい(笑)のですが・・・


 それでは、よしなに。

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2005/06/16

【感想】『フタコイ オルタナティブ』第11話「燃える二子魂川」

 さて、思い知れ、関東地方!(笑)の第十一弾。

 しかし今までは、『CITY HUNTER』(原作:北条 司)の100tハンマー宜しく、ギャグはギャグ、シリアスはシリアスと分けて、番組に臨んでいたのですが・・・
 よもや、GHQによる財閥解体やDNA結合というギミックを用いて、イカファイヤー(CV:長島 雄一)を戦闘兵器として作品内リアルに組み込んでくるとは思いませんでした。(サイカノならぬサイイカ?)
 つーか最初、オープニング映像はいつも通りなのに、録画した番組を間違えたのかと思ったよ。(笑)
 そのぐらいあのシーンは、真面目にイカファイヤーを語りすぎ。(苦笑)
 でもホント、前回の感想にもタイプしましたが、『フタコイ オルタナティブ』(総監督:逢瀬 祭)って、多芸に秀でているなぁ。
 この調子だと、あのブラフにしか見えないオープニングや第1話だって、作品内リアルに組み込んできそうな勢いですね。

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2005/06/15

観鈴と佐祐理と蘭の輪唱

リフレインKanon & Air <音泉>内で好評配信中の『川上とも子のうさぎのみみたぶ』#348にて、『AIR』の神尾観鈴『Kanon』の倉田佐祐理『成恵の世界』の天堂 蘭の三人による、「パンツの唄」の輪唱を聴くことが出来ます。(爆笑)

 これは観鈴ファンにも、佐祐理ファンにも、蘭ファンにも、とも蔵ファンにも必聴です。(笑)

 なお、この#348は、2005/06/21(Tue)に#349へ更新されますので、興味のある方はお早めに。


The Ring もっと怖い4つの話 あと、この#348でとも蔵さんから、2005/06/18(Sat)21:00~CX(フジテレビジョン)系列で放送される『ザ・リング』(監督:ゴア・バービンスキー)を薦められたのだけど・・・
 これって堀江由衣さんが、貞子的な役で吹き替えられたものですよね?
 どうしようかなぁ~これまでに面白いホラー物に、当たったことがないんだけどなぁ。
 ですがこの『ザ・リング』は、地上デジタル放送であれば、ステレオ二カ国語放送ながらトゥルーハイビジョン放送
 どうしようかなぁ~


リング2005/06/19(Sun)追記

 さて、取り敢えず、観るには観たのですが・・・
 やっぱりホラー物はダメ、これが面白いとは思えない。
 このDVDを購入して、何度も繰り返し観る人って、いったい何が愉しくて観ているのでしょう?・・・
 自分には手の届かない世界が、そこには広がっていました。
 ですが自分は、最後までこの『ザ・リング』を観ました。
 それは何故かというと、井上喜久子17歳です。おい!おい!さん(オフィスアネモネ所属)の、素晴らしい演技があったからです。
 昔から、喜久子さんにこういった芝居をさせればピカイチ(死語)だということは解っていたのですが、最近の喜久子さんが演じられる役といえばどれも、おっとりとしたお姉さんの役ばかり。
 はまり役といえばその通りなのですが、喜久子さんの本領を発揮した役になかなか巡り会えないことに、隔靴掻痒の思いを抱いていました。
 ですが今回の喜久子さんの役は、そんな自分の思いを吹き飛ばしてくれました。
 観る者の頭にではなく、心に訴えてくるこのお芝居。
 自分はこれこそが喜久子さんの、真骨頂だと思います。
 これからも喜久子さんには、こういった役も演じて欲しい。
 そんなことを感じた、今回の『ザ・リング』でした。


 それでは、よしなに。(敬称略)

 P.S.誰もとも蔵さんに、「ノシ」の意味を教えて上げないのだろうか?…

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2005/06/14

【感想】『英國戀物語エマ』第十一章~過去~

小説『英國戀物語エマ』(1) 明かされる衝撃の過去。

 これが本当に衝撃の過去なので、目を覆いたくなります。
 ですが、こういったことをきちんと描いているからこそ、エマ(CV:冬馬 由美)とウィリアム(CV:川島 得愛)の立場の差が、際立つんですね。

 思い起こせば、前回はエマがウィリアムの許を訪れ、今回はウィリアムがエマの許を訪れた。
 そして次回は、いよいよ最終章の~スズラン~。
 けん太のアニメ・コミック徒然草によりますと、スズランの花言葉は"幸福"だそうです。
 どんなに掛け離れた境遇を経てきていようとも、この二人には是非とも、幸福になって欲しいと思います。

 さて、このエントリをタイプするにあたり、もう一度エンディングを観直してみたのですが、やはり、幼少期のエマに対するクレジットはありませんでした。
 これはあの幼少期のエマも、冬馬さんが演じられていたということなのでしょうか?
 確かめるために、何度か聴き直してみたのですが、幼少期のエマは、自分の知っている冬馬さんのお声には聴こえませんでした。
 ですが、芸達者な冬馬さんのことです。
 あの幼少期のエマも、恐らくは冬馬さんなのでしょう。

 今夜もまた『英國戀物語エマ』(監督:小林 常夫)を観ながら、冬馬由美さんに惚れ直しています。(^^)


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/06/10

【祝】『アニクリ2005』石原立也監督出演決定!

 京都アニメーション掲示板によりますと、2005/06/24(Fri)01:00~放送予定のBS-i『アニクリ2005』に、TVシリーズ『AIR』から石原立也監督がご出演されるそうです。
 TVシリーズ『AIR』関連のゲストとしては、召還獣アラターニ・・・もとい、キャラクターデザイン・総作画監督の荒谷朋恵さん以来ですね。
 石原立也監督の登場回を、愉しみにしています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/06/09

【感想】『フタコイ オルタナティブ』第10話「クマのように舞い、イカのよう刺す」

 さて、思い知れ、関東地方!(笑)の第十弾。

 野球中継のお陰で30分遅くなったため、ただでさえも遅い放送開始時間が、今夜は3:40~・・・
 やはり寝る前のEPG(電子番組表)チェックは、欠かすことが出来ません。

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2005/06/08

感想率調査2005年春

 現在、光希桃 Anime Stationでは、2005/06/18(Sat)23:59締め切りで、感想率調査2005年春が行われています。
 前回、アニ鳴館【JOEA-BWeb】で行われた、2005年新春終了番組評価調査のときには、うちのブログにはTVシリーズ『AIR』(監督:石原 立也)の感想しかなかったために、参加できませんでした。
 ですが今回は、『英國戀物語エマ』(監督:小林 常夫)の感想もあれば、『フタコイ オルタナティブ』(総監督:逢瀬 祭)の感想もある。
 少しだけだけど、『LOVELESS』(監督:紅 優)の感想だってある。

 ということで今回初めて、この調査に参加しました。
 今から2005/06/20(Mon)の結果発表が、とっても愉しみです。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/06/07

【感想】『英國戀物語エマ』第十章~すれ違い~

エマ(4) リチャード(CV:野島 昭生)はもちろんのこと、グレイス(CV:大原 さやか)達妹弟や、フランシス(CV:田上 由希子)やメアリー(CV:遠藤 綾)達使用人の見守る中、エントランス前で強くエマ(CV:冬馬 由美)のことを抱き締めるウィリアム(CV:川島 得愛)。
 リチャードに「恥を知れ!」と頬を叩かれても、「恥じることなど一つもない!」と言い返すウィリアムが、本当にカッコイイです。

 例えば、『ママレード・ボーイ』(原作:吉住 渉・シリーズディレクタ:矢部 秋則)。
 ヒロインの光希(CV:國府田 マリ子)に惚れる遊(CV:置鮎 龍太郎)や蛍(CV:石田 彰)には、作品内キャラクタとしての魅力は感じるものの、自分と同じ男としての魅力は感じません。
 ですが、ヒロインのエマに惚れるウィリアムには、自分の同じ男としての魅力を、大いに感じています。(この意見には自分の偏見が多分に含まれているのですが、女性が惚れる男性キャラクタと、男性が惚れる男性キャラクタは違うということでどうか)

 女性である原作者:森 薫さんが描くヒロイン:エマ。
 そのエマに惚れるウィリアムが、男の自分から見ても実にカッコイイ。
 これは、小林常夫監督が男性だからでしょうか?
 ですが、シリーズ構成の池田 眞美子さんは、当然のことながら女性です。
 自分は原作未読のため、このウィリアム像が原作からのものなのか、TVシリーズオリジナルなのかは判りません。
 しかしながら、女性主人公のストーリーで、それに惚れる男性キャラクタが、ここまで魅力的に描かれている作品は初めてです。

 『英國戀物語エマ』は一クールと聞いているので、残り話数は三話でしょうか?
 これはもう、一話たりとも眼が離せません!
 次回、第十一章~過去~も期待しています。

 そういえば今回の絵コンテは、宮崎なぎささんでしたね。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/06/03

【5.1ch】『フルメタル・パニック! The Second Raid』

フルメタル・パニック! the anime mission さて、今更なのかも知れませんが、取り敢えず認めておきます。

 来月からWOWOWで放送開始予定の『フルメタル・パニック! The Second Raid』(監督:武本 康弘)ですが、何と喜ばしいことに、5.1chサラウンドステレオで放送されるそうです。
 トゥルーハイビジョン放送ではないのが玉に瑕ですが、これは自分の知っている限り、純粋なTVシリーズでは、『火の鳥』(監督:高橋 良輔)に次いでの快挙だと思います。
 他にも、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(監督:神山 健治)や『攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG』(監督:神山 健治)、それから『SAMURAI7』(監督:滝沢 敏文)などが、トゥルーハイビジョン&5.1chサラウンドステレオ放送でしたが、これらは元々スカパー!PPV用に制作されていたので、純粋なTVシリーズではないかな?
 いや、スカパー!PPVだって、TVといえばTVか…
 でも取り敢えず、こういった番組が増えていかないことには、2011年のアナログ停波は無理だと思っていますので、非常に喜ばしいことだと思います。

 各デジタル放送&5.1chサラウンドステレオ環境をお持ちでない方は、この機会に揃えられてみてはいかがでしょうか?
 きっと、世界が変わると思います。
 今回、 『フルメタル・パニック! The Second Raid』の制作は、TVシリーズ『AIR』(監督:石原 立也)で、ハイクォリティアニメーションの名をほしいままにした京都アニメーションです。
 内容に関しては、何の心配もないと思います。
 皆さんも是非ご一緒に、5.1chサラウンドステレオ放送を愉しみましょう。(トゥルーハイビジョン放送だったら、フルHD(1,920×1,080ドット)環境も薦めるところなのですが…)


 それでは、よしなに。(敬称略)

 P.S. TBポリシーについては、こちらを参照して下さい。

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2005/06/02

【感想】『フタコイ オルタナティブ』第9話「ふたこい」

 さて、思い知れ、関東地方!(笑)の第九弾。

 沙羅(CV:水橋 かおり)・双樹(CV:門脇 舞)・恋太郎(CV:関 智一)の正三角形から沙羅が抜け落ちると、この正三角形はどうなってしまうのか?…

 今回はそんなお話でした。

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2005/05/31

【感想】『英國戀物語エマ』第九章~ひとり~

小説『英國戀物語エマ』(1) 人がひとり亡くなるということ。

 エマ(CV:冬馬 由美)が画面に映る度に、ケリー(CV:中西 妙子)が亡くなったというその重さから、自分は胸が潰されそうになります。
 そしてこのときウィリアム(CV:川島 得愛)は、エレノア(CV:小林 沙苗)とともに晩餐会へ出席しているんですね。
 この華やかさとの対比が、悲しみの表現にますます拍車を掛けます。
 だけどエマは、涙に暮れていたわけではありません。
 時折ケリーのことを思い出しながら、ただ淡々と、ケリーのいなくなった屋敷を片付けていました。
 そういった姿が自分には、より悲しく思えてなりません。
 ですが、それ以外のキャラクタ…特に、エマと同じ女性のメイド長(CV:五十嵐 麗)が、自分に自信を与えてくれます。
 貴族と料理人の立場の違いを彼女は、「料理人といえど、味で貴族様を感動させることができたその一瞬はね、対等になれるのよ。そういうものじゃない?」と言い切る。
 この台詞にはすっと、こちらの胸が晴れました。

 だけどエマは夜中に、水道の蛇口から滴り落ちる滴の音で、ふと目を覚まします。
 そしておもむろに、暖炉へ火をくべます。
 しばらくして、暖炉の暖かさが身体を包む頃、エマはひっそりと泪を流していました・・・
 こちらが頭で「悲しみを表現している」と理解するよりも先に、エマの悲しみがこちらの心に突き刺さります。

 更に、エンディングテーマ『Menuet for EMMA』の後には、いつもエマの許へミルクをせびりに来ていた野良猫が、どこか別の家の人に、ミルクをせびるシーンが挿入されていました。
 ケリーが去り、野良猫も去り、本当にひとりになってしまったエマ。

 婉曲に表現されればされるほど、エマの悲しみが深く伝わってきます。
 なのに毎度のことながら、その雰囲気をぶち壊す「コミックビーム」のTVCF!
 『英國戀物語エマ』(監督:小林 常夫)の掲載紙なら、もう少しは作品の雰囲気に沿ったTVCFにして欲しいと思います。


 さてこの『英國戀物語エマ』ですが、『エマ放送協會』総合ラジオによりますと、先日、遂に、最終回のアフレコが終了したそうです。
 最終回まで、眼が離せません。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/05/26

【感想】『フタコイ オルタナティブ』第8話「サはさよならのサ」

 さて、思い知れ、関東地方!(笑)の第八弾。

 オープニングはいつも通りでしたが、エンディングは変更されていました。
 またこのエンディングがいい雰囲気なんです。
 双樹(CV:門脇 舞)の許を去った沙羅(CV:水橋 かおり)。
 そして、この二人をどうすることも出来ない恋太郎(CV:関 智一)。
 この状況をもってして、過去を振り返る想い出のアルバム。
 クレイアニメーションの手作り感と、eufoniusが奏でる「ぼくらの時間」の別ヴァージョンが重なって、とても温かい雰囲気に包まれました。
 それこそこのエンディングをもって、今回が最終回でも構わないぐらいに・・・
 だけど、過去の想い出が良ければ良いほど、相対的に今の状況が悲しく思えてきます。
 結局、抱くことが出来なかった白鐘姉妹から吐かれていた嘘…
 タイムリミットのことを予め知っていたとしても、俺に何か出来たのか?と自問自答する恋太郎の無力さ…
 今回のサブタイトルは恋太郎が、小鳥の死骸の上に掛けてやったハンカチの上に書かれていました。
 これは無力なものの上に、今回の「さよなら」が成り立っているという暗示だったのでしょうか?

 今回は観終えた直後よりも、こうしてそれを思い出しながらタイプしている今の方が、心にグッ!と来ますね。

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2005/05/24

【感想】『英國戀物語エマ』第八章~時計~

エマ(4) 「あのエマが好きになったのよ」
 この、何の変哲もないケリー(CV:中西 妙子)の台詞は、自分の胸に深く突き刺さりました。
 ほんの少し、本当にほんの少しだけ抑揚を強めたこの台詞には、ここにはタイプし切れないほど、たくさんの豊かな感情が込められていました。
 アクションは殆どありませんし、たくさんの台詞があったわけでもありません。
 ですがこのシーンは、こんなにも温かい想いで溢れている。

 脚本は、台本で魅せようとする。
 演出は、絵コンテで魅せようとする。
 動画は、動きで魅せようとする。
 声優は、声の演技で魅せようとする。

 このシーンはというか、この第八章~時計~は、そのどれかが突出していたわけではありません。
 そのどれもが、まるで自己主張をしていないかのように、ぐっと抑えられていました。
 ですが自分はすぐに、この受け取り方が間違いだったことに気が付きました。

 少しでも無駄な台詞があろうものなら…
 少しでも無駄なカットがあろうものなら…
 少しでも下手な動きがあろうものなら…
 少しでも下手な芝居があろうものなら…

 これは抑えられていたのではなく、それぞれのパートが恐ろしいまでに高いところで、作品として実を結んでいたのだと思います。
 視聴者サイドはこれを、「完成度が高い」の一言でいい表すことが出来るのですが、そんな言葉で片付けてしまって、本当にいいのでしょうか?
 『英國戀物語エマ』(監督:小林 常夫)はこれを、TVシリーズでやってのけています。
 SUN(サンテレビジョン)では、地上デジタル放送でも4:3画面のレタボックス放送なのが玉に瑕ですが、次代を担うのに相応しい作品であると、自分は思います。

 次回予告の「第九章~ひとり~」の文字を見て、独りになってしまったエマ(CV:冬馬 由美)のことが、とても心配になってきました。
 フィクションの住人に、心を掻き乱されています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/05/22

【前途多難】トゥルーハイビジョン放送

雪の女王 劇場版『AIR』(監督:出﨑 統)繋がりということで、『雪の女王 The Snow Queen』(監督:出﨑 統)を拝見しました。
 ですが残念ながら、自分の出﨑監督作品に対する印象は変わりませんでした。
 例えば、影の部分に斜めの実線を入れるという表現方法の古さについて。
 各家庭のテレビも比較的小さく、今よりも解像度の低かった四半世紀以上前には、あの影の処理方法は有効だったのかも知れません。
 ですが、トゥルーハイビジョン(撮影から放送まで総てハイビジョン)で放送されている『雪の女王 The Snow Queen』では、キャラクタデザイン:杉野昭夫らしさをアピールする以上のプラス要素を、自分は見出せませんでした。
 くっきりと実線が見えてしまっては、"影"の表現にはならないと思います。

雪の女王新装版 またストーリーの方も、カイ(CV:夏樹 リオ)と口喧嘩して別れて、独りで森の奥に進むゲルダ(CV:川澄 綾子)が誤って井戸の底(?)に落ちて、そこにタイミング良く、先程喧嘩別れしたカイがどこからかロープを持って助けに来てと・・・
 この感情の起伏もなく、たんたんとした段取り進行に、製作スタッフは誰もNGを出さなかったのでしょうか?

 ましてやNHKは、有料放送です。
 自分はこんなロークォリティな作品のために、あんなに高い受信料を払っているわけではありません。
 NHKは本気で、地上デジタル放送を普及させる気があるのでしょうか?
 ずぶの素人にも、ハッ!と息を呑ませるぐらいのコンテンツを放送しなければ、2011年のアナログ停波は不可能だと思います。


Rozen maiden(1) 更にこれは、NHKだけに留まりません。
 同じく本日より、MBS(毎日放送)で放送が開始された、『ローゼンメイデン』もそうです。
 この作品は元々BS-iで、アップコンバートながら16:9ワイドで放送されていました。
 ですがMBSでは、16:9の画角を持つ地上デジタル放送でも、画面の両端を切った4:3画面で放送されていました。
 TBS(東京放送)から提供されたのが4:3ソースだけだったのか、MBSが手を抜いて4:3ソースだけで放送しているのかは判りません。
 ですがこれは、地上デジタル放送をアピールする貴重な機会を、みすみす逃していると思います。
 同じくBS-iからMBSで放送された『ケータイ刑事』シリーズは、トゥルーハイビジョンで放送されていただけに、余計に残念に思えてなりません。
 TBS系列各局は、ドラマ作品だけでなく、アニメ作品もトゥルーハイビジョンで放送されることを、切に願います。

 第一、テレビ視聴者の大半は、観られればいい、聴ければいいの人達です。
 折角の16:9ワイドの作品を、地上デジタル放送でも画面の両端を切って4:3で放送しているようでは、いつまで経ってもデジタルへの移行は進まないと思います。
 それこそ、総ての番組をトゥルーハイビジョン化して、地上デジタル放送の優位性をアピールしないと…
 テレビ業界全体として、ハードウェアだけではなく、ソフトウェアも揃える必要があると思います。

 このまま2011年にアナログ停波をしようものなら、現行放送で満足している人達が暴動を起こしそうで心配です。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/05/19

【感想】『フタコイ オルタナティブ』第7話「双葉恋太郎最初の事件」

 さて、思い知れ、関東地方!(笑)の第七弾。

 相変わらず冷静に観ると、そこここに理解不可能なものがいっぱいなのですが、それにはもう慣れました。(笑)

 『CITY HUNTER』(監督:こだま 兼嗣)宜しく、ギャグとシリアスの綯い交ぜどんと来い!です。

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2005/05/18

ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪

撲殺天使ドクロちゃん(4) ということで今回は、COMIN'SOON TVで拝見しました。
 そうです。
 『撲殺天使ドクロちゃん』(監督:水島 努)のためだけに、わざわざ月額¥315を支払って契約しました。(苦笑)
 しかも『撲殺天使ドクロちゃん』は、二ヶ月に一度の放送ときた。
 結構、貢いでいる計算になるなぁ。

 さて今回放送されたのは、第3話『恋のキューピットだよ!ドクロちゃん!』と、第4話『ニューシネマパラダイスだよ!ドクロちゃん!』。
 わざとやっている可能性は捨てきれないのですが、一応突っ込んでおくと、正しくは「キューピッド[Cupid]」ですね。
 「ベット(ベッド[Bed]の誤読)」や「ギブス(ギプス[Gips]の誤読)」や「シュミレーション(シミュレーション[Simulation]の誤読)」と同じように、外来語はいいやすいように誤読される傾向にありますね。
 また、先日の『交響詩篇 エウレカセブン』第05話「ビビットビット」も、正しくは「ビビッド[Vivid]」なのですが、「ビビット」という何かがあるかも知れないので、これは保留にしようかな?
 あと、先日の『プロジェクトX ~挑戦者たち~』第171回「ファイト!町工場に捧げる日本一の歌」で田口トモロヲさんは、「河川敷」を「かせんじき」と発音されていましたが、正しくは「かせんしき」ですね。

 でもこうして、人のはよく気が付くのですが、自分のはなかなか気付きません。
 当ブログに何か誤謬がありましたら、遠慮なくご指摘下さい。
 間違いを指摘されるよりも、間違いに気が付かない方が何倍も恥ずかしいので、是非お願いします。(^^)
 ここだけの話、昼休みに見ているとよく間違いに気付いて、こっそりのその場で直していたりします。(苦笑)


撲殺天使ドクロちゃん(5) さて本編ですが、なんだかもう、好き勝手にやってる感が全面に押し出されていて、ずーっと抱腹絶倒していました。

 さて第3話は、「海綿体」とか「前立腺」とか、まるで小学生並みの発想なのですが、それをとんとん拍子に笑いに繋げてくる。
 あーもーこれ、冷静に観ていられないです。
 それもこれも、ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪のオープニングがあるからですね。(笑)
 あのオープニングを観ているうちに、大脳新皮質の笑いスイッチが入って、その後はもう、エスカリボルグが転がるだけでおかしいような、そんな感じです。
 今風にいうと、ペピーノ・ガリアルディさんの「ガラスの部屋」が流れるだけで、その後ひろしさんが何をいってもおかしいような、そんな感じかな?

 さて第4話の方も、何がニューシネマパラダイスなのかちっとも判らないのですが、取り敢えず岩田光央さんに好き勝手やらせすぎ。(笑)
 岩田さんの芸風が板に付きすぎていて、何だかもう、岩田さんのために起こされたキャラクタみたい。
 というか、多分そうでしょう。(違うかな?)
 しかもTE-A room内にて好評配信中の、『木工ボンド部 Presents 千葉紗子の「びん・かん ドクロちゃんねる」』によると、あの「びん・かん サラリーマン」には、本編とは別にきちんとした台本が用意されていたそうな。
 これって『くじびき アンバランス』(監督:池端 隆史)宜しく、DVDの特典映像として収録はされないのでしょうか?
 あっ、DVDの特典映像は、最近、千葉紗子さんのことを馴れ馴れしく「さえちゃん」と呼ぶようになった、おかゆまさきさんに埋め尽くされているか。(苦笑)

 さて、これだけ好き勝手をやっているのに、第4話の最後の方で、映画館から立ち去る静希(CV:川澄 綾子)のカットを挟んでくるあたりは、手練れの仕事。
 ここでグッと締めるからこそ、ただ好き勝手にやっているだけではなく、きちんとした作品として観られるんですね。


撲殺天使ドクロちゃん(1) さてここで、この原作本第1巻を20数名の女性に読んで貰うという、無謀とも思える実験をご紹介します。
 それは、「こどものもうそうblog」のこのエントリです。
 自分はこの原作本を例によって例の如く未読なのですが、こうまでいわれているのを目の当たりにすると、逆に読みたくなってきますね。
 少なくとも、『ドクロちゃんねる』や『週刊アニメプレス』を介して伝わってくる原作者:おかゆまさき像は、好青年そのものです。
 彼の担当編集者:三木一馬さんも、あの内容そのままの人が来たらお引き取り願おうと思っていて、スーツ姿のおかゆまさきさんが編集部に来られたから、今に至ると仰っていたぐらいですから。
 そんな彼の作品は、そんなにも彼女らから、高い拒否反応を示すものなのだろうか?…

 ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/05/17

【感想】『英國戀物語エマ』第七章~水晶宮~

小説『英國戀物語エマ』(1) これまで自分が観てきた恋愛物では、ストーリーテンションがアップすれば、それに比例して、ヴィジュアルテンションもアップするものでした。
 ところがこの第七章は、エマ(CV:冬馬 由美)とウィリアム(CV:川島 得愛)のキスシーンがあるぐらい、ストーリーは盛り上がったのに、ヴィジュアルの方はいつも通りでした。
 いつも通りの真面目な絵作り。
 サブタイトルにもなっている水晶宮(クリスタルパレス)内でのモブシーンなんて、余りにも自然に描かれていて、全く眼が行かなかったのですが、あれは物凄いテクニックで描かれていたと思います。
 今回はそういったいつも通りの映像が、まるで最下段に打たれた香車のように、作品全体のテンションを支えていました。

 日が落ちて、映像はどんどん落ち着いていくのに、観ているこちらの心臓はバクバクしていました。
 暗い水晶宮内、途切れる会話、眼鏡を外すエマ、その手を取るウィリアム。
 そして・・・初めてのキス。
 BGMに「MOMENT」(唄:國府田 マリ子)が流れているわけでもないのに、こちらの盛り上がりは最高潮でした。
 こんなにハイテンションにさせられるローテンションな映像は、初めて観ました。
 派手なことをしなくても、テンションを上げることは出来る。
 いやむしろ、派手なBGMや画面効果で魅せるよりも、こういった地道で真面目な絵作りで魅せた方が効果的ではないだろうか。
 そんなことを思った、第七章でした。

 さて今回のウィリアムの行動で、一点だけ引っ掛かるところがありました。
 それは、エマを見失うところです。
 ウィリアムはエレノア(CV:小林 沙苗)との関係も重々承知していて、無言のツッコミを入れるハキム(CV:うえだ ゆうじ)に対して、「流されている訳じゃない」とまでいっています。
 ですから自分は、抜けているように見えるところもあるけれど、基本的にウィリアムは優秀な紳士だと思っていました。
 ところが今回のエマを見失うという失態は、自分の中にあるウィリアム像と少し違いました。
 もちろん水晶宮の展示物に、それだけ眼を奪われてしまったということなのでしょうけど、自分はそこに引っ掛かりを覚えました。

 ですがそんな引っ掛かりは、件のキスシーンでもう、どこかへ行ってしまいました。
 そのぐらい今回も良かったです。
 次回、第八章~時計~も期待しています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/05/12

【感想】『フタコイ オルタナティブ』第6話「どうして好きなのに別れちゃったの?」

 さて、思い知れ、関東地方!(笑)の第六弾。

 ようやく伏線を回収しに来た『フタコイ オルタナティブ』(総監督:逢瀬 祭)は、たいへん面白かったです。

 これでもう、「第1話の方がブラフだ」といい切っていいかな?ダメかな?…

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2005/05/10

【感想】『英國戀物語エマ』第六章~訪問~

エマ(4) 前回のアル役:西村知道さんとの掛け合いに引き続き、今回も役者同士の掛け合いが、実に良かったです。
 いいですね、こういった芝居を自宅でゆっくりと噛み締められるって。

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2005/05/05

【感想】『フタコイ オルタナティブ』第5話「7DAYZ(...and Happy Dayz)」

 さて、思い知れ、関東地方!(笑)の第五弾。

 前回とは打って変わって、今回はとても良かったです。
 こういった雰囲気で押してくる作品って、凄くいいですね。
 今回初登場となる千草姉妹は、残念ながら、千草姉妹でなくとも務まる役回りでした。
 ですがその分、『フタコイ オルタナティブ』(総監督:逢瀬 祭)のテーマとなっている「3人でいたい」が前面に押し出されていて、自分はとても満足でした。

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2005/05/04

【感想】『LOVELESS』Ep.04「FRIENDLESS」

Loveless(4) 「弥生さん好きだー! 死んでもいい!」
 「よしよし草灯、おいらが体罰を与えてやるぞ!」
 「俺の麻美子(東雲瞳先生のことね)を泣かすなんて、コニタン(草灯のことね)なんか死んでしまえ!」
 ってな感じで宜しいでしょうか?(^^;
 クラスメイトによるイジメシーンが気分悪いとか、そんなところはひたすら無視して、ひたすら萌えシーン(?)だけを追求するというのが、『LOVELESS』(監督:紅 優)鑑賞のお作法・・・なのかな?(^^;

 正直にいうと、残念ながら、演出が従来の J.C.STAFF 並みに落ちてしまったなぁ、という感想です。
 それに、何でもかんでも"ななつの月"で引っ張りすぎる、きらいも感じられます。
 ですが『LOVELESS』は、巷間に埋もれる作品ではないと感じてます。
 その平凡な作風を、非凡な作風へ底上げしているのが、コニタンの甘い演技ではないかと…
 次回も愉しみです。


 さて今回は、ぐれげさんからのTBに対応する形で、このエントリを立ち上げました。
 TBを戴けるということは、たいへん有り難いことです。
 ですので、こちらへTBするのに適当なエントリがない場合は、その旨をこちらへお伝え下さい。
 このエントリのように、決して無下には致しませんので。
 こちらの対応はトロいかも知れませんが、これからもたくさんのTBとコメントを、宜しくお願いします。>ALL


 それでは、よしなに。(敬称略)

 P.S. TBポリシーについては、こちらを参照して下さい。

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2005/05/03

【感想】『英國戀物語エマ』第五章~晩餐会~

小説『英國戀物語エマ』(1) 端役にベテランを起用しているときには、絶対に何かある。
 『英國戀物語エマ』にも、この法則が受け継がれていた。
 今回はそんな第五章でした。

 これまではただの酒飲みだったアル(CV:西村 知道)。
 だがアルは、ケリー(CV:中西 妙子)とその夫ダグ(CV:森岡 弘一郎)と、昔馴染みだった。
 そのケリーとアルのやり取りが、実に良かったです。
 舞台と違って、タイミングは映像に委ねられているはずなのに、まるでベテラン同士が間合いを取り合って、タイミングをコントロールしているかのような映像でした。
 このやり取りについては、『エマ放送協會』総合ラジオの大原さやかさんも、「中西さんと西村さんの芝居は勉強にもなる」といわれていました。

 また、各キャラクタの行動原理が"他人への優しさに根付いていて"、凄く気持ちがいいです。
 特にケリーがネックレスをエマ(CV:冬馬 由美)に譲るシーンは、別に何か特別なことがあるわけではないのですが、観ていてジーンときました。

 あと前回は、テニスでウィリアム(CV:川島 得愛)に負けたハキム(CV:うえだ ゆうじ)でしたが、今回はビリヤードで勝ちに来ました。
 しかも、ウィリアムがキューを突き出す瞬間に小咳を払うという、ちょっと卑怯なテクニック(?)を用いて。
 何だかますます、ハキムというキャラクタが判らなくなってきました。(^^)

 第六章~訪問~も期待しています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/05/01

【感想】『APPLESEED』(WOWOW)

 2005/05/01(Sun)はWOWOWで、『CASSHERN』(監督:紀里谷 和明)、『APPLESEED』(監督:荒牧 伸志)が立て続けに放送されました。
 どちらも、ハイビジョン5.1chサラウンドステレオ放送ということで、期待は高まります。
 早くこういった放送形態が、今のステレオ放送のように当たり前になって欲しいと思います。

 それで『CASSHERN』の方は公開当時に、ワーナー・マイカル・シネマズ茨木にて鑑賞しておりますので、今回は理解を深めるために観ました。
 その時の感想はこちらに認めていますので、お読み頂ければ幸いです。
 ということで今回は、『APPLESEED』の感想を認めようと思います。


APPLESEEDアップルシード コンプリートBOX ゴールデンウィークとはいえ、平日の昼間から自宅で、-25dBの大音声をもって観る映画って、凄くいいですね。
 たまにこういった時間があるから、なかなかWOWOWとの契約を切れないんですよね。(苦笑)
 ということで今回は、リアルタイムではなく、録画したものを次の日に観ました。
 さて、そんな大音声のお陰で、目の前で大爆発音がするかと思えば、左後ろからは、とても小さな金属音が聞こえてくる。
 そのぐらい音響面では、文句の付け所がなかったです。
 MPEG2-AAC 5.1ch でもこれだけ聴かせてくれるのですから、DVDに収録されている dts 5.1ch では、もっともっと聴かせてくれることでしょう。

 そして『APPLESEED』は「3Dライブアニメ」を標榜しているだけあって、映像面でも凄いです。
 『ファイナルファンタジー』(監督:坂口 博信)が"静"を志向しているのに対して、『APPLESEED』は"動"を志向しているぐらいの違いでしょうか。
 もう、このぐらいのレヴェルになると、CGだから云々、実写だから云々というカテゴライズはナンセンスだと思います。
 どちらも背景美術には、甲乙付けがたいと思います。
 ですが人物描写には大きな違いがあります。
 『ファイナルファンタジー』は人物までもリアル志向で描いています。
 そのため、総ての画面内のオブジェクトには同一密度のテクスチャが採用されていて、背景との違和感はなく、キャラクタも最後までその世界観に馴染んでいました。
 ところが『APPLESEED』のキャラクタは総て、トゥーンシェイダーによってセル画タッチで描かれています。
 そのためテクスチャ密度の違いから、カメラが引いたときなどに背景からキャラクタが浮いて見えてしまい、最後までキャラクタは世界観に馴染むことがありませんでした。
 個人的にここは少し残念に思う部分なのですが、『APPLESEED』はこの手法を選択したからこそ一流のアクション映画になり得たと思います。
 『ファイナルファンタジー』の手法では、ここまでのアクションは描けなかったものと思います。
 何年後になるかは分かりませんが、『ファイナルファンタジー』の手法による、一流のアクション映画が生まれることを期待します。


 次はストーリーについて。

 もしも『APPLESEED』にこのストーリーがなければ、自分はこの感想をアップしていません。
 そのぐらい、ストーリーが良かったのです。
 どんなに映像技術が進化しようとも、映画にとってそれらが何のためにあるかといえば、それは感動を伝えるためです。
 お話の感動なら小説でも充分ですし、映像の感動なら実験映像でも充分です。
 ですが映画の感動は、そこに音響も加え、それらが渾然一体となって初めて伝わるものです。
 いや、その渾然一体となった感動を伝えたいからこそ…そして観客はその感動を味わいたいからこそ、映画文化は未だに廃れずにあるのでしょう。

 ですが、ネット上に散らばる感想を拝見しますと、やはり「ステレオタイプなシナリオ」とタイプしている人が…
 それからもう一つ多いのが、「アニメ絵が云々」「リアルじゃないから云々」と…
 いつも思うのですが、こういった、それこそステレオタイプな文句をいう人って、自分の審美眼がショボイということを宣伝しているだけだとは・・・まぁ、思っていないんでしょうね。(苦笑)

 しかしながら、このストーリーとアクションが100%融合しているのか?と訊かれると、そこはちょっと弱いかな?と…
 このストーリー展開は、アクションシーンのためにある部分が強いですし、あのラストなら、何もあれだけのアクションシーンを用意しなくても、描けたのではないか?と思います。
 ですがそれでも『APPLESEED』は、観る人に愛を託した素晴らしい作品です。
 宣伝などで「3Dライブアニメ」を前面に押し出しているため、映像面ばかりに眼がいってしまいますが、作品のコアは映像ではなく伝えたいものです。

 一人でも多くの人に、『APPLESEED』を愉しんで欲しいと思います。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/04/30

【べたべた?】『School Days』体験版(chapter2「二人の距離」)

『School Days』特設ページへのリンク

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2005/04/28

【感想】『フタコイ オルタナティブ』第4話「ニコパク ラプソディ」

 さて、思い知れ、関東地方!(笑)の第四弾なのですが、正直にいうと、観るところはそれほどなかったです。

 今回のゲストキャラである桜月姉妹は、ウリであるはずの双子という設定が、殆ど活かされていませんでした。
 例えば、例えばですよ、桜月姉妹を桜月ユキ(希望CV:松岡 由貴)という一人っ子のキャラクタに入れ替えても、「ニコパク ラプソディ」というストーリーは成り立ったように思います。
 または『ミラクル☆ガールズ』(監督:安濃 高志)宜しく、キラ(CV:伊月 ゆい)とユラ(CV:綱掛 裕美)を入れ替えたとしても、別段問題はないように感じました。
 何しろ「ニコパク ラプソディ」というストーリーの肝は、真っ当なヤクザの親分になって欲しいと願う、娘の気持ちなのですから。

 アレ?

 "3人でいたい"や"リリカルアクション巨編感動ラブストーリー"は何処へ?

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2005/04/27

【感想】『LOVELESS -Prologue-』

LOVELESS限定版 今朝 9:30~AT-Xで放送された、『LOVELESS -Prologue-』を観ました。
 「カリスマ漫画家」という表現は頂けませんが、『LOVELESS』(監督:紅 優)をよく理解できる、たいへん良い内容の番組だったと思います。
 最初、事前情報なしに第1話「BREATHLESS」を観たときには、"そうび"とか"せんとうき"とか"さくりふぁいす"とか、とにかく意味を持つ単語が作品内では他の意味に用いられていたので、そこにとても大きな違和感を感じていました。
 ですが今回の『LOVELESS -Prologue-』で、原作者:高河ゆんさんが、以下のことを仰っていました。

 「言葉を、読む。そこから、イメージが一気に広がる」

 自分はこの言葉を聞いて、ようやく胸のつかえが取れたような気がしています。
 つまり、『LOVELESS』は耳からの聴覚情報で感じるのではなく、眼からの視覚情報で感じる作品なんですね。
 コミックスには聴覚情報がない。
 これは至極当前の話なのですが、ここを積極的に利用してくる『LOVELESS』は、たいへん意欲的な作品なのだろうと感じました。
 ですが逆にTVシリーズには、聴覚情報がある。
 その聴覚情報に、"草灯"や"戦闘機"や"サクリファイス"が載ってくると、これは自分だけかも知れませんが、たいへんチープなものを感じてしまいます。

 ですが、それを補っても余りある映像表現には、大きな魅力を感じています。
 特にエンディングの、サブタイトルをバックにして、泡沫のように消えていく歌詞の映像には、こういった映像を創り出すことが出来て、羨ましいとさえ思います。
 だからこそEX(テレビ朝日)には、新しい『ドラえもん』(総監督:楠葉 宏三)宜しく、トゥルーハイビジョン16:9ワイドで制作して欲しいと思います。
 今のような額縁放送では、折角の16:9映像が勿体ないと思います。

 視覚情報で感じる『LOVELESS』を是非、地上デジタル放送のフルスペックで…


 さて、この『LOVELESS』ですが、どうも自分の愉しみ方は、違うんじゃないかな?と思えてきました。
 というか、ぐれげさんように、きゃぁきゃぁいいながら、萌え死にながら、七転八倒しながら、大発狂しながら観るのが、本当の愉しみ方かと。
 そうか、チ●コの話にしか聞こえないんだ・・・


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/04/26

【感想】『英國戀物語エマ』第四章~ミューディーズ~

エマ(4) (アフリカ象みたいな)インド象の次は、蒸気自動車ですか。
 やることが大胆というか何というか、第一章の頃の舞台設定による窮屈さはどこ吹く風で、とてもいい感じです。

 さて、今回のサブタイトルにもなっているミューディーズで、ウィリアム(CV:川島 得愛)とハキム(CV:うえだ ゆうじ)がエロ本…もとい、グラビアアイドル本(?)を立ち読みするというシーンがありました。
 ここでお約束として、エマ(CV:冬馬 由美)が通り掛かるわけですが、このときハキムはひっそりと身を引いているんですね。
 つまりこれは、自分は物陰に隠れ、エロ本を読んでいるウィリアムを、エマに見せ付けようという、ハキムの魂胆なのかと。
 またその後、ウィリアムとハキムによる、テニス(の原型?のようなもの)対決がありました。
 自分はこの後のエレノア(CV:小林 沙苗)の描写から、てっきりハキムがわざと負けたのだと思っていました。
 つまり、ウィリアムをエレノアにくっつけてしまって、エマからウィリアムを引き離そうとする作戦なのかと。
 ですがその後のハキムは、ウィリアムに対して、正々堂々とエマに告白したことを伝えます。
 それはまるでウィリアムに、「お前も早く告っちゃえよ!」といわんばかりに。
 ということで、前述のテニス対決は、ウィリアムの実力で勝利をものだったのですね。
 ごめんなさい。
 ハキムを腹黒く見ていたこちらの方が、腹黒かったようです。(苦笑)
 ですが、流石にエロ本の立ち読みについては、自らの保身を考えてのことですよね?…
 というかそれ以前に、19世紀末のイギリスでは、エロ本を立ち読みする紳士は、マイナスイメージに捉えられたのでしょうか?
 この辺りの感覚が、もう一つ掴めないでいます。

 さて、いつものアンティークショップでエマを待ち伏せるウィリアム。
 この勢いでエマに告白するのかと思いきや、やっぱりいつも通りの二人。
 だけどその二人の仲が確実に進展していることは、その二人の表情を見れば判ります。
 自分はこの「表情を見れば」というところに、物凄く魅せられています。
 特にエマは、喜怒哀楽をあからさまにしないキャラクタとして描かれています。
 ですがその抑えられた表情の中にも、きちんと喜怒哀楽が描かれています。
 このニュアンスを描き分けくる作品は、そうそう見られるものではありません。
 ましてや『英國戀物語エマ』(監督:小林 常夫)は、TVシリーズです。

 2005年は本当に、ハイクォリティTVアニメーションの年かも知れませんね。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/04/25

今夜のハチクロとMONSTER

 さて、大好評の『ハチミツとクローバー』(監督:カサヰ ケンイチ)がいよいよ今夜から、KTV(関西テレビ)でも始まります。
 ところが、地上デジタル放送のEPGによりますと、FNN報道特別番組のため、深夜 1:30~の放送予定時間が、1時間遅れて深夜 2:30~の放送予定となっています。
 また、YTV(よみうりテレビ)の各番組も、23:40~の緊急報道特番の影響を受けて、30分遅れの予定となっております。
 ですので今夜の『MONSTER』(監督:小島 正幸)は、深夜 1:43~の放送が、深夜 2:13~の放送になります。
 更にこの枠は、冒頭に15秒CMが7つも入りますので、今夜は深夜 2:14(厳密には45秒)~の放送になると思います。

 ちなみに、『MONSTER』の前の番組に触れないのは、その番組の出来がアレだからです。

 さてここからは、この翌日にタイプしているのですが、ハチクロの冒頭にはテロップが流れていまして、どうやらこの放送は63分遅れだったようです。
 上記、KTVのページによりますと、1:36~3分間だけ、報道特別番組を入れたそうな…
 これは、自分が23:30の段階でEPGを確認したときにはなかった番組なので、恐らくはギリギリになってから、この3分間の報道特別番組が決定したのでしょう。
 幸い、うちの SONY DST-HDX9 が番組を追随してくれたお陰で、自分はきちんと番組を観ることができました。
 しかしながら、地上デジタル放送の普及率を考えると、KT Vにはかなりの数の苦情が寄せられていると思います。
 再放送はされるのでしょうか?

 最後になりましたが、今回の事故で亡くなられた方のご冥福を祈ります。


 それでは、よしなに。

 P.S. ハチクロのトゥルーハイビジョン放送、物凄く綺麗でした。他の番組もトゥルーハイビジョン放送に移行するよう、切に願います。

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2005/04/24

【べたべた】『School Days』プロモーションムービー(chapter1「告白」)

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2005/04/21

【当選】高橋洋子さんのサイン色紙

sign_yokotakahashi BSQR489『GENEON presents 週刊アニメプレス これが今夜の御主人様』2005/04/21(Thu)放送分にて、高橋洋子さんのサイン色紙が当選しました。
 のぞみさん、ありがとうございました!
 喜びころこび、欣喜雀躍しております。

 たまには、こんな幸せがあってもいいよね?


 それでは、よしなに。

 P.S. 2005/04/25(Mon)にサイン色紙が届きました。

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【感想】『フタコイ オルタナティブ』第3話「エメラルドマウンテン ハイ」

 さて、思い知れ、関東地方!(笑)の第三弾。

 今回は、ただでさえも遅いTVO(テレビ大阪)での放送時間が、いつもより30分遅くなって、3:40~の放送。
 ですがそのお陰で、ABC(朝日放送)の『JINKI:EXTEND』(監督:むらた 雅彦)(2:55~3:23)と、時間帯が重ならずに済みました。
 しかしながら、スターチャイルドやフィールの関係者は、この重なっている状況をどう捉えているのでしょうか?

 ちなみに余談ですが、今月からJOQR(文化放送)とTBS(東京放送)で重なってしまった『鋼の錬金術師』(原作:荒川 弘)は、半ば強引にJOQR側が折れました。
 来月から、放送時間帯が移動します。

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2005/04/19

【感想】『英國戀物語エマ』第三章~告白~

小説『英國戀物語エマ』(1) まず最初に、ヒンディ語に拘るのなら、象にも拘って欲しかったです。
 牙も立派ですし、耳も大きいですし、あれはインド象じゃなくて、アフリカ象ですよね?
 この象の描写について、原作の方ではどうなっているのでしょうか?
 非常に気になります。

 このインドなのにアフリカ象という描写は以前、『少女革命ウテナ』(監督:幾原邦彦)のときにもありました。
 象のイメージというと、インド象よりもアフリカ象の方が強いというのは分かります。
 そしてインドという、インド象というイメージも。
 ですがそれらをミックスしてしまうというのは、どうなのでしょうか?
 特にこの『英國戀物語エマ』では、たいへんリアルな19世紀末のイギリスを描き出すことに、腐心しています。
 今回でいえば、新聞にアイロン掛けをするところまで、描いています。
 ですので余計に、今回の象は残念でなりません。

 ですが、立派な牙を持つインド象もいるとのこと。
 『英國戀物語エマ』は小林常夫監督作品ですし、あの象はアフリカ象のように立派なインド象だと思うことにします。

 というかそれ以前に、19世紀末のイギリスで、インドの金持ちが英國紳士と交友があり、多くの召使いを引き連れてお忍び(笑)で象に乗ってイギリスに遊びに来るというのは、あり得たことなのでしょうか?
 これがリアルなのかどうかの判断が、自分には出来ません。
 ですが『英國戀物語エマ』は元々フィクションなので、リアリティについてはここまでにしようと思います。

 さて、物語の方ですが、前回登場のエレノア(CV:小林沙苗)が、ウィリアム(CV:川島得愛)サイドのお邪魔虫とするならば、今回登場のハキム(CV:うえだゆうじ)は、さしずめエマ(CV:冬馬由美)サイドのお邪魔虫といったところでしょうか?
 死語と化したラヴコメ路線を地で行くキャラクタ配置が、実にいい感じです。
 この設定は、舞台を現代にすると、ベタベタ過ぎて見ていられないのかも知れません。
 ですが、リアリティ溢れる19世紀末のイギリスという舞台が、自分の眼には還ってフィクションに映り、このベタベタ恋愛話を思う存分フィクションの中で愉しめそうな感じです。

 更に次回予告を観ますと、第四章もハキムのラヴラヴ大攻勢が続くようです。(笑)
 他の方はどうか分かりませんが、自分はこのままの路線で進めて欲しいと思います。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/04/14

【感想】『フタコイ オルタナティブ』第2話「ノーネームデイ」

 さて、思い知れ、関東地方!(笑)の第二弾。

 いや、ただ単に放送が、関東地方よりも先行しているだけの話なのですが。(苦笑)
 それに、TVO(テレビ大阪)よりもTVA(テレビ愛知)の方が、放送開始時間が42分ほど先行していますし、何より、KIDS STATION でも放送していますから、観ようと思えば全国どこでも観られます。

 その辺りについては、キー局オンリーの番組にも、大いに見倣って欲しいところです。

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2005/04/12

【感想】『英國戀物語エマ』第二章~二つの世界~

エマ(4) 前回とは違い、今回は定時に始まった『英國戀物語エマ』(監督:小林常夫)。
 前回は、このまま観続けようか否かを迷っているというところでしたが、今回の第二章をもって、最終章まで観ようと思いました。
 そのくらい、婦人傘屋内でのやり取りが面白かったです。
 しかも驚いたことに、このシーンはTVシリーズオリジナルだそうです。
 この話を聞くと、いやがうえにも作品に対する期待が高まります。
 そして何よりも、「笑顔が見たかったから」と屈託なく話すウィリアム(CV:川島得愛)がいいですね。
 こういったラヴコメ調の話を、この19世紀の世界観でする必要があるかどうかはともかく、自分はこういった方向性の方が愉しめそうです。
 逆に貧富の差や、階級の差を前面に押し出した展開になると、自分はちょっと愉しめそうにないです。
 エマ(CV:冬馬由美)とウィリアムの階級差は、あくまでも立場の差だけであって欲しいです。


 さて、このエントリでは余り、作品内容に踏み込んでいないのですが、そちらの方はみやびあきらさんのエントリをお読み頂ければと思います。
 自分がこの作品に魅せられた箇所が、余すところなくタイプされています。
 それはこのエントリを読んでしまったがために、もうこれ以上、自分のタイプすることがなくなってしまったぐらいです。(苦笑)
 そのぐらい、みやびさんのエントリには共感を覚えました。


 さて、『英國戀物語エマ』のオフィシャルページを拝見していますと、何やら日帰りバスツアーが企画されているようです。
 ラジオ番組ではよく見掛けるバスツアーですが、TVシリーズのアニメーションで日帰りバスツアー企画を見るのは初めてです。
 日帰りで¥29,800-は高額だと感じるのですが、行き先である福島県のブリティッシュ・ヒルズがそれ見合うだけのところなのでしょう。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/04/08

【ネット配信】『フルメタル・パニック?ふもっふ』

フルメタル・パニック?ふもっふ mission:complete TVシリーズ『AIR』(監督:石原立也)でその技術力の高さを示し、ファンの間のみならず、業界内にもその名を轟かせた京都アニメーション
 その京都アニメーションが2003年に制作したTVシリーズが、今回紹介する『フルメタル・パニック?ふもっふ』(監督:武本康弘)です。
 この『フルメタル・パニック?ふもっふ』全12話がこの4月から、CINEPLEX@niftyのバンダイチャンネルにてネット配信されています。
 しかも第1話「南から来た男」&「妥協無用のホステージ」は無料配信!
 無料ということで早速自分も、第1話を拝見したのですが、全編にわたってコミカルな京都アニメーションが全開で面白かったです。
 先日、BS-iで放送された『AIR In Summer』の[特報]映像からも分かるように、こういったコミカルな作風は、京都アニメーションの特徴の1つといってもいいでしょう。
 『AIR』だけが京都アニメーションではない。
 この『フルメタル・パニック?ふもっふ』は、そんな京都アニメーションの懐の深さを感じることが出来る作品だと思います。

 また、第2話以降が有料配信とはいえ、全12話を鑑賞しても¥840(税込み¥882)と、たいへんリーズナブルな価格設定です。
 『AIR』で京都アニメーションに興味を持たれた方には、是非お薦めです。


 しかしながらこのネット配信、問題がない訳ではありません。
 自分が一番不満を感じたのは、配信ビットレートの低さです。
 このCINEPLEX@niftyのバンダイチャンネルではどの作品も、500Kbpsないしは1Mbpsでしか配信されていません。
 自分は普段からフレッツ・スクウェアにて、3Mbpsでプレミア配信されている『SEED120%!』を鑑賞しているため、1Mbpsではどうしても見劣りしてしまいます。
 もちろん『SEED120%!』は、フレッツ・スクウェアへの強力な客引きですから、他のネット配信番組と同列に並べることは出来ません。
 ですが、一視聴者の立場からすると、「有料でもこの程度か」という感覚は拭えません。
 CINEPLEX@niftyのバンダイチャンネルには、より高画質より高音質な有料(優良)コンテンツへと発展することを、期待します。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/04/07

【感想】『フタコイ オルタナティブ』第1話「コロッケとヘリと地下ボクシングと私」

 日頃から、何かと関東地方に後れを取っている関西地方。

 特に『舞-HiME』(監督:小原 正和)に至っては、TX(テレビ東京)で木曜深夜に放送したものを、TVO(テレビ大阪)では翌週の火曜深夜に放送していたという有様。
 こちらはただ『AIR』(監督:石原 立也)の感想を読みたいだけなのに、読むブログ読むブログまるで仲の良い双子のように、『AIR』と『舞-HiME』の感想が寄り添っていました。
 お陰で『舞-HiME』の感想を避け、『AIR』の感想だけを読むのに苦労する毎日。

 さて、そんなところにやってきたこの、『フタコイ オルタナティブ』(総監督:逢瀬 祭)。
 オフィシャルウェブサイトによりますと、どうやらTVA(テレビ愛知)とTVOでの放送が、関東地方の放送局よりも一日先行しているようです。
 ということでここは、日頃の恨み(笑)も込めまして、とっとと『フタコイ オルタナティブ』の感想をアップしようと思います。

 思い知れ、関東地方!(笑)

 『デビルマンレディー』(監督:平野 俊貴)とか『マイアミ☆ガンズ』(監督:湖山 禎崇)とか、地方だってたまにはいいことあるんだぞ!(笑)

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2005/04/06

ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪

撲殺天使ドクロちゃん(2) ということで、『Anime-TV』で放送された『撲殺天使ドクロちゃん』の、第1話『撲殺天使だよ!ドクロちゃん!』と、第2話『未来からの刺客だよ!ドクロちゃん!』を拝見しました。
 えーっと、もしかするとDVDの方では、撲殺シーンがきちんと描かれているのでしょうか?(^^;…
 いや、その撲殺シーンを抜いたとしても、下痢に苦しむドクロちゃん(CV:千葉紗子)やサバトちゃん(CV:釘宮理恵)は・・・あれでいいのか?(笑)
 こういう、視聴者に全く媚びていない作品は面白いですね。
 作り手のやりたいようにやってる。
 だけど演じるている側は、たいへんだったようですね。
 こちらのアフレコレポートによりますと皆さん、だいぶん体力を消耗されたようです。


 『木工ボンド部 Presents 千葉紗子の「びん・かん ドクロちゃんねる」』
 確か30分番組だったと思うのですが、毎回のように1時間を超える番組になっていますね。
 こうしてトークが盛り上がれば、他のことを気にせず収録時間を延長できるのが、ネットラジオの魅力ですね。
 既存の放送メディアでは、こうはいきません。
 またこの第11回放送分のラストで、DVDでは撲殺シーンをカットせずに肉片を飛ばしているといわれていました…

 肉片を飛ばしているんですか!

 あの下痢顔(笑)からイメージするに、撲殺シーンはかなりの衝撃があると思われ…
 それでその撲殺シーンを、見付けてきました。こちらです。
 や、やりすぎだって。(苦笑)


 それでは、よしなに。(敬称略)

 P.S.冲方丁さんによる、『撲殺天使ドクロちゃん』論はこちらです。

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2005/04/05

【感想】『英國戀物語エマ』第一章~贈り物~

小説『英國戀物語エマ』(1) ファーストインプレッションは、"見紛うことなき小林常夫監督作品"でした。
 とにかく真面目な作品です。
 自分が初めて小林監督の名前を意識したのは、『超GALS!寿蘭』(原作:藤井みほな)でした。
 この作品の基本はギャグなのに、作風がやたらと真面目でして、イジメをする教師の回なんてもう、それが裏目に出て、非常にイヤな気分になったことを今でも鮮明に覚えています。
 次に観た小林監督作品は『美鳥の日々』(原作:井上和郎)でして、これは右手が恋人(笑)だったので、まだ観られました。
 その次は『十二国記』(原作:小野不由美)。
 これは流石に真面目すぎて、第1話で切ってしまいました。
 そして今回の『英國戀物語エマ』(原作:森 薫)。
 エマ(CV:冬馬由美)の一挙手一投足、イギリスの街並み一つ取ってみても、とにかく真面目。
 馬車の描写から手紙の文字、明確に貧富の差を描いているところまで、画面の端々からきちんとしたものを真面目に描き出そうとする熱意が伝わってきます。
 またストーリーの方も、凄くいいです。
 裸眼では視力に乏しく、世界が狭かった少女時代のエマ。
 そこで主人のケリー(CV:中西妙子)から眼鏡が与えられることによって視野が広がり、世界が広がった。
 これは少女から女性へといったところでしょうか?
 そして時が経ち、その眼鏡も度がずれてきたところに、エマに一目惚れしたウィリアム(CV:川島得愛)から、眼鏡のプレゼントを持ち掛けられる。
 これは女性から恋人へといったところでしょうか?
 ですがエマはそれを断り、プレゼントはレースのハンカチでいいという。
 度がずれていても、ケリーとの思い出が詰まった眼鏡はそのままにして、ウィリアムからは昔から憧れていたレースのハンカチをという…
 あくまでも、ケリーのメイドでいることに踏み留まろうとするエマ。
 本当にドラマがよく出来ていると思います。

 ですが自分は今、この作品を観続けるかどうかを迷っています。
 その一番の理由は、真面目すぎるからです。
 余りにもその作品が出来すぎていて、こちらの想像の羽根を広げる余地がないといえば、伝わりやすいでしょうか?
 自分はもっと自分の中で余韻を愉しめるような、そんな作品の方が好きです。

 取り敢えず、冬馬さんの芝居がとても心地良かったので、次回も観てみようと思いますが、その先は未定です。


 それと、SUN(サンテレビジョン)に於ける一連の16:9作品について。
 昨年の12月より、SUNでも地上デジタル放送が開始されました。
 ですが今まで、この『英國戀物語エマ』も含めて、16:9作品が16:9ワイドで放送されているところを、一度も観たことがありません。
 自分が観た限りでは、16:9画面の両端に黒帯を入れて4:3画面を作り出し、その4:3画面の上下に黒帯を入れて16:9作品を流しているものばかりでした。
 しかも映像信号は1125iなので、うちのモニタでは、画面ズームすることが出来ません。
 これは恐らく、幹事局であるCTC(ちばテレビ)のマスタから、所謂額縁映像になっているからだと思うのですが、これはどうにかならないものなのでしょうか?
 TVO(テレビ大阪)では、16:9作品はきちんと16:9ワイドで放送されているので、この思いがよりいっそう強くなっています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/04/01

【感想】『AIR』総集編

DVD『AIR MEMORIES』 これまでの総集編といえば、本当にただ本編を纏めただけで、毎回欠かさず観ている者にとっては詰まらないというのが、定番でした。

 ですが『AIR』(監督:石原立也)のそれは、非常に面白かったです。
 これはやはり、あのアニメーションクォリティがあったからこそだと思います。
 良い映像は、何度観ても飽きないですからね。

 それから、原作ソフトプレイ済みの方の多くが違和感を感じていた、オープニングテーマ「鳥の詩」。
 未プレイの自分からすると、今回エンディングで流れたヴァージョンの方が、違和感ありです。(^^)
 いつもの調子で口ずさんでいると、つまることしばしば。
 この辺りは慣れの問題だと思います。

 そして、視聴者の誰もが驚いたのは、エンディングの後に放送された、『AIR In Summer』の[特報]映像ですね。
 今夏に特番が放送されることは事前に聴いていたのですが、まさかこんなにも映像が出来ているとは思いませんでした。
 しかも全編新作カットで、台詞まで入っている・・・
 すいません、この『AIR In Summer』の製作作業は、いったいいつからスタートされていたのでしょうか?
 アフレコはこの[特報]映像分だけなのでしょうか?
 それとももう、プリレコで完了しているとか?…
 いずれにしましてもこういったところから、この『AIR』がいかに余裕を持って制作された作品なのかが分かりますね。

 愉しい作品をありがとうございました。
 『AIR In Summer』も期待しています。



 さて今回は総集編ということで、これまでに自分が主に参照していたブログを、纏めてみようと思います。
 以下のブログは、自分のお気に入りに登録して巡回していました。
 このリストは、順不同&敬称略です。

 「やねしん」のさろん やね日記
 Cosi Cosi
 OLD Dancer's BLOG
 Phantom Moon
 アニメ見てますか?....見切れませーん。
 いぬ日記
 せおっこのなんでもないことをかきとめるばしょ
 ナナメから見ている
 ひまログ ~ひまつぶし的ブログ~
 ゆかねカムパニー2
 異常感想注意報
 京都の最果てにて謳い呟くダメ人間
 吾がココロの友
 店長情報局
 萌え店長のダメ人間成長記
 毎日がEveryday +Resolutions+
 ゲーム・アニメ感想
 今日のブログ 明日のグラブロDESTINY
 墓石日記

 ありがとうございました。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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祝!劇場版『AIR』第二弾「AIR -epilog-」

 ハイクォリティな夏の特番に引き続き、京都アニメーションによる『AIR』がまた観られる。
 しかも今度はそれを、劇場の大スクリーンで!
 自分は今、この嬉しさを一人で噛み締めています。(^^)
 ニュースソースは映画情報誌、月刊エイプリルワンです。
 個人的に、前の劇場版は残念な結果に終わってしまったのですが、今回は京都アニメーション制作ということでもう、すっかり安心しています。
 しかも今回は、京都アニメーションとしては初となる、HD24p制作だそうです。
 音響については記載されていませんが、映像がHD24pなら、音響はSDDSぐらいにはなるでしょう。
 期待しています。

 さて、気になる公開日は、2006年の夏の予定。

 神奈と観鈴のあの夏がまた、再び…


 P.S.今日は何の日でしょうか?(^^;


 ということで、エイプリルフール企画はお楽しみ頂けたでしょうか?
 てりぃさんに至っては、わざわざ新しいエントリを立てた上でTBを戴きまして、誠にありがとうございます。

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2005/03/28

【感想】BSこだわり館『BSアニメ夜話』第3弾

・第1夜『新世紀 エヴァンゲリオン』(監督:庵野 秀明)
 こちらにテキストに起こされたものがあります。

 みやむ~こと宮村優子さんのお話が、たいへん興味深かったです。
 以前、JOQR『緒方恵美の銀河に吠えろ!』で緒方さんが、劇場版のラストシーンを再アフレコしたと、話されていました。
 その時には、「みやむ~と一緒に、最後の台詞を3時間掛けて録り直した」「魂が震える作品になった」と話されていました。
 また以前、OBC『宮村優子の直球で行こう!』では、みやむ~自身が"気持ち悪い"の台詞を生み出した話をされていました。
 そして今回、その生み出されたときに、庵野さんから投げ掛けられた質問が、みやむ~の口から語られましたが・・・
 (鴇羽舞衣風に)はぃ~?
 泥棒にいつでも犯される状況下で、第26話の冒頭宜しく、その泥棒がオナニーしたら…って、そりゃぁ誰でも気持ち悪いでしょう。(笑)
 でもあのラストシーンの台詞は、今でも「気持ち悪い」で良かったと思っています。

NHKにようこそ! それと滝本さんは、流石だなと思いました。
 岡田さんから「物書きとして言語化するとどうなるんですか?」と訊かれてもなお、「だって綾波ですよ?好きになるに決まってるじゃないですか」といい切った。
 あのぐらいでないと、オリジナリティある作品は生み出せないなと思う反面、彼の担当編集者は相当に腕の立つ人でないと、コントロールできないなと思いました。
 今度、『NHKにようこそ! Welcome to the N.H.K.』を読んでみようと思います。


・第2夜『映画 クレヨンしんちゃん「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」』(監督:原 恵一)

 動く藤原さんを初めて拝見しました。
 国生さんが藤原さんに、サングラスを外すよう促されたのも分かります。
 それで出演者の皆さんが、余りにも薦めるものですから、先程この映画の予約を入れました。
 2005/04/02(Sat)10:10~WOWOWでの放送です。
 でも、ステレオ放送なのが玉に瑕ですね。
 5.1chサラウンドステレオにして欲しいです。
 ところで、録画は出来ても、いつ観られる時間が出来るんだろう?
 ちなみに自分は、1975年生まれですので、大阪万博を知りません。
落語は最高のエンターテインメント見る読む落語入門 ですが元実家は千里中央ですし、今でも茨木在住ですので、太陽の塔を始めとする万博記念公園には馴染みがあります。
 果たしてこんな自分にも、この映画が愉しめるのでしょうか?

 それと志らくさんは、他人の映画を貶して溜飲を下げる、ステレオタイプな人と感じました。
 あれで彼の落語は、本当に面白いのでしょうか?


 さて、頑張って観てみました。
 ステレオ放送だったのですが、劇場版の名に恥じることのないDレンジの広さで、非常に聴き応えがありました。
 ですが、やはり大阪万博の洗礼を受けていない自分には、そこまでのものを感じることが出来ませんでした。
 出演者の皆さんが、あれだけ熱くこの映画を薦めていたのは、大阪万博という原体験があったからだと思います。
 唐沢さんがいわれていたように、これは大人向け、それも1970年以前に生まれた方向けの映画なんだと思います。


・第3夜『新造人間 キャシャーン』(総監督:笹川 ひろし)

 否定される方もたくさんおられるようですが、自分は『CASSHERN』(監督:紀里谷 和明)を、素晴らしい映画であると思っています。
 詳細はこちらをご覧下さい。
 それでこの原作の方は観たことなかったのですが、前述の『CASSHERN』とは、随分と趣の違う作品ですね。
 何となくですが、原作にぞっこんの方が「こんなのはキャシャーンではない」といわれていたのが、分かるような気がします。


 それでうちのNHK-BS2視聴環境では、BSディジタルよりもBSアナログの方が、映像も音声もハイクォリティです。
 また自分の眼には、TOSHIBA RD-X3のD端子出力よりも、Victor HR-X7のS端子出力の方がハイクォリティに見えます。
 ですのでうちでは、BS2のみ、X7で視聴しています。
 ちなみに音声は、コアキシャル端子で、DENON AVC-A1SRに接続しています。(詳細はプロフィールページにて)
 今回の放送も残念ながら、Aモードステレオだったのですが、それでも音が非常に良かったです。
 観慣れているEVAの映像は、ダビングが繰り返されているためもう一つだったのですが、音声の方は低音がきちんと出ていて、とても心地良かったです。
 また、大槻ケンヂさんの「たたかえ!キャシャーン」の熱唱も、実に良かったです。
 あのカラオケは当時のものだと思うのですが、30年前のものとは思えない分厚い中音が、とても心地良かったです。
 とにかく、音の良さに驚かされたのが、今回の『BSアニメ夜話』でした。


 それでは、よしなに。(敬称略)

 P.S. TBポリシーについては、こちらを参照して下さい。

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2005/03/25

【感想】『AIR』最終話「そら -air-」

DVD『UNDER17 FIRST LIVE TOUR FINAL「そして伝説へ…」』

「そして伝説へ…」


 いわずと知れた『ドラゴンクエストIII』(1988 ENIX)のサブタイトルであり、UNDER17のラストアルバムタイトルでもあります。

 最終話をもって『AIR』は、これを具現化しました。

 悪い意味で"伝説"となった作品は数あれど、こんなにも良い意味で"伝説"となった作品は数少ないと思います。


 メディアミックス展開ではなく、別のメディアを原作に持つ作品は、往々にして原作ファンからの評判は芳しくありません。
 小説は小説、映画は映画。
 そのメディア用に作られた作品の面白さは、なかなか他のメディアでは表現し切れないものと思います。
 ところがこの『AIR』は、その偉業を成し遂げました。
 文章主体の恋愛アドベンチャーである原作ソフトを、映像主体のアニメーション、それもTVシリーズで表現してみせた。
 いや、エンタテインメントとして恐らくは、原作ソフトを凌駕していたものと思います。
 多くの場合、同程度の出来映えであれば、原作の方がより評価される傾向にありますから。

 さて、自分は原作ソフト未プレイのため、その原作再現度の高さを享受することが出来ません。
 ですが皆さんの感想を拝見しますと、未プレイの方はもちろんのこと、プレイ済みの方からも、多くの賞賛の声が上がっています。
 奇しくもそれは、劇場版『AIR』(監督:出﨑 統)のそれとは、真逆の様相を呈しています。
 プレイ済みの方なら誰しも、『AIR』が映像化されるとこうなるだろうと、勝手な想像をしていたことでしょう。
 そしてその想像は各人に最適化され、各人にとってのベストイメージがそれぞれにあります。
 この各人が自由に思い描いたそれぞれのイメージを、たった一つの映像作品で満足させていくためには、それこそ各人が思い描いたイメージの十倍…
 いや、百倍を超えるエンタテインメントをぶつけていかないと、それは叶わぬことでしょう。
 何しろ、人の想像力は無限大ですから…

 ですがこの『AIR』の最終話は、多くの人から、賞賛の拍手をもって迎えられました。
 それも、何かが突出しての賞賛ではなく、全体としての賞賛です。
 総合芸術である映像作品が、その総合力をもって評価されているのです。
 そのことをこうして伝えることは、自分にもできるぐらい簡単なことです。
 ですが『AIR』はそれを映像作品で、それも斜陽産業といわれて久しいアニメーション業界内のビジネススキームで、実現してみせました。
 これはもう、"伝説"と呼んでもいいと思います。



 さて、原作ソフト、TVシリーズを問わず、ゴールシーンからラストまでのくだりについては、様々な解釈があるようですね。
 ということで、自分なりの解釈というと大袈裟ですが、TVシリーズを通して自分が感じたことを、ここに認めようと思います。

 自分が思う『AIR』のメインストーリーは、観鈴(CV:川上 とも子)が往人(CV:小野 大輔)と友達になろうとしたことを起点とし、晴子(CV:久川 綾)と本当の母子になったことを終点としています。
 つまり、友達がスタート、親子愛がゴールという解釈です。
 1000年前云々は大きな土台であり、決してメインストーリーではないと捉えています。
 その上でゴールシーンの後、晴子の回想シーンが明けると、カメラは枯れた向日葵と鰯雲(巻積雲)を捉えていました。
 向日葵が夏の季語、鰯雲が秋の季語なのからも判るように、これは夏が終わりを告げたということですね。
 つまりはこれは、一夏を駆け抜けた『AIR』というストーリーが終わりを告げたということになります。
 またこの鰯雲、自分の眼にはスチール写真に見えます。
 他にも敬介(CV:津田 健次郎)が仰ぎ見るもつれ雲(巻雲)も、スチール写真ではないのでしょうか?
 そのあと晴子がそら(CV:小野 大輔)に、「あんたは飛ぶんや!翼のないうちらの代わりに」というのは、視聴者に向けての「飛ぶんや!」ではないのでしょうか?
 晴子たち翼を持たない『AIR』の住人に、『AIR』という箱庭世界から飛び出すことは叶いません。
 ですが翼を持つ視聴者の我々には、『AIR』という箱庭世界から飛び出すことが出来る。
 そしてそらという男性視点は、大空に向かって飛び出し、スチール写真の向こうにあるであろう、現実世界へと帰っていった。
 新しい始まりを迎えるために。



 我が子よ、よくお聴きなさい。
 これからあなたに話すことは、とても大切なこと。
 私達がここから始める、親から子へと、絶え間なく伝えていく、長い長い、旅のお話なのですよ…
 私達は星の記憶を継いでいく。
 この星で起こる総ての事象を見聞き、母から子へと受け渡していく。
 星の記憶は、永遠に幸せでなければなりません。
 憎しみや争いで空が覆い尽くされた時、この星は嘆き悲しみ、総ては、無に帰すでしょう。
 いつの日か、滅びの時を迎えること。
 それも避けようのない結末。
 けれど最後は、星の記憶を担う最後の子には、どうか幸せな記憶を…

 この第一話の冒頭にもあったメッセージ。
 読み聞かせているのは、観鈴役の川上とも子さんですね。
 正直にいいますと、あの映像とも相俟って、リテラシの低い自分は、このメッセージを理解し切れていません。
 これは他の方の感想を拝見しながら、ゆっくりと咀嚼していこうと思います。



 そしてオーラス。
 「この海岸線の抜こうに何があるのか?」
 「彼等には過酷な日々を… そして僕等には、始まりを… さようなら…」
 これは少年(CV:矢島 晶子)が作り手の代表、少女(CV:野中 藍)が女性視点なのかな?と思いました。
 海岸線の向こうには現実世界があり、そこへ確かめに行こうと。
 彼等、つまり『AIR』の住人には、これから過酷な日々が与えられます。
 そして僕等、つまり現実世界の住人には、『AIR』を観終えた直後から、現実という時間が始まります。
 さようならをした作り手の少年は、女性視点である少女と手を繋いで、海岸線の向こうへと歩いていきます。
 そしてその少女は、『AIR』のタイトルロゴに重なる。
 タイトルロゴといえば、視聴者が作品と向き合ったとき、一番最初に眼に飛び込んでくる玄関のようなもの。
 その玄関にまで、女性視点を送り届けた作り手。

 『AIR』に限らずフィクションの創造主は、少しでも居心地の良い箱庭世界を作り出し、それを受け手に提供しようとします。
 だけどそれは、そのフィクションに永住して欲しいのではありません。
 受け手には、一時のエンタテインメントを、享受して欲しいのです。
 愉しみ終えた後は後腐れなく、リアルワールドへ戻って欲しいのだと思います。
 何故なら人は、逆立ちをしても絶対に、リアルワールドなしでは生きられないのですから。

 『AIR』の最終話は、居心地の良いフィクションから、明確にリアルワールドへ戻ることを表現しているように感じました。
 そのためのスチール写真であり、そのためのリアルな海岸線表現であると感じました。
 そう考えると、過剰とも思える晴子の「飛ぶんや!」演出だって、晴子が明確にフィクションの住人であることを、表現していたのではないのでしょうか?

 ここまでタイプしていて思ったのですが、もしかするとTVシリーズ『AIR』は、伝説でもまだまだ、役不足かも知れません。


「伝説から神話へ」



 これはいわずと知れた、『グラディウスIII』(1989 KONAMI)のサブタイトルです。

 神懸かりしTVシリーズ『AIR』は今、"神話"となった・・・


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/03/19

【感想】ラジオ『アベノ橋魔法☆商店街』夢の祭典『大・武田祭り!!』

アベノ橋魔法・商店街 最終回なので記念に行ってきました、
ラジオ『アベノ橋魔法☆商店街』
夢の祭典『大・武田祭り!!』

 当初は開場ギリギリに赴き、後ろの方からでも観られればいいと思っていました。
 ところが当日、急遽、昼食を梅田で摂ることになったため、そのまま12:30頃にMIDシアター入りしました。
 自分は最初、100人も並んでいればいい方だろうと、高を括っていました。
 ところが、自分が受け取った整理番号は369番!
 自分の後ろにもザッと100人は並んでいたので、どうやら13:00の整理券配布の時点でもう、殆どの整理券が捌けたようです。
 あのぉ、開演は17:00~なのですが…
 ごめんなさい、自分は『アベノ橋魔法☆商店街』リスナーをなめていました。

 それで開場時間まで、クリスタルタワーのタリーズコーヒーで時間を潰して、いざ出陣。
 出演者の男性陣は、全員が燕尾服!
 構成作家の三重野瞳さんも、燕尾服!
 パーソナリティの松岡由貴さんは、黒のドレス!
 そして、この度めでたくバツイチとなったゆんぴょうさんは、『これが私の御主人様』のメイド服のコスプレ!

 何だこの公開録音は?!(爆笑)

 AMラジオ番組だから姿は見えないのに、みんな凝りすぎ。
 気合いの入り方が違います。
 そして松岡さんは、会場となったMIDシアターを埋め尽くさんばかりのリスナーを見たときからもう、泪声の連続。
 こっちまでじーーんときました。
 ちなみに、約550人のリスナーが集まったそうです。

 それで、公開録音終了後のガイナックスコーナーで、山賀さんから気になる発言がありました。
 山賀さん「大人の事情でいえることが余りない」 
 赤井さん「それは大人の事情じゃなくて、単にぽしゃる可能性があるからでは?」
 山賀さん「そうなんだよ、企画はこんなに積み上げているのに、それがあるからいえない」
    私「『蒼きウル』は?」
 山賀さん「いや、そうなんだよ・・・」

 えーっと、この「そうなんだよ」は、どういう意味なんでしょうか?
 これは単に、過去にそういったことがあったという意味でしょうか?
 それとももうそろそろ、あの凍結が解けるということなのでしょうか?
 公開録音も良かったのですが、個人的に、こちらの発言の方が気になりました。


 それでは、よしなに。

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2005/03/18

【感想】『AIR』第十一話「うみ -sea-」

 自分はこれまで、数え切れないほどたくさんの、感動できる作品を観てきました。
 ですがその感動の多くは、どうやら感動'的な'シーンによってもたらされていたようです。
 例えばクライマックスで大切な人が亡くなったり、例えばラストシーンで大どんでん返しが待ち受けていたり…
 だけどそれらは、「こういったシーンは泣けるよね」と、頭で受け止めていた感動ではなかったのだろうか?
 本当の感動とは、頭ではなく心で感じるものではないのだろうか?
 では、心で感じる感動とはいったい?…

 今回の第十一話「うみ -sea-」は、まさしくその問いに対する答えのようでした。

 アバンタイトルの観鈴(CV:川上とも子)とその枕宜しく、着替える晴子(CV:久川 綾)の横顔は、瞳にフォーカスが当たり、耳などがぼけているところから、カメラがワイドに寄っているのが判ります。
 そしてカメラが切り替わると今度は、テレに寄って神尾家を見下ろしています。
 左の部屋には日の当たる観鈴が、右の部屋には日の当たらない晴子がいて、お互いに会話をしています。
 橘の家に戻らなくてもいい、ずっと神尾のままでいいと。
 これは神尾の方が暗い選択であるという、メタファなのでしょう。

 それともう一つのメタファは、真夏の大空を行く白い鳥でしょうか。
 観鈴が「私一人で頑張る」といった次のカットでは、一羽だけで飛んでいました。
 だけど晴子に、「勝手に帰り、アホ!」といわれた次のカットでは、一羽をもう一羽が追い掛けているように飛んでいました。
 そして最後、敬介(CV:津田健次郎)の許へ観鈴を送り届ける晴子の一つ前のカットでは、二羽が並んで飛んでいました。
 この二羽の白い鳥に、晴子と観鈴の姿を重ねるのは、穿ちすぎた見方でしょうか?

 縁側で、観鈴の髪を切り揃える晴子。
 前回の次回予告で、ミディアムカットの観鈴の姿を観ていたので最初、晴子が毛先をちまちまと切り揃えているのが、いたく不自然に見えていました。
 ところが、誤って切りすぎた髪の釣り合いを取るうちに、どんどんと短くなっていく観鈴の髪…
 最後には、そら(CV:小野大輔)もびっくりするぐらいのミディアムカットが出来上がっていました。(笑)
 そんな母子の日常を描いた微笑ましいシーン。
 かと思いきや、次の観鈴の台詞に自分は、この観鈴のミディアムカットの意味を痛感させられました。

 「なんか小さな子供に戻ったみたい…お母さんの子供」

 これまで一つ一つ積み上げてきた晴子と観鈴の母子関係を崩してしまう、この一言。
 ですがそれを受けて晴子は、「ここからやり直そう、二人でやり直そう」という。
 更に晴子は、観鈴の「ぶぃ!」を同じく「ぶぃ!」で返す。
 それは、これまで送り出す一方だった観鈴のVサインが、初めて観鈴の許へ返ってきた瞬間でした。
 ミディアムカットやVサイン。
 名作に無駄なシーンやカットは一つもない。
 そんなことは百も承知のつもりでしたが、それをこうも鮮やかに魅せられると、それは'驚き'を通り越して'感動'に繋がります。
 ミディアムカットに子供に戻る意味を重ね、Vサインに意思疎通の意味を重ねる。

 だけどその夜、観鈴は「お母さんの笑顔を、絶対に覚えているから…」といい残して眠りにつきます。
 そして次の日の朝から、観鈴の記憶の後退が始まります。

 「誰? おばさん、誰?」

 第十一話から一晩経った今は、こうして落ち着きを取り戻していますが、リアルタイムでこれを観ていたときには、このあたりからもう、作品を冷静に受け止めることは出来ていませんでした。
 自分はすっかり、『AIR』の虜になっていました。

 武田商店前の、晴子、観鈴、敬介の三つ巴シーン。
 観鈴の「ありがとう」を遮って晴子が割り込んできたところでは、観鈴と敬介は日陰に位置し、晴子だけが日向にいる。
 冒頭の神尾家とは、逆のメタファになっているところが興味深いです。
 つまりこのときは、橘家よりも、神尾家の方が明るいということなのでしょう。
 そしてバックには、その両者を分け隔てるようにして、大きな入道雲(積乱雲)が鎮座している。
 晴子の必死の訴えをも掻き消してしまいかねないような、そんな大きさの入道雲が…
 それはまるで、敬介の意思を代弁しているかのようでした。
 だけどこのシーンのラストでは、晴子の嘆願に根負けした敬介のように、この入道雲が小さくなっていました。
 『AIR』では、第一話からずっと背景に魅せられていましたが、この雄弁に語りかけてくる背景は、第十一話になってもなお、衰えることを知りません。

 さて、母なる海をバックにしたラストシーン。
 波打ち際での観鈴の絶叫。
 最初、無音で泣き叫ぶ観鈴の映像の繰り返しには、こちらで勝手に、とも蔵こと川上とも子さんの芝居を重ねていました。
 ですが最後のカットで、潮騒を超えて飛び込んできたとも蔵さんの泣き叫ぶ声は、その自分の想像を遙かに超えていました。
 その声は紛れもなく、母を求める観鈴の絶叫そのものでした。
 そして、掛かる波飛沫をもろともせず、「うちがあんたのお母さんや」といって、観鈴を優しく抱き締める晴子の姿…
 このときの晴子は、そらにいわれるまでもなく、誰が見たって観鈴のお母さんだよ。

 心にしみる感動。

 自分にはそれ以上の言葉が、思い浮かびません。
 以前、『AIR』屈指の名シーンなんて言葉を第九話に対して用いたのですが、今回はそれを更に上回ります。
 『AIR』の名シーンを挙げていったら、両手の指では足らないです。

 さて次回予告。
 抜けるような青空をバックにして、画面中央に持ってきた
"最終話「そら -air-」"の文字。
 柳也(CV:神奈延年)や往人(CV:小野大輔)の想いを受け継いだカラスの名と、作品タイトルそのものを併せ持つこのサブタイトルには、いい知れないを感じます。
 そしてこれまで、右下にクレジットされていたサブタイトルを、画面中央に持ってきたところからも、この最終話に対する作り手の意気込みや自信を感じずにはいられません。


 この『AIR』だって他の作品と同じように、翼人伝承会という製作委員会を組織して資金を集め、それで映像を製作し、その映像の関連商品を売って儲けようという、作品の筈。
 なのに『AIR』は、他の作品とは一線を画しています。
 演技がどうとか、作画がどうとか、背景がどうとか、監督がどうとか、予算がどうとか、スケジュールがどうとか、売上がどうとか、そういったものを超越したところに『AIR』は存在している。
 作り手の想いが宿りし『AIR』は、マーチャンダイズに組み込まれていながらも、その枠組みを超えているのかも知れません。

 '商品'ではなく、こんなにも素晴らしい'作品'に出逢えたことに、心から感謝します。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/03/16

【どっきり!】『木工ボンド部 Presents 千葉紗子の「びん・かん ドクロちゃんねる」』

撲殺天使ドクロちゃん(1) TE-Aroom内にて好評配信中の、『木工ボンド部 Presents 千葉紗子の「びん・かん ドクロちゃんねる」』の第8回が、凄いことになってます。

 この第8回では、原作者:おかゆまさきさんへのどっきり!の、公開打ち合わせをしています。
 そしてこのどっきり!の模様は、2005/03/25(Fri)発売のDVD第一巻の巻末に、映像特典として収録されるそうです。
 しかも番組収録のタイミングから、次回第9回配信分では、おかゆさんからのどっきり!の感想を伺えるそうな・・・
 更にもしかすると、おかゆさんを騙そうとしている、千葉紗子さんやupliftさんの方が、逆に騙されているかも知れないという、血で血を洗うどっきり!企画。

 こんな企画、見たことない!(笑)

 昔から、数多くのラジオに於けるプロモーションを見てきましたが、こんなにも愉しそうな企画は初めて見ました。
 自分は『Anime-TV』にて放送されたもので済まそうと考えていたのですが、DVDを買ってしまいそうな勢いです。


 それでは、よしなに。

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2005/03/15

佐祐理の「観鈴ちんピンチ!」

 <音泉>内で好評配信中の『川上とも子のうさぎのみみたぶ』#335にて、『AIR』の神尾観鈴のモノマネをする『Kanon』の倉田佐祐理を聴くことが出来ます。(笑)
 これは観鈴ファンにも、佐祐理ファンにも、とも蔵ファンにも必聴です。
 なお、この#335は、2005/03/22(Tue)に#336へ更新されますので、興味のある方はお早めに。

 ※ とも蔵さんは嫁に行くことに、積極的でないのかな?

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2005/03/12

【大爆笑】『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』

 今日の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』(監督:福田己津央)は、アバンタイトルから大爆笑でした。(^^)

 あのぉ、もう戦争とかどうでもいいかさぁ、これからはこのラブコメ路線で行きませんか?
 どんなにシリアス頑張っても、どうせある程度のところまでしか行けそうにないのですから、ここらでエイヤ!と舵を切って、ラブコメやりましょうよ。
 そちらの方が、自分は面白い。
 今日のはホントに面白かったんだから!
 ミーア(CV:田中理恵)はいつも通りでおかしいし、ルナマリア(CV:坂本真綾)の焼き餅が意外でおかしいし、シン(CV:鈴村健一)は相変わらずのラッキースケベ。
 よし、ここにメイリン(CV:折笠富美子)を混ぜて、「二人一緒じゃ駄目ですか?」でアスラン(CV:石田 彰)落とせ!(爆笑)

 こないだにょむら会で、「アスランはイジメ甲斐がある」みたいなこといってのはこのことかと。
 でも脚本は、両澤さんお一人。
 にょむら会、関係ないじゃん・・・


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/03/11

【感想】『AIR』第十話「ひかり -light-」

 多くの人が賞賛している中、自分にはその良さがまるで分からない作品を生み出す監督の一人に、レオス・カラックスさんがいます。
 今観るとどうかは分かりませんが、当時、大学の授業で観た『ポンヌフの恋人』には、これっぽっちも心が動かされませんでした。
 この感想はその後、WOWOWで観た彼の三部作も同様でした。
 あのプチプチと細切れになる編集のどこがいいのか、今でもディスカッションしたくて堪らないぐらいです。


 さて、今回の第十話「ひかり -light-」。
 正直にいいまして、この細切れにプチプチと切れる映像というのは、観ていて面白くないです。
 こういった映像が評価されているということは、理解しているつもりです。
 ですが、こうして毎回愉しく観ている『AIR』でそれをされても、やはり自分にとって面白くないものは面白くありません。
 レオス・カラックス監督作品宜しく、プチプチと細切れになる映像の愉しみ方を、是非とも教えて欲しいです。

 さて、冒頭に登場した、海岸で砂遊びをしていた女の子と男の子。
 しっかりと繋いだその手や、それを見て身を震わせるそら(CV:小野大輔)のリアクションなどから、恐らくあの二人は、毎回OPでタイトルロゴの『AIR』に繋がるあの二人なのでしょう。
 ですが個人的に伏線は、もう少しさり気なくして欲しかったです。
 例えば今回初登場の、志野まいか(CV:金田朋子)。
 最初は、志野さいか(CV:金田朋子)の再登場かと思いました。
 ですが、「さいかお姉ちゃんの病気が良くなりますように」とお祈りをしていたところから、CVが同じであってもあれは妹のまいかですね。(エンドテロップにて確認済み)
 第二話で観鈴(CV:川上とも子)がさいかのことを、「あの子は今度手術する…」と話していた伏線が、ここに結び付いている。
 こういった伏線の方が、自分は嬉しいです。

 それから、そらが晴子(CV:久川 綾)の目を突いたのは、第一話で晴子に目を突かれた往人(CV:小野大輔)の逆襲ですね。(笑)
 後はセミっぽい朝食の全貌(笑)など、ザッピングならではのシーンの連続に満足でした。

 「そう、帰る場所があるのですね。 あなたは頑張って下さいね。 いつか、その翼で飛べるように…」
 この美凪(CV:柚木涼香)の台詞は、咀嚼すればするほど、味わい深い台詞ですね。
 美凪の飛べない翼には、帰るところがないのだけれど、そらにはそれがある。
 美凪がそう思えたのは、そらの向こうに往人の面影が見えたからではないのだろうか?
 そんなことを妄想してしまうほど、この台詞は美凪というキャラクタを象徴しています。
 しかもこれの一つ前の台詞は、「うるとらはっぴー」ですからね。
 美凪の奥深さに触れた気分です。

 さて今回は始まった直後から、自分の眼には、同一時空間内に於ける往人とそらの共存が、酷く不安定に映っていました。
 前回のラストから、そらが柳也(CV:神奈延年)の遺志を継ぐ者なのは明白でした。
 ところが同じ時空間内に、同じく柳也の遺志を継いだ往人がいる。
 魂保存の法則(?)のようなものが頭を過ぎると、どうしてもこのシチュエーションに納得することが出来ませんでした。
 徹頭徹尾、画面内のどこかにそらの円らな瞳を捉え、徹頭徹尾、往人の目許を映さなかったところからも、今回の主人公はそらなのに。
 このあたりがもう一つ、自分の中で理解し切れませんでした。
 ですがこれがラストになって、ようやく分かったような気がしました。
 往人が光になって消えた後、そこに残っていたのはそらだけ。
 そして、そらが光の粒になって砕け散った後に出てきたのが、往人。
 つまり、往人もいるという不安定な時空間だったからこそ、そらの記憶が不安定だったのではないかと。
 そして、観鈴を想う気持ちに気が付いた往人が消えた今、本当の意味でそらは、柳也の遺志を継いで、観鈴を蝕む過去からの呪縛を解き放とうとしているのではないかと。
 観鈴が大好きな往人は、そらとなってずっと観鈴の傍にいる。
 観鈴をゴールへ送り届けるために…

 そして自分は、次回予告に眼を瞠りました。
 自分は劇場版を観ているので、このあとの展開を知っているのですが、次回予告の一カット一カットが、劇場版のそのどれをも上回っています。
 特に、黄金色に輝く大海原をバックにして、観鈴を背負う晴子の小さな人影は…
 画面の右下に、「第十一話 うみ -sea-」の文字が重なるこのファイナルカットほど、次回への期待感をそそられる絵はありません。

 次回も期待しています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/03/04

【感想】『AIR』第九話「つき -moon-」

 柳也様カッコイイ!萌え萌え!(^^)
 出でよ、召還獣アラターニ!!

 この召還呪文はスペルワンス(一回限りの呪文)です。
 新たにアラターニ(笑)を召還したいと思われた方は、各自で工夫して下さい。


 物語の結末に対する、作り手側の自信の表れ。
 他の方の感想を拝見しますと、どうやらこの展開は原作ソフト通りのようですが、それにしてもこの大胆なシナリオ構成には舌を巻きます。
 ここからラストまでのシナリオに対してよっぽどの自信がないと、こんなシナリオ構成は出来ないと思います。

 『宇宙のステルヴィア』(監督:佐藤竜雄)に於いて、グレートミッションを前哨戦として、ジェネシスミッションを本戦にしたときにも驚きましたが、今回はその衝撃を凌駕します。
 これまであったものを単なる引き金にして、それ以上の脅威を後から出してくるのではなく、主人公をカラスにしてヒロインに巡り合わせてから画面右上に、作品タイトルを描く。
 この第九話のラストは、これまでが単なるプロローグであり、これからが『AIR』のメインストーリーであることを雄弁に語っています。
 九話からなる壮大なプロローグ。
 これが他の作品であれば、「またそんなに風呂敷を広げて…」となるところですが、『AIR』なら何かをやってくれそうです。
 くれそうですが・・・この先『AIR』のラストには、これまで以上の感動が本当にあるのでしょうか?!
 そんなにも晴子(CV:久川綾)へのゴールは、感動できるものなのでしょうか?
 劇場版『AIR』に於ける前述のゴールシーンは、正直にいいますと白けていました。
 バックで波がザッバーン!・・・って、あれはギャグの演出ですよね?

 ついでだからもう一つ、劇場版『AIR』の話。
 原作ソフトプレイ済みの方の多くの感想に、「"そら"をただのカラスなんかにするんじゃない!」というご意見がありました。
 自分は原作ソフト未プレイでしたので、「別にいいんじゃない」ぐらいの思いでいました。
 ですが今回の第九話を経て自分は、この考えを改めました。
 "そら"をただのカラスなんかにするんじゃない!」
 自分もそう思います。
 "そら"の背負っているものが、余りにも違いすぎる。
 『AIR』を名乗る作品内で、ただのカラスを"そら"と呼ぶことは、『AIR』に対する冒涜以外の何物でもない!
 この一点をもって劇場版『AIR』は、『AIR』の看板を下げるべきだといってしまって構わないと思う。
 そのぐらい今回の第九話は衝撃的でした。

 「これまでの『AIR』は前哨戦に過ぎなかった…」

 まるで三流映画の続編キャッチコピーみたいですが、これまでの密度の濃い九話分をまるまる前書きにして、次回からの本編へ繋ぐこの構成。
 現代を描き、過去を描き、もう一度現代に戻ってきたとき、主人公はカラスに転生。
 そして、「にはっ。よーい、どん!」・・・

 次回から始まる『AIR』の神髄を、しかと受け止めます!


 さてここで少しだけ、死に行く者について。
 『AIR』に限らず、今回の八百比丘尼(CV:潘 恵子)のような事切れ方には、いつも釈然としないものを抱いております。
 そもそも、人はそんなにも簡単に死ぬのでしょうか?
 人間の出血致死量は2リットルと聞いているので、どうしてもあの程度の描写では…と思ってしまいます。
 もっと血塗れなら、当たり所が悪かったんだと思えます。
 もちろん、人間と翼人は違うという話もあるのでしょうけど、今回はその映像に、それだけの説得力を感じられませんでした。
 ですが、お手玉を死に行く母への手向けとする神奈(CV:西村ちなみ)の姿には、恥ずかしながら泪を誘われました。
 これらのシーン、原作ソフトでは、どのように表現されているのでしょうか?


 あとはBパートの冒頭。

 三人は大きな木の陰で、身を寄せ合っています。
 竹筒に入っていた飲み水を、三人で分け合って飲んでいましたが、恐らくはその時間の長さから、柳也と裏葉は神奈のために、飲むふりをしていたのでしょう。
 そして三人は、今後の夢を語り始めます。
 三人で西の温かい海辺で暮らす、幸せな夢。
 だが、三人が夢を語っている間にも、ジリジリと間を詰めてくる追っ手達。
 柳也は取り囲もうとする追っ手に気付いて身構えるが、夢を語ることは決して止めない。
 夢を語り続けながら顎で「神奈を連れて逃げろ」といわんばかりに裏葉を促すが、彼女は頭を横に振って、逃げる代わりに短刀を手に取った。
 もちろん裏葉は柳也と同様、この間も夢を語ることを決して忘れない。
 そしてその間にも、語られる夢の一つ一つに覆い被さるようにして、追っ手が一歩、また一歩と躙り寄ってくる。
 夢を語る会話と、迫り来る映像の対比が、観るからに切ない。
 何より神奈はここまで、まるで追っ手のことには気付いてないかのようでした。
 ところが・・・
 柳也との泪の接吻とともに、「末永く、幸せに、暮らすのだぞ」と二人に最期の命を与える神奈。
 直後、翼人の象徴でもある翼を大きく広げて神奈は、空高く舞い上がった。
 だが、「もっと高く!」という柳也の絶叫も虚しく、追っ手達から矢継ぎ早に放たれる矢が、休むことなく光り輝く神奈の翼を貫く。
 更に追い打ちを掛けるようにして、調伏の呪文による赤い呪詛の帯が、神奈の身体を縛り上げる。
 月明かりの下で藻掻き苦しむ翼人、神奈。
 そして最期には、サブタイトルにある月をバックにして、神奈は泪とともに粒となって消えてしまった…

 これは『AIR』屈指の名シーンといっても、過言ではないでしょう。
 次回、第十話「ひかり -light-」にも、期待しています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/02/25

【感想】『AIR』第八話「なつ -summer-」

 "コミカル"な作風の京都アニメーション。
 『dancing blade かってに桃天使!』(1998 KONAMI)に代表されるように、映像が持つ楽しさを前面に押し出せるのが京都アニメーションの魅力であると、個人的には思っています。
 この傾向は『犬夜叉』(監督:池田茂(~#44),青木康直(#45~))に於いて、最も良く表れていたと思います。
 自分が観ていて「今回はギャグが冴えているなぁ」と感じた回は大抵、京都アニメーション制作の回でしたから。(ここに『ふもっふ』を挙げられないのは、未見だからです)


 さて今回の第八話は、そんな京都アニメーションの作風が、遺憾なく発揮されていたと思います。
 Aパートに於ける、神奈(CV:西村ちなみ)と柳也(CV:神奈延年)と裏葉(CV:井上喜久子)のやり取りは、キャストの好演も相俟ってコミカル度満点。
 映像にはこれだけのパワーがあることを再認識させてくれる『AIR』は、今回も実に面白かったです。(^^)
 そして、そういったコミカルなシーンがあるからこそ、Bパートの"シリアス"さが活きてくる。
 こういった構成を"オーソドックス"という言葉で言い表すのは簡単なのですが、これだけではまだ、『AIR』の核心を捉え切れてないように感じています。
 といいますのも、原作ソフトプレイ済みの方の感想が、軒並み好評だからです。
 シナリオ展開自体は相当駆け足のようですが、ファンにとって外してはいけないシーンや台詞は、絶対に外さない。
 更に原作ソフトでは、テキストだけで表現されていたシーンを映像で表現しても、それがファンに軒並み好評。
 テキストだけということは、そのシーンはプレイヤが自由に想像していた筈。
 なのにそれを映像化しても好評ということは、プレイヤが想像していた以上の映像が提供されているということになります。
 そしてそれを原作ソフト未プレイの自分が観ても、充分に愉しめる。
 シナリオ展開も別に早いことはなく、むしろテンポが良いぐらい。
 この辺りはシリーズ構成:志茂文彦さんの、原作読解、分解、そして再構成力の賜物でしょう。
 つまりこれを大袈裟にいうと、ファンを納得させつつも、普遍性のある映像が表現されているということになります。
 時折"マニアック"という言葉とともに、ファンに受けるものとファン以外に受けるものを区別する動きがあるのですが、この『AIR』は、それらが技術次第で両立できることを証明している、希有な作品であると思います。

 これまで自分が面白い!と思う作品は往々にして、他の人にはもう一つに映っていました。
 『serial experiments lain』(監督:中村隆太郎)然り、『CASSHERN』(監督:紀里谷和明)然り…
 だけど『AIR』は、自分以外の人からも、多くの賞賛とともに向かい入れられている。
 コミカルとシリアス、オーソドックスとマニアック。
 これらを相殺することなく、シナジー効果として作品全体を高めているからこそ、『AIR』は今なお、光り輝いているのだと思います。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/02/18

【感想】『AIR』第七話「ゆめ -dream-」

 「多分、今回は"溜め"の回なんだろうなぁ」というのが、自分のファーストインプレッションでした。
 正直にいうと、これまでで一番、心が揺り動かされませんでした。
 ですがこれは決して、詰まらなかったという意味ではありません。

 サブタイトルにもあるように、「ゆめ -dream-」を見るごとにみるみると衰弱していく観鈴(CV:川上とも子)。
 母から譲り受けた人形に心を込めた後、画面から姿を消した往人(CV:小野大輔)。
 そしてそのことと引き替えに、元気を取り戻した観鈴。
 ここでいきなり舞台は過去へ、正歴五年 A.D.994 へ。
 そしてそこにいたのは、神奈(CV:西村ちなみ)と柳也(CV:神奈延年)。
 第七話では、冒頭から観鈴と往人のやり取りを描き続けておいて、最後の一分でこれを神奈と柳也のやり取りにすり替えて幕を下ろすという、大胆な構成。
 これはもう、第八話以降の展開を、期待せずにはおられません。
 観鈴が繰り返した「日記じゃない」とか、往人の背中の大きな痕は、伏線ですよね?

 それと作画については、魅せ場らしい魅せ場はなかったものの、相変わらずのしっかりとしたレイアウトは、観ていて気持ちがいいです。 
 カメラがどの角度から二人を捉えても、いつでも同じ地に足が付いていると表現すれば良いでしょうか?
 バラバラに描かれているはずのキャラとバックが、いつでもきちんと同じヴァニシングポイントを捉えているのは、高い技術力によって支えられているからだと思います。

 あと、凄いなと思ったのは、観鈴の「ぶぃ!」というギミック。
 これまでにもう何回出てきたのか分かりませんが、ことあるごとに観鈴は「ぶぃ!」といって、Vサインを出してきました。
 そしてそのどれもが、往人によって受け止められていました。
 ところが今回、観鈴がVサインを出そうとしたときにはもう既に、それを受け止める往人は踵を返していた・・・
 ただの癖だと思いきや、それを往人がいなくなる印象付けにもってくる。
 こういったところに、自分なんかはグッ!とくるのですが、皆さんはいかがでしょうか?
 原作ソフトプレイ済みの方にとっては、何を今更なのかな?

 さてこれから、皆さんの感想を読みに行きます。


 それでは、よしなに。(敬称略)

 P.S.今回の『激☆店』はHDだったのですが、あれは今週から?それとももっと前から?…
   elwoodさんによると、今回からだそうです。
   うちの環境では凄く綺麗なので、このままHDで続けて欲しいです。

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2005/02/11

【感想】『AIR』第六話「ほし -star-」

 突然ですが皆さんは、『DESIRE』(1994 C's ware)をご存じでしょうか?
 昨年、(株)インターチャネルよりPS2版が発売されていますので、ご存じの方も多いことでしょう。
 『DESIRE』の登場人物であるティーナとマルチナ・ステラドビッチの関係は、ラストシーンになってようやく明かされます。
 ですが、この『DESIRE』を普通にプレイしていれば、そんなラストシーンを待たずとも、この二人の関係は自ずと見えてきます。
 そんな分かり切った話が愉しいのか?
 そう仰る方もいることでしょう。
 現に自分も、この『DESIRE』をプレイするまでは、そう思っていましたから。
 ですがこの分かり切っているラストシーンが、ストン!と自分の胸に落ちてくる。
 いや、もっと厳密にいうと、この分かり切っていた二人の関係のことを、本人の口から直接聞きたかった。
 ただ、それだけのことです。
 たったそれだけのことなのですが、これがまた胸に来るんです。
 分かり切っていることでも、ストーリーの持って行き方一つで、充分に人を感動させることができる。
 『DESIRE』はそんなことを自分に教えてくれた、最初の作品でした。
 ちなみに、マルチナ・ステラドビッチ役は、かの池田昌子さん。
 そして奇しくもティーナ役は、観鈴役でお馴染みの、とも蔵こと川上とも子さんです。


 さて、翻って今回の『AIR』です。  自分は今回の第六話を観て、この『DESIRE』のラストシーンを思い出しました。  エンドテロップに於いて、みちる(CV:田村ゆかり)だけ名字が記載されていない。  そして美凪(CV:柚木涼香)の亡くなった妹の名前は、みちるという…  これだけでももう充分に、この二つが線で繋がります。  だけど自分はその答えを、直接みちるの口から聞きたかった。  はっきりと、亡くなった妹の生まれかわりであることを、示して欲しかった。  もちろん、そんなにはっきりとした台詞にしなくても、これまでのみちるの一言半句からはもう、その答えが滲み出ています。  だけど、それでも聞きたい衝動に駆られる自分が今、ここにいる。

 どんでん返しで引っ繰り返すことだけが、ストーリーじゃない。
 愚直なまでに真っ直ぐ持って行くことだって、充分にストーリーになる。
 つまりストーリーは、転がし方ではなく、魅せ方なんだということ。
 嗚呼、なんとストーリーテーリングの奥深いことか。
 自分は原作ソフトを未プレイなので、この展開のどこまでがTVシリーズだけのものかを知りません。
 ですがいずれにしてもこの『AIR』が、高い技術力を持って、観る者を取り込もうとしているのがよく伝わってきます。

 また今回は最初、作画が大人しくなった印象を受けました。
 ですがBパートが始まる頃には、これが大きな誤解であることに気が付きました。
 そしてエンドテロップが始まる頃にはもう、今回もハイクォリティであることに満足していました。
 要は今回は、前回の発作シーンのように突出したシーンがないだけであって、決してレヴェルが低いわけではない。
 むしろ今回は、相変わらずの高い技術力を持ってある一定の、それも非常に高いレヴェルで安定していました。
 こんなにも安定しているのは、今自分が観ている中では他に、『MONSTER』(監督:小島正幸)と『舞-HiME』(監督:小原正和)ぐらいでしょうか?


 さてここだけの話、これまで観鈴が見た夢を語るシーンは、正直にいうとよく解らなかったのです。  観鈴が見た夢は何かを示唆しているのだろうけど、それがもう一つイメージできていませんでした。  ですがそれが今回、劇場版を観て、皆さんの感想を読んで、思いっ切りネタバレを受けたことによって、観鈴の夢が何を示唆しているのかを、明確にイメージできるようになりました。  するとどうなったか?  自分は何だか、とっても切ない気分になりました。  観鈴はなんて悲しい夢を見ているのでしょう。  もしかするとこれ、原作ソフトをプレイされていた方は皆、第一話からこんな気分で観鈴の台詞を聞かれていたのでしょうか?

 徐々にですが、自分の中で原作ソフトは、"した方がいい"から"しなければならない"に、シフトしてきています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/02/09

【考察】劇場版『AIR』

 ネット上に散らばる皆さんの感想を拝見しまして、思うことがありました。
 そこで改めて考察という形で、この文章を認めようと思います。


 1970年代、出﨑統さんが、後に出﨑演出と呼ばれる表現方法を確立しました。  それからというもの、この表現方法は研究され続け、他の演出家にも影響を与えるほどの演出になりました。  これはアニメーション業界全体の底上げにも、繋がりました。  ここから生み出された作品は、瞬く間に多くの人々の心を捉えて放しませんでした。

 時は流れて2000年 9月。
 VisualArt's/Key が、『AIR』という恋愛アドベンチャーゲームを生み出しました。
 この『AIR』により VisualArt's/Key は、『Kanon』を嚆矢とする泣きゲーの地位を、不動のものとしました。
 『AIR』は多くのプレイヤに、感動の泪を与えました。

 そして2005年 2月、劇場版『AIR』公開。
 続々とクォリティの高い映画が発表されている昨今、多くのファンは当然、『AIR』の感動を違った形で味わえる、たいへん素晴らしい劇場版が観られるものと期待しました。
 ところが、実際に出来上がった作品は、出﨑演出による『AIR』風味の劇場版でした。
 しかも今の時代、既に出﨑演出は下火となっており、今では珍しいタイプの演出となっていました。
 どの分野でもそうですが、新しい表現方法は日々、多くの人々によって研究されています。

 さてネット上では、劇場版『AIR』を観た人が口々にしていいました。
×「確かに『AIR』には違いないんだけど、期待していた物とは違う」
○「期待していた物とは違うけど、これはこれで面白い」
×「出﨑演出は今の時代には合わない」
○「『AIR』のことは知らないけれど、この劇場版は面白かった」
 etc.

 この件をもっとマクロに、エンタテインメントとして捉えてみるとどうでしょうか。
 例え看板と中身が違っていても、実際に観てみてそれが、予想していたもの以上に面白ければ、それでその人は満足すると思います。
 何しろお金を払って、エンタテインメントを享受しに来ているのですから。
 では、劇場版『AIR』はどうだったのでしょうか?
 皆さんの感想を総合しますと、『AIR』という素材と出﨑演出はまるで、相殺し合っているかのように見受けられました。
 少なくとも、この二つの相乗効果がプラスに作用しているという意見は、見当たりませんでした。
 実際、自分も、この設定は何のためにあるの?と、首を傾げた箇所が幾つもありましたから。
 つまり、出﨑統監督以下制作スタッフ一同は、『AIR』という素材を使いながらも、その作品を劇場版の名に相応しい内容までには、仕上げ切れなかったのです。
 もちろん作品としては、きちんとしたものに仕上がっていますので、それを面白いといわれる方は、たくさんいらっしゃいました。
 ですが看板には、劇場版『AIR』を掲げているのです。
 劇場版という言葉には、"お金の掛かった大作"というコンセンサスがある。
 普通に面白いどころではなく、劇場版の名をほしいままにするだけの面白さが、要求されているのです。
 『AIR』という素材を十二分に活かした感動が、要求されているのです。
 そんな折り、皆さんの感想の中に、こういった意見がありました。

 そもそも尺の関係から、長編シナリオで魅せる恋愛アドベンチャーゲーム『AIR』を、決められた時間内で魅せなければならないアニメーション作品にすること自体に、無理がある。
 あの感動を、他のメディアで味わえるわけがない。
 『AIR』という素材は、じっくりとテキストを読ませる恋愛アドベンチャーゲームをもって、初めて活きてくる。

 ところが・・・劇場版『AIR』の公開に先行すること一ヶ月。
 新進気鋭の石原立也監督以下制作スタッフ一同が既に、TVシリーズ『AIR』に於いて、これを実現しようとしていました。
 その圧倒的な映像をもって、各話二十数分のアニメーション作品が、長編の恋愛アドベンチャーゲームの感動に迫ろうとしていました。
 恋愛アドベンチャーゲーム『AIR』の感動から冷めやらぬ人はもちろんのこと、普段からゲームをプレイしない者でも充分に愉しめる、TVシリーズ『AIR』。

 同じ『AIR』という素材を用いて、同じアニメーションという表現方法で制作されているのにも関わらず、その完成度がまるで違う二つの『AIR』。
 多くの場合、劇場版の方が完成度は高いとされているのですが、この『AIR』に於いては、多くの人から「神懸かり的だ」と称されるほどに、TVシリーズの方が高いです。

 この先行したTVシリーズの高評価も相俟って、相対的に劇場版への評価は芳しくありません。
 こうなってしまった原因は、いったい何なのか?
 シナリオ?絵コンテ?演出?原画?動画?仕上げ?背景?撮影?特効?演技?上映時間?予算?プロデューサ?etc.?…
 この劇場版『AIR』も他の作品と同様、たいへん多くのスタッフが関わっています。
 それぞれのスタッフは、その与えられた範疇に於いて、精一杯の努力をされたものと思います。
 ですがシナリオは、パンフレットに掲載されていた第三稿の方が断然良いと専らの評判ですし、原画は時折、崩れるところが見受けられる。
 また動画の方も、写真を燃やすところなどに不自然なシーンがあり、背景は精彩に欠けるところがあった。
 何よりも全体的に、他の劇場版作品と比べて、お世辞にも潤沢な予算が掛かっているようには見えない…etc.
 各パートの責任は、各パートに携わったスタッフにあると思います。
 ですがこういったとき、映像作品の監督に関わらず、監督を拝命した総ての人は、その事業全体に関わる総ての責任を負うものと考えます。
 つまり、例え個々にそれぞれの責任があろうとも、万が一全体が失敗したときには、それらを引っくるめて総ての責任を取る。
 逆に全体が成功した暁には、総ての賞賛をそれぞれのスタッフの許へ還元する。
 これこそが監督にしか出来ない栄誉ある役目であると、自分は考えます。

 よって、劇場版『AIR』がこうなってしまった原因は、監督:出﨑統その人にあると、自分は考えます。

 劇場版『AIR』は、劇場版としても、『AIR』としても名前負けの作品でした。
 満足に表現されているものは、出﨑統作品としての映像だけでした。
 これらのことから、出﨑統監督は他の能力に長けていたとしても、劇場版『AIR』の名を冠するに相応しい作品を生み出すまでの能力はなかったと、自分は判断しています。
 それだけ原作ソフトの『AIR』が、偉大だったのでしょう。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/02/06

【感想】劇場版『AIR』先行鑑賞会

 極一部の方には、たいへんお待たせしました。
 今回は先行鑑賞会のレポートも兼ねていますので、かなりの長文となっています。
 また、当然のことながらネタバレも多分に含みますので、ご注意下さい。


・2005/02/04(Fri) 20:40 心斎橋パラダイススクエア

 まずは、上映開始までのレポートから。
 自分は開場時間丁度に現地入りしたのですが、既に入場が開始されていました。
 入り口で当選葉書と引き替えに、劇場版『AIR』の資料とポスターを受け取ってから、一路劇場へ。
 席に着いて少しすると入り口の方で、パンフレットの販売が始まりました。
 するとすぐさま、劇場の後ろには長蛇の列が出来ました。
 まぁ自分はネタバレを避けるため、本編を観終わらないうちは絶対に読まないですし、どうせ帰りしなにも購入できるのだからと、タカを括っていました。
 劇場版『AIR』を観て、面白かったら購入しようと。
 ところが自分の隣の席の人がですね、その大きなパンフレットを広げて、読み始めたんです・・・
 もーっ、隣のパンフレットが、気になって気になって仕方がない!(笑)

 そんなこんなの我慢の15分も何とか乗り切り、ようやく先行鑑賞会開始。
 司会はフロンティアワークスの…ごめんなさい、お名前を忘れてしまいました。
 今回は鑑賞会だけかと思っていたのですが、なんと特別ゲストの方がいらっしゃいました。
 特別ゲストは、東映アニメーションの東伊里弥プロデューサと、ビジュアルアーツの樋上いたるさんと折戸伸治さんのお三方。
 ステージ上に向かって左から、男性、女性、男性と並ばれたお三方。
 えーっと、樋上いたるさんって女性の方だったんですか・・・存じませんでした。
 いたるというお名前から、自分はてっきり男性の方かと思っていました。
 それで三人を代表して東プロデューサから、「製作開始から三度目の夏が過ぎました」や「約91分になりました」などの、苦労話がありました。
 最初、司会の方の「三人を代表して」という言葉は、自分の聞き間違いかと思っていたのですが、ビジュアルアーツのお二人のお声は、最後まで聞くことが出来ませんでした。
 ・・・結局あのお二人は、何をしに来られたのでしょうか?
 東天満からの帰りに、ちょっとだけ心斎橋に寄られただけなのでしょうか?

 さて、ゲストの方が退場されてから、照明が暗くなり、いよいよ劇場版『AIR』の上映開始。
 冒頭のトレーラはなんと、劇場版『機動戦士 Ζガンダム A New Translation 星を継ぐ者』。
 どうして東映配給の映画に松竹配給の映画?と、そのときは思ったのですが、後から調べてみると、この会場となった心斎橋パラダイススクエアは、松竹系の映画館だったんですね。
 これも知りませんでした。


 さて本当にいよいよ、劇場版『AIR』の開始です。
 まず最初に、自分に対して出﨑統さんというネームヴァリューは、意味をなしません。
 これは中村誠さん、小林明美さん、周防義和さん等も同様です。
 また、原作ソフトは未プレイでして、唯一の『AIR』体験は、TVシリーズのみとなっています。

 そんな自分のファーストインプレッションは、「古臭い作品だなぁ」です。

 自分が普段から観慣れているトゥルーハイビジョン放送と比較すると、鮮鋭感の劣る35mmフィルムが上映媒体ということもあって、非常に古めかしい印象を受けました。
 また音響の方も、台詞がセンターに定位されていて、それ以外がサラウンドに回されるという、いかにもなサウンドデザイン。
 エンドテロップには「DTS STEREO」だけがクレジットされていましたが、この作品は本当に2005年 2月公開の映画なのでしょうか?
 サウンドデザインに関してハッ!とするようなシーンは、皆無でした。
 また映像の方も、あれを出﨑演出の応酬というのでしょうか?
 まるで四半世紀前の作品のような、入射光、3回パン、ハーモニー処理、画面分割、光る吐瀉物、光る鮮血、etc.…
 海や旗等はCGIで表現されていましたが、電車やバス等は手描きでした。
 どうも3DCGIは、導入されていないようです。
 エンドテロップで、絵コンテのクレジットを見逃しているのですが、あれは出﨑さんのものなのでしょうか?
 歯に衣着せぬ物言いをしますと、三次元空間把握力に乏しい絵コンテや演出でした。
 撮影台に背景画を置いて、その上にセル画を重ねて'撮影'をしていた当時は、基本的にオブジェクトは二次元移動だったので、カメラワークの自由度は芳しくありませんでした。
 そのためこういった絵コンテや演出は、効果的だったのだと思います。
 ところが今は、総ての素材をコンピュータ上に取り込んでから、'コンポジット'する時代です。
 当時と比べてやりやすくなったということはないでしょうが、オブジェクトを三次元的に動かしやすくなった分、カメラワークの自由度は飛躍的に上がり、当時では成し得なかったような映像表現が、次々と可能になりました。
 その結果、今はそれらを活かす力、つまりは、三次元空間把握力に富んだ絵コンテや演出が、求められるようになりました。
 ところが今回の劇場版『AIR』では、時代錯誤とまではいいませんが、たいへん失礼ながら、旧態依然とした絵コンテが切られていまして、しかもそれをもって演出されていました。
 これらを懐かしいと肯定的に捉えるか、古臭いと否定的に捉えるかは、観る人次第だと思うのですが、昔ながらの絵コンテや演出であることに、間違いはないと思います。

 次にストーリーテーリングについてですが、過去の文献を調査しながら、それと今の自分がおかれた状況を重ね合わせるという、オーソドックスな構成。
 過去にあった翼人伝承宜しく、他人を想うに連れて衰弱していく神尾観鈴(CV:川上とも子)。
 だからこそこれまで観鈴は、自分の感情を押し殺して、出来るだけ他人を想わないようにしていた。
 だけど国崎往人(CV:緑川光)と出逢って、自分の身体のことよりも自分の気持ちを、往人を想う気持ちの方を優先しようと決めた。と、ここまでは理解できました。
 これは凄くいい話だと思います。
 ですが最終的に、観鈴の生死はよく判らなかったし、往人は翼人伝承宜しく事切れてはいないし、何より観鈴達は何故、翼人伝承に準える運命を辿るようになったのかが、まるで伝わってきませんでした。
 また、これらをもって劇場版『AIR』は観る者に対して、いったい何を訴え掛けたかったのでしょうか?
 劇場版『AIR』は観る者の心に、いったいどんな楔を打ち込もうとしていたのでしょうか?
 自分はこれこそが作品の肝だと思うのですが、残念ながら劇場版『AIR』は、自分の心には何も残してはいきませんでした。
 その結果、タイトルである『AIR』とは、いったい何を示唆しているのかも、自分には全く伝わってきませんでした。

 それとこれは原作を意識してのことだと思うのですが、劇場版『AIR』に於いて、観鈴の変わった口癖を持つという設定に、何かしらの必要性はあったのでしょうか?
 往人が法術を使えるという設定に、何かしらの必要性があったのでしょうか?
 少なくとも現在放送されているTVシリーズ『AIR』(監督:石原立也)には、その必要性を感じています。
 ですがこの劇場版『AIR』には、それらを感じられないのです。
 翼人伝承を下敷きにして、観鈴や往人を描くのに、これらの設定は本当に必要だったのでしょうか?
 自分の眼には、観鈴が終始標準語を話していても、往人が法術を使えなくても、劇場版『AIR』は成立できたように見受けられました。
 この辺りに『AIR』を劇場版へ仕上げることと、作り手側がやりたかったことや訴えたかったこととの齟齬を、感じています。
 ましてや今回の劇場版『AIR』の上映時間は、約91分。
 『AIR』たらしめるためだけの設定を放り込むのではなく、劇場版『AIR』として必要な設定だけを、充分に絞り込む必要があったのではないでしょうか?
 いや、作品が『AIR』を名乗る以上は、上映時間等の外的要因のいかんに関わらず、これらの設定をきちんと汲み取ってなお、ストーリーとして昇華させる必要があったと思います。
 これが出来ていない、もしくは、敢えてそれを避けたということはつまり、作り手側にそこまでの力量がなかったことを意味します。

 ということで最後はこの感想の纏めとして、かなりの勇気と、劇場版『AIR』に関わった総ての人へ大きな期待を込めて、この言葉で締め括りたいと思います。

「アニメーション界の重鎮の作品は、この程度で終わりとなってしまうのか!?」


 それでは、よしなに。(敬称略)

 P.S. そんなこんなで、結局パンフレットは購入せずに帰宅しました。

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2005/02/05

【ファーストインプレッション】劇場版『AIR』

 こんばんは、先程、先行鑑賞会から帰宅しました。

 ファーストインプレッションは、

「古臭い作品だなぁ」です。

 誤解を恐れずに勇気をもってタイプしますが、御大の洗礼を受けていない自分からすると、あの作風は過去のものであり、そこからエンタテインメントを感じることは出来ませんでした。
 ということで、きちんとした感想はまた後日。
 それと是非とも、御大の洗礼を受けている方の感想を拝見したいです。
 自らの審美眼を鍛えるために。


 それでは、よしなに。

 P.S.流浪人さん、急かさないで下さい。(^^)

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2005/02/04

【感想】『AIR』第五話「つばさ -wing-」

 役者による声だけの演技と、アニメータによる絵だけの演技。
 この二つがぶつかり合う先にあるのものとは?・・・

 そんな言葉がふと、脳裏を過ぎるこの作品は、グサグサと自分の心に楔を打ち付けてきます。

 ぷろだくしょんバオバブ所属の、とも蔵こと川上とも子さん。
 とも蔵さんが演じる観鈴が、夕べ見た夢を語るシーン。
 このときカメラは、ただただ真夏の青空いっぱいに広がる、白い雲を捉えているだけでした。
 あの観鈴の長台詞を、本当にただこれだけで魅せてくる。
 背景美術の技量をストレートに問うこの絵コンテには、挑戦的という形容詞が相応しいはずなのですが、そんなことは微塵も感じさせないぐらい、何気ないシーンに仕上がっています。
 ただ観鈴が往人(CV:小野大輔)に滔々と、夕べ見た夢の話をしているだけ。
 たったそれだけのシーンなのに、いつの間にか作品世界に引き込まれている自分がここにいる。
 とも蔵さんの演技を意識しているはずが、いつの間にか観鈴の話に耳を傾けている。

 これは観鈴が神経衰弱をしようとして、発作で泣き崩れるシーンもそうでした。
 「 … だ い じ ょ う ぶ … だ い じ ょ う ぶ 」
 観鈴をカメラの正面に捉え、身体を大きく仰け反らせてから、俯せになって畳の上に泣き崩れる。
 燎原の火がごとく、感情を剥き出しにして泣き出す観鈴。
 アニメータの技量をストレートに要求しているはずの絵コンテですが、それをいとも容易く描き切り、その上でキャラクタに迫真の演技を付けている。
 とも蔵さんの泣きの演技にも負けない・・・いや、それをも凌駕せんとするキャラクタの演技はまさに、アニメーションの真骨頂。
 役者による声だけの演技と、アニメータによる絵だけの演技がぶつかり合った結果、そこには紛れもなく、神尾観鈴という'少女'が泣いていました…

 ここでもう一人、81プロデュース所属の柚木涼香さん。
 柚木さんが演じる美凪は、たいへん抑揚が抑えられています。
 同じく柚木さんが演じる、『舞-HiME』(監督:小原正和)の珠洲城遥と比較すると、その差は歴然です。
 ですが、そんな抑え込んだ抑揚の中で光る、柚木さんの泣きの演技。
 「 飛 べ な い つ ば さ に 、 意 味 は あ る ん で し ょ う か ? … 」
 先程の観鈴のそれとは対照的に、包み隠し、抑えることによる感情表現。
 しかもこのとき辺りは、夕暮れ時の高校の屋上。
 夕暮れ時といっても、まだ水平線の向こうで、太陽が沈み切ってしまおうかと迷っているような、そんな夕焼け雲も星空もある夕暮れ。
 コントラストが抑えられた映像の中で、観る者の感情に躙り寄るような演技を付けるアニメータ。
 映像が音声を、音声が映像を呑み込まんとする、演技の応酬。
 役者による声だけの演技と、アニメータによる絵だけの演技がぶつかり合った結果、そこには紛れもなく、遠野美凪という'少女'が泣いていました…

 これまでのハイクォリティな映像作品といえば、どちらかというと、その技術そのものを「凄いなぁ」といっていました。
 ところがこの『AIR』は、その技術がきちんと作品の中身に向けられていて、「凄いなぁ」という言葉はそのまま、『AIR』という作品自体を指しています。
 『AIR』は何と、骨太な作品だろうか。
 確かな技術によって裏打ちされ、観た者の心に楔を打ち込む作品は、まさにエンタテインメントの極み!
 しかも『AIR』はそれを、TVシリーズのアニメーションでやり遂げようとしている。

 歴史に残る作品が今、生まれようとしている…


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/01/28

【感想】『AIR』第四話「はね -plume-」

 さて今回は少々、辛辣な内容になるかも知れませんが、ご容赦下さい。

 自分はこれまで『AIR』に対して、ストーリーへの感想を述べてきませんでした。
 それはこれまでの『AIR』が、伏線を鏤めることに重きを置いていたからです。
 今回だって、遠野美凪(CV:柚木涼香)とその母(CV:山本百合子)とみちる(CV:田村ゆかり)の伏線を引いているぐらいですから。
 また伏線は、それ自体が重要ではなく、結末を含めてストーリーを俯瞰した時に、初めて意味をなすものとの観点から、まだストーリー的なことは語れないと思っていました。
 ですのでこれまでは、映像についてのみでいいだろうと…
 ところが今回の第四話「はね -plume-」では、霧島佳乃(CV:岡本麻見)に掛けてきた数々の伏線が一気に開花。

   魔法遣い
                           空を飛びたい
         突然の首絞め
                    黄色いバンダナ
     多重人格
                                 すすき野原
               そして…"はね"・・・

 これらの"点"が、一気に"線"として繋がりました。
 ストーリーテーリングとしては、凄いと思いました。
 ところが・・・これが作品としては面白くないのです。
 佳乃の代わりに黄色いバンダナが、佳乃の母(CV:萩森侚子)の許へ向かうことで、ストーリー的には一区切りとなります。
 ですがこの作品は、この大きな区切りをもって、いったい何を訴えかけたいのでしょうか?
 このストーリーは全くもって、自分の心に楔を打ち込んでこないのです。
 では『AIR』は、何気ない日常を描いているのか?というと、そうでもない。
 明らかに非日常を持って、何かを訴えかけようとしている。
 それこそタイトルにもあるように、作品が持つ独特の"空気"をもって、何かを訴えかけようとしている。
 なのにどうして?・・・

 自分がこういった感想になる原因は、自分のリテラシー不足によるものだと思うのですが、その一方で、原作ソフトをプレイしていると、感想も全く変わってくるのではないか?という思いもあります。
 これまで他の方の感想を拝見していますと、原作をプレイしている人なら悦に入れるカットが、随所に鏤められているようです。
 そうするとこの、第四話に於ける何も無さだって、後々への大きな伏線かも知れない?
 何しろ次回は、「はね -plume-」を束ねた「つばさ -wing-」ですからね。

 ですがいずれにしましても、今回の『AIR』が自分にとってはもう一つだったということに、変わりはありません。
 これからネット上に散らばる皆さんの感想を熟読玩味しまして、自分の審美眼を鍛えていきたいと思います。

 さてその後、皆さんの感想を読み込んだ上で、もう一度第三話から観直してみました。
 すると随分、印象が変わってきました。
 「第四話に於ける何も無さ」と評していましたが、佳乃に注目すると、たいへん見所がありました。
 むしろ、これでもかといわんばかりに、霧島一家の温かさが伝わってきました。
 第三話で「もしも魔法でお母さんに会えたら、お母さんに謝りたい」という佳乃に対して往人は、「謝るんじゃなくて、お礼をいうんだろう」といいます。
 そして第四話で聖(CV:冬馬由美)に、「魔法なんてもの、初めからありはしなかった」といわせておいた上で、佳乃に「私を生んでくれてありがとう」といわせ、更にそれを往人が「それはお前の魔法だ」という。
 これ、すげぇ!いい話なんですけど。
 どうも初見のときは、ここに眼が行かなかったのですが、往人じゃなくて佳乃を主軸に捉えると、第四話もたいへん満足のいく出来映えでした。
 「作品として面白くない」なんてタイプして、ごめんなさい。
 作品としても、充分に面白かったです。

 それと映像的なことについてですが、これまでと比較すると、随分と大人しくなったなぁという印象です。
 ですがそれでも、他のTVシリーズを大きく上回っていると思います。(裏番組とは、そもそも同じ俎上に載りません)
 レイアウト作画監督はクレジットされていませんが、きちんとレイアウトの取れた映像は、観ていて気持ちがいいです。


 それでは、よしなに。(敬称略)

 P.S. エンドテロップでは「萩森徇子」でしたが、正しくは「萩森侚子」です。

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2005/01/26

【当選】劇場版『AIR』先行鑑賞会

 こんばんは!

 タイトルにもありますように、劇場版『AIR』先行鑑賞会の整理券が当たりました!
 自分の知っている限り、劇場版公式ページで100名と、Keyの公式ページの20名の合計120名しか、募集していなかったはず。
 こんなに貴重な整理券を当てて下さった製作委員会の方には、足を向けて寝られません。
 ということで、外れた方には申し訳ないですが、皆さんより一足先に、劇場版『AIR』を愉しんできます!


 それでは、よしなに。




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2005/01/21

【感想】『AIR』第三話「こえ -whisper-」

 さて第三話「こえ -whisper-」も、大満足の出来映えでした。

 特に、診察時間の過ぎた霧島診療所内の往人(CV:小野大輔)の映像。
 この、広角レンズによる長回しの映像に、自分は思わず息を呑みました。
 きちんとスリッパに履き替えて、診察室に近付こうとする往人。
 まるでモーションキャプチャのような往人の一挙手一投足が、広角レンズの歪みに合わせながら自然に演技をする。
 でもこのシーンは観直してみましたが、モーションキャプチャではなく、手描きのようです。
 またラストシーン間際の、佳乃(CV:岡本麻見)が首を絞めようとするときの腕の動きなど、まるでモーションキャプチャのようにリアルな動きなのですが、エンドテロップにその旨はありません。
 モーションブラーが掛かっているので判り難いのですが、あれは3Dモデリングによるトゥーンシェイドだと思います。
 いずれにしましても、キャラクタが生き生きと演技をしているのです。
 だいたいアニメーションで、キャラクタの演技をキャストではなく、アニメータで語れる作品なんて幾つありますか?
 しかもそれが『AIR』は、TVシリーズですからね。
 更に驚きです。

 また最近、16:9で制作されるTVシリーズが増えてきましたが、効果的な16:9絵コンテというのは、この『AIR』の絵コンテのことをいうのでしょう。
 堤防の上を行く観鈴(CV:川上とも子)と往人をフレームの左下に捉えた青空の映像は、16:9の画角をもってして、初めてなせる映像でしょう。
 しかもこの映像、早送りをしてみると判るのですが、雲のスプライトをただ引っ張っているのではなく、雲がモクモクと成長しているスプライトを、引っ張っているんですね。

 多くの作品は、複数回視聴によってアラが見えてくるものなのですが、『AIR』は観れば観るほど、新たな発見があります。

 次回の「はね -plume-」も期待しています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/01/14

【感想】『AIR』第二話「まち -town-」

 TVシリーズ『AIR』(監督:石原 立也)、第二話も非常に良かったです。

 とにかく背景が綺麗です。
 総合芸術を、こういったある一点のみで判断するのはNGなのですが、それにしたって夕焼けが美しい。
 学校の屋上の金網など、これまでの作品であれば省略するところまで、きちんと描いているところなど、他の作品とは一線を画しています。
 こういった表現は不適切かも知れませんが、これは草薙(KUSANAGI)が描き出す背景にも匹敵する出来映えです。
 京都アニメーションというと、お笑い担当の一話丸ごと引き受けのイメージがあったのですが、『AIR』を観ていると、そんな印象はもうどこかへ行ってしまいました。
 そして、そんな背景にも負けないキャラクタ達。
 キャラクタを仕種で魅せる。
 特に霧島佳乃(CV:岡本麻見)の身振り手振りには、各シーンで息を呑んでいます。
 あんなアニメータの技量も、お金も掛かる演出は、なかなか観られる物ではありません。
 こういった観応えのある作品は久し振りです。

 また、ネット上の感想を拝見しますと、原作と比べ、かなり展開が駆け足のご様子。
 そのため、原作を知らない人が付いてこられるのか?と、心配されている方もいらっしゃいましたが、ご安心下さい。
 自分はBS-iでしか『AIR』を体験していませんが、これまでも充分に愉しめています。
 充分に追い付けています。
 このぐらいのテンポが、いい感じです。

 原作をプレイしたくて今、ウズウズしています。(笑)


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/01/07

【感想】『AIR』第一話「かぜ -breeze-」

Air art works さて、本日から放送開始の、TVシリーズ『AIR』(監督:石原 立也)。

 たいへん面白かったです。
 『Kanon』(チーフディレクタ:伊藤尚往
)のときも、そのテキストの面白さに感心していたのですが、今回もテキストが非常に面白いですね。
 こうして予備知識なしに観ても、初回から各キャラクタがピンと立っていて、観ていて飽きないです。

 そして、アニメーションクォリティが非常に高い。
 エフェクトやカットで魅せる作品が多い中、キャラクタの仕種で魅せてくる京都アニメーション
 流石です。

 それともう一つ特筆すべきは、夕焼けの美しさ
 BS-iなのでアップコンバートだと思っていたのですが、あの美しさはトゥルーハイビジョンなのでしょうか?
 こういった、感情に訴えかけてくる鮮烈な夕焼けは、ハイビジョンならではだと思います。

 もっとこういった番組が増えて欲しいと思いました。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2003/03/17

【感想】『ヨコハマ買い出し紀行』

ヨコハマ買い出し紀行(1) 先日、SKY PerfecTV!2(現:SKY PerfecTV!110) Ch.180 ANIMAX で放送されたものを、拝見しました。
 これ、凄く心地いいです。(^^)
 いや、自分にとっての心地いいは、往々にして他人には受け容れられないものですので、その辺りは考慮して下さいね。
 さて、この別に何が起きるわけでもなく、ストーリーに起承転結があるわけでもない、ただただ淡々と流れる作品内時間。
 映像的には、丁寧に、とても丁寧に描かれる、黄昏。
 橙から赤、赤から赤紫、赤紫から青紫、青紫から・・・
 音響的には、全編にわたって風の音や虫の音などのSEが中心で、BGMは殆どありません。
 ですが、ここぞ!というところにだけ、ひっそりとBGMが流れてきまして、このGONTITI担当のBGMが、またいいんです。
 こういった作品に巡り会えたことに、とっても感謝です。

 また昨年末には、望月智充監督によって、この『ヨコハマ買い出し紀行』の新作が発売された模様です。
 また機会があればこの新作の方も、拝見したいと思います。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2002/05/02

【感想】『ミニパト』&『WXIII PATLABOR THE MOVIE 3』

 この映画は公開初日(2002/03/30)に鑑賞したのですが、色々とありまして、この感想文はゴールデンウィークに認めております。

 感想『ミニパト』第2話「あゝ栄光の98式AV!」

 しかし、ある程度覚悟していたとはいえ、ここまでパトレイバーを始めとするロボットアニメ・・・いや、ロボットやアニメに限らずパソコンなど、ありとあらゆる知識がないと100%の理解ができない作品だとは思いませんでした。
 また公式ページによりますと、自分が鑑賞した第2話の上映時間は12分だそうですが、これにはとてもそんな短い上映時間だとは思えないほどの内容が凝縮されています。
 これは偏に、シバシゲオ役の千葉繁さんによるところが大きいと思います。
 とにかく早口。
 矢継ぎ早に言葉を捲し立てるその語り口は、例えその話している内容が全く理解できなかったとしても、充分に楽しめたのではないのでしょうか?
 それから、もう一つの楽しみは、あのパタパタアニメーション(?)でしょう。
 これはなかなかテキストや静止画では伝えにくいというか、絶対に100%は伝えられないのですが、紙で出来た平面人形を、割り箸やピアノ線で動かしているような感じ。といえば伝わるでしょうか?
 ですがこの作品は、フルCGで制作されたようです。
 劇場公開前後に放送された特別番組によりますと、動きの検証のために、実際に紙人形を作成していたようですが、最終的には総てディジタライズされたようです。
 でないと、ああいった映像は表現できないと思われます。
 これは文字通り、これまでに観たことのない映像が観られること、間違いなしです。
 CGはハリウッド映画に代表されるような、実写との見分けが付かないリアルな方向へと、着実にその歩みを進めています。
 ですがその一方でこの『ミニパト』のように、CGでないと表現できない映像もまた、創り出されています。
 『ミニパト』第2話「あゝ栄光の98式AV!」は、一瞥すると、それなりの知識を持った者にしか笑えない、非常に閉鎖的なギャグ作品なのかも知れません。
 ですが、もっとよく咀嚼してみるとこの作品は、短い時間にどれだけのコンテンツを詰め込めるのか?ということと、これまでのフィルムでは表現できなかった映像を追求した、たいへん意欲的な作品であったと思います。

 ところでこの作品、初見で内容を100%理解できた人は、どのくらいいるのでしょうか?・・・

 感想『WXIII PATLABOR THE MOVIE 3』

 さていよいよ本編の感想なのですが、まず第一に、たいへん地味ながらも非常に観応えのある作品だと感じました。
 「昭和75年の東京に怪獣が出現する」と聞くと自分は、怪獣映画に代表されるような、リアルな視点で作品を観ることを憚られるような内容かと思っていたのですが、それはとんでもない誤解でした。
 WXIIIは、たいへんリアルかつ重厚な、大人の人間ドラマでした。
 JOQR「ポリケロののわぁんちゃってSAYYOU!」内で脚本のとり・みきさんは、「ロボットものではなく怪獣ものをやりたかった。でも蓋を開けてみると、ロボットものでも怪獣ものでもなくなっていた」といった旨を話されていました。
 この言葉の通り、WXIIIは割合でいえばロボットものでもなければ、怪獣ものでもありません。
 この作品は間違いなく、大人の女と男が紡ぎ出す人間ドラマです。
 しかもそれは、明るく華やかなラヴストーリーではなく、暗く悲しいラヴストーリーでした・・・
 ですが、だからといって、ロボットや怪獣といったギミックが、このラブストーリーと相反していることはなく、むしろ相乗効果をなしている。
 ここがこのWXIIIの凄いところだと思います。
 普通、作品内容がどんどんリアルになればなるほど、ロボットや怪獣といった空想の産物は、どんどんとその作品から乖離していくと思うのです。
 ところがWXIIIは、「東京」や「警察」といったリアルなものをよりリアルに描き上げることによって、逆に「ロボット」や「怪獣」といったアンリアルなものを、作品世界に定着させている。
 しかもこの作品の主人公は、ロボットでもなければ怪獣でもない、久住 武史(CAST:綿引勝彦)と秦 真一郎(CAST:平田 広明)という、一介の刑事たちなのです。
 ここまで徹底的にフィクションを描きにくい舞台を用意した上で、徹底的にフィクションを描ききったWXIIIは、たいへん希有な作品だと思います。

 例えばこれは、ロボットとか怪獣とかを抜きにして、敵役。
 ハリウッド映画の大概がそうだと思うのですが、主人公達が活躍するためには、必ずそれ相応の敵役がいます。
 そしてその敵役が、例えばエイリアンに代表されるように、とにかくエイリアンだから人間を襲ってくる。
 そしてその異形の存在理由などは、余り多く語られない。

 ところがどうでしょうか、このWXIIIに於ける怪獣(廃棄物13号)は。
 その怪獣の成り立ちは、東都生物医学研究所主任研究員である岬 冴子(CAST:田中敦子)の亡くなった娘の癌細胞から。
 「死んだ娘が(例えその姿が怪獣であったとしても)生きている」というモチベーションは、これまでのマッドサイエンティスト系には余りなかったものと思います。
 そして人を襲う理由は恐らく、あの怪獣に宿った新しい生命のため。
 このあたりのギミックはエイリアンにもあったものですが、その表現方法が、実に心憎かったです。
 この映画のラスト近く。
 スタジアムの真ん中で、陸上自衛隊の特別部隊に焼かれていく廃棄物13号と、それを見詰める岬の姿。
 それまで娘を思う母、岬の姿を描き続けてきたWXIII。
 岬の自室の壁一面に貼ってある、異常なまでに大きく引き延ばされた娘の写真が、たいへん印象的でした。
 しかし、スタジアムに入る岬に、秦は「あれは君の娘なんかじゃない、化け物だ」と告げる。
 そして岬の眼に飛び込んできたものは、やはり秦のいう通りの化け物なのだけれど、その化け物の乳房は大きく脹れていました・・・
 例えどんな姿になった娘でも、その娘のことを思い続ける母と、例えどんな姿になったとしても、女であり続ける娘。
 これは自分の考え過ぎなのかも知れないけれど、この映画に自分は「親子愛」を観たような気がします。

 さて、自分のページに自分が観た映画の感想を書き連ねて以来、観終えた後に「さぁもう一度最初から観よう」と思えた作品は、このWXIIIが初めてです。
 特別な能力を持った者が活躍する訳でもなければ、感動的な大団円が待っているわけでもない。
 むしろ後に残るのは、結局何も出来なかったという、物悲しい結末のみ。
 ですから、カッコイイレイバー戦や第2小隊の活躍・・・
 はたまた、劇場版前作、前々作の押井テイストを期待していた人たちには、余り良い作品には映らなかったことでしょう。
 だけどこのフィルムには間違いなく、不朽の名作としての味わい深さが鏤められています。
 じっくりと腰を据えて、蕩々と語られるストーリーを咀嚼できる方には、自信を持ってお薦めできるこの作品。
 映画館まで足を運ぶだけの価値は、充分に内包されています。


 以上

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2001/10/08

【感想】『COWBOY BEBOP 天国の扉』

 去る、2001年 9月11日(火曜日)のレイトショーで、この映画を観てきました。
 2001年 9月11日(火曜日)、そうです、アメリカで同時多発テロ事件が起こった、その当日です。
 自分はこの事件の第一報を、J-PHONE の J-Sky Station「総合ニュース」で知りました。
 丁度、ワーナー・マイカル・シネマズ茨木を出た直後だったので、日付が変わるか変わらないかの頃合いだったと思います。
 その時は、「小型飛行機が操縦を誤ってどこかのビルに激突したんだ」ぐらいにしか考えていませんでしたが、帰宅してみて驚愕しました。
 その驚きようは、どんな形容詞で修飾しても、文末に幾ら感嘆符を並べても、筆舌に尽くしがたいものがあります。
 次の朝には、いつものように出勤しなければならないにも関わらず、結局深夜の2時頃までBSディジタル放送各局の、特別報道番組に釘付けになっていました。
 それほどあの、ボーイング767がワールドトレードセンタービルディングに激突するシーンは、衝撃的でした。
 現実に起こってしまったことであるにも関わらず、どうしてもそれを現実として受け止められず、どこかフィクションとしてそれを認識しようとしている自分がここにいる。
 とても不思議な感覚でした。

 そういった経緯もあり、普段なら良い作品に出会った夜には必ずといっていいほどそのことを思い出し、反芻しているところが、そんな思いは件の事件によって、もうすっかりリプレイスされていました。
 そして今、『COWBOY BEBOP 天国の扉』のことを思い出しながら、この感想文をタイプしているのですが・・・

 まずはオープニング。
 1カット1カットアスペクト比を変えたモノクロの絵、時折リップシンクするキャラクタ、映像に負けないだけの音楽と、音楽負けないだけの映像。
 全編を通して、自分はここだけが異質に思えたのですが、エンドロールからこのオープニングは、『人狼 JIN-ROH』でメガホンを取られた、沖浦啓之さんの製作だということが判りました。
 こういったオープニングだけ別の人が作成するといった手法は、TVシリーズではよく見掛けますが、劇場用作品では珍しいなと思いました。

 次に憶えていることは、音楽。
 先程も触れましたが、とにかく、いちいち耳に残る自己主張のたいへん強いBGMが印象的でした。
 この辺りは、菅野よう子さんの面目躍如といったところでしょうか。
 また、映像もこの自己主張の強い音楽負けていないのだから、本当に凄いと思います。
 特にスパイクが駆る、ソードフィッシュのドッグファイトシーンが、途方もなく格好良かったです。
 この作品後半のドッグファイトシーンが引き立つのも、作品前半の地道な物語の積み立てがあったからだと思います。
 作品の最初の方は、アスペクト比が16:9であることを除けば、別段劇場用作品であるとは感じにくかったです。
 何故なら、『COWBOY BEBOP』は元々、TVシリーズからハイクォリティな映像作品でしたから、アニメーションのクォリティでそれを判断することは難しかったです。
 ですが、ジークンドーのアクションシーンや前述のドックファイトシーンなどは、劇場用作品でなければ実現しなかったであろう長尺かつ、ハイクォリティな映像で、これだけでも充分に『COWBOY BEBOP 天国の扉』を観る価値があったと思います。

 次に物語ですが、これは別に劇場版だからということはなかったです。
 大きな小道具にナノマシーンを持ち込み、それを主軸に物語を展開していく。
 物語の中で「細菌兵器」だと思われていたものが、実は「ナノマシーン」だということになったときには、これがドラえもんの便利道具にならないかと心配したのですが・・・
 『COWBOY BEBOP』という世界観から鑑みれば、ああいったナノマシーンは充分にありなのですが、流石にカウンタナノマシーン(だったかな?)を口から摂取して大丈夫だった。雨のように降らせて大丈夫だったというのは、便利すぎる小道具であったように感じました。
 有り体にいえば、リアリティが乏しいと・・・
 ですがこの作品は、あくまでも『COWBOY BEBOP』です。
 そう考えると、この小道具も全然OKになってくるのだから、『COWBOY BEBOP』って不思議な世界観ですね。

 さて、映像も物語もそうなのですが、元々TVシリーズからハイクォリティな作品であり、なおかつこの作品はサイドストーリィ的な扱いではなく、TVシリーズと同じ時間軸に乗る作品であるため、「劇場版」としての差別化が他作品ほどされていません。
 良くも悪くも、この作品は『COWBOY BEBOP』です。
 これまでのTVシリーズ→劇場版といった流れを取った作品とは、大きく異なりますね。


 ARE YOU LIVING IN THE REAL WORLD ?


 さて、これがこの映画のラストメッセージです。
 当然のことながら、この問いに対する自分の答えは、誰が何といおうと「Yes」です。
 実際、そう思ってワーナー・マイカル・シネマズ茨木を後にしました。
 自分は別に、夢の中で生きているとは思っていませんから。
 ですがその後、件の事件映像を観て思ったことは、「もしかするとNoかも知れない」ということでした。
 自分の中でああいったことは、フィクションの中だけの出来事であり、絶対にリアルワールドでは起こりえないことでしたから・・・
 しかし現実に、ワールドトレードセンタービルディングは二棟とも倒壊し、日本時間で本日(2001/10/08)未明、アメリカ・イギリス両軍はタリバーン軍事政権に対して、報復攻撃を開始しました。
 本当にもうどうなっちゃっているのでしょうか。
 これまでも、そしてこれからも、自分が生きている世界は紛れもなく現実世界の筈ですが、どうやらその現実の内容が大きく変わってきているように感じています。

 今回は『COWBOY BEBOP 天国の扉』を鑑賞したタイミングがタイミングだっただけに、作品内容とは違った意味で、たいへん印象に残る作品となりました。


 以上

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2001/06/17

【感想】『メトロポリス』

 梅雨真っ直中の6月を、皆さんどうお過ごしですか?
 自分はすっかり黴っています。
 今回は、そんな最中に観てきました、『メトロポリス』の感想をタイプしたいと思います。

 「心のないロボットに、愛は生まれるか。」

 これがこの映画のキャッチフレーズです。
 このある意味で永遠とも思えるこの命題は、手塚治虫さんからすれば、まさにど真ん中直球ストレート勝負なのでしょう。
 しかし、今を生きる自分からすると、この命題は今更感があまりに強過ぎます。
 その上、監督はりんたろうさんに、脚本は大友克洋さん。
 はっきり言いまして、この映画の話を聞いたときには、全くと言っていいほど食指が動きませんでした。
 ですが、公開前に放送されていたTVCFを観るにつけ、ハイクォリティな映像が愉しめるなぁと、思い始めました。

 さて、そんな思いで観てきた『メトロポリス』。
 いや、凄かったです。
 何が凄いって、CGが凄いとかアニメーションが凄いとか、そういったことを凌駕するぐらいの映像が、そこには繰り広げられていました。
 『マトリックス』(監督:ラリー・ウォシャウスキー&アンディー・ウォシャウスキー)のときにも、まだまだこれまでに観たことのない映像が観られるものだなぁと感心していたのですが、今回はまたそれに輪を掛けて、これまでに観たことのない映像が観られました。
 2Dアニメーションと3DCGの融合は、これまでにも行われていましたが、その手法でここまでのモブシーンを映像に創り上げたのは、この『メトロポリス』が初めてでしょう。
 公式ウェブページの完成記念インタビュー2によりますと、レセプション会場のモブシーンは、300人をバラバラに動かしているそうで、トップシーンはたった3秒間で1,000枚(!)の動画が用いられたそうです。
 しかもこの動いているキャラクタというのが、背景の3DCGとは不似合いと言っても過言ではないほどに手塚漫画チックにデフォルメされたキャラクタばかり。
 このあたりは、ディジタル技術の進歩もさることながら、これだけの偉業を成し遂げたアニメータとレイアウト作画監督に、心から拍手を送りたいと思います。
 といったように、『メトロポリス』という作品は、映像的見地からはたいへん観応えのある作品でした。

 しかしです・・・

 物語的見地から観た場合はどうでしょうか。
 ロックという人をバンバン殺していくキャラクタを出してこないと、前に進まないストーリィ。
 しかもその行動原理は、男性キャラなのにファザーコンプレックスという、もう一つ共感できないもので構成されています。
 また劇中では、最後まで殺人に対する倫理観が語られなかったため、この人殺しという行為が『メトロポリス』に於いて、日常的な物か非日常的な物かさえ、提示できないでいた世界観。
 記憶喪失ものの典型を貫く物語骨子。
 崩壊する建築物の中、高いところから落ちかけるヒロインを救おうとするシチュエーション。
 これらの要素のうち、どれか一つが欠けたとしても、この作品は『メトロポリス』ではなくなってしまうのでしょう。
 しかしこれらの要素はどれも、今となっては「在り来たり」という言葉で片付けられれてしまう代物です。
 ですがそれを敢えて取り上げ、これだけの映像作品にまで仕上げた制作者側は、この作品を通じて視聴者にいったい何を伝えたかったのでしょうか?

 「心のないロボットに、愛は生まれるか。」

 キャッチフレーズを素直に受け取ると、この命題がその答えにあたると思います。
 ですが、いかに映像がトップクラスであったとしても、それによって表現されている物が、他人の手垢にまみれている物では、自分の心には響いてこないです。

 結局のところこの作品は、視聴者の心に楔を残すことを一位とした作品ではなく、半世紀前の手塚漫画を、最新技術によって現代に復活させることを一位においた作品なのでしょう。

 しかしです、自分の周りでは概ね好評なこの作品。
 特に公式掲示板では大好評です。
 多くの人から「涙した」との言葉を聞きました・・・
 ですからこの作品は、自分の心には届かなかったものの、より多くの人の心に、きちんと楔を残している素晴らしい作品であると思います。

 ではこの違いは、いったいどこにあるのか?・・・

 反論覚悟でタイプすれば、それは恐らく、手塚漫画に傾倒しているかどうかの差ではないでしょうか?
 よく「手塚治虫さんは偉大な人だ」という話を耳にします。
 勿論彼がいたからこそ、今日の漫画やアニメーションが、ここまでの隆盛を極めているのでしょう。
 しかしです、自分は彼をそこまで特別視していません。
 個人の作品に触れることに限っていえば、彼もパッ!と出の新人漫画家も、自分から見れば同じ漫画家です。
 人が感じた感動を否定する気はさらさらありません。
 ですが、『メトロポリス』を観て感動した人に、是非とも言いたい!
 その感動が「手塚治虫作品だから」に直結していないかどうかを確かめて欲しいことと、もう一つは過去の偉人の作品だけでなく、パッ!っと出の新人の作品にも目を向けて欲しいということを。

 「温故知新」をいつも心に・・・

 以上

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2001/05/05

【感想】『バンパイアハンターD』

 2001年のゴールデンウィークを、皆さんはどうお過ごしでしょうか?
 自分は、たまたま立ち寄った上新電機日本橋1ばん館4Fにて、Pioneer VSA-D10TX(\250,000-) が展示品特価の \79,800-(税抜き)で売っていたのを見て、居ても立っても居られなくなり、結局夏のボーナス一括払いで購入してしまいました。
 でも、その購入した Pioneer VSA-D10TX が初期不良品で、AVセレクタ及び、アナログプリメインアンプ部分しか動作しなかったり、その現品交換は一週間後になったりとまぁ、いろいろあったゴールデンウィークでした。(苦笑)

 さて、そんな最中に鑑賞してきました『バンパイアハンターD』

 ファーストインプレッションは、素直に面白かったです。
 アニメーションは当然のことながら、マッドハウス製作の劇場版クォリティ。
 音響も DOLBY DIGITAL で収録されていますし、鑑賞したのはいつものワーナー・マイカル・シネマズ茨木4番スクリーンですので、映像としてはたいへん満足のいくものでした。
 次に物語の方ですが、これもたいへん自分好み。
 多少、マーカス兄弟の減り方や、バルバロイの里の三人衆の減り方に抵抗があったのですが、まぁオーソドックスなストーリィを圧倒的なアニメーションクォリティで魅せる作品だと思いますので、これはこれで構わないのでしょう。
 でも出来れば、こういったところも自分寄りであって欲しかったです。
 そうすれば、もっとこの『バンパイアハンターD』を好きになっていたことでしょう。
 何せ、今時珍しい、「現世で一緒になれぬなら、あの世で一緒になりましょう」てな話ですから。
 しかもその「あの世」が、東尋坊の崖下や富士の樹海ではなく、ロケットで舞い上がる宇宙ですから・・・
 たいへん懐の深い、ファンタジー作品だと思いました。

 さてこの作品は、日米共同製作とのこと。
 そのためかどうかは分かりませんが、自分が観た『バンパイアハンターD』は、前編英語で収録されていまして、画面下に日本語字幕が表示される仕様になっていました。
 その結果自分の場合、目で字幕を追っている間に場面が展開され、作品に付いていけなかったこともしばしば。
 またその反対で、ハイクォリティな映像に目を奪われている間に、読み終えてない字幕が次のものへ切り替わってしまったこともしばしば。
 矢張り、台詞は目で読むものではなく、耳で聞きたいと思いました。
 勿論これは洋画全般にいえることで、自分は「洋画を吹き替えで観てはいけない」という意見には反対です。
 映像は、画も音も愉しめて、初めて映像だと思います。

 さて話を『バンパイアハンターD』に戻しましょう。
 面白かったのか? うん、面白かった。
 ではもう一度観たいのか? ・・・どうだろう?
 確かに、あの映像はもう一度観ておきたいが、あの物語をもう一度堪能したいか?と問われると、どうも首を縦に振りにくい。
 どうしてだろう?
 矢張りこの原因は、あの分かり易さにあるのではないのでしょうか?
 物凄くオーソドックスな話ほど、何かしらの引っ掛かりがないと、凡百の作品に埋もれてしまうのではないか。
 自分はいつも、そんなことを思っています。
 その点『バンパイアハンターD』には、「ファンタジー作品にロケット」という、思いっ切りなギミックを持ち込み、大いに引っ掛かりを憶えさせてくれるので、決して凡百の作品には埋もれていないと思うのですけどね。

 ・・・結局のところ、日本語吹き替え(?)でもう一度観てみないと、『バンパイアハンターD』に対する自分の感想が、見い出せないでいます。
 これに対して、「それは日本語字幕作品を見慣れていないからだ」という意見がありましたら、それは甘受いたします。

 それからエンディングテーマ、Do As Infinity の「遠くまで」。
 一緒に観た友人の一人は、「内容は面白かったけど、エンディングテーマはクソ」といっていましたが、自分は単純に良い曲だと思いました。
 ですが、劇中のBGMとのギャップがかなりありましたので、『バンパイアハンターD』のエンディングテーマとしてはどうか?という印象を抱いています。
 しかし、一緒に観たもう一人の友人は、「EDが日本語で不評のようでしたが 歌詞がそれなりに作品を意識したモノだったので 制作者サイドが考え抜いた結果だと思います。」とのこと。
 ですが、歌詞は全くといっていいほど憶えていないので、この辺りの判断は保留にしたいと思います。

 以上




 2001/11/04(Sun)

 ちょっとだけ、感想文を追加してみようと思います。
 昨日(2001/11/03)放送の『林原めぐみの Heartful Station』に於いて、林原さんが『バンパイアハンターD』についてお話しされていました。
 この作品はハリウッド録音だそうなのですが、何もいいこと尽くめではなかったそうです。
 ロケットの打ち上げシーンでは、現地スタッフはバリバリといかにもロケットが上がっていくようなリアルなSE(効果音)を付けられたそうです。
 ですが音響監督の三間さんは、このSEには泪するような音を付けたかったそうです。
 ロケットの爆音が泣いているようなSEを・・・
 そこでその想いを現地スタッフに伝えたそうですが、こういった日本的なニュアンスはなかなか伝わらなかったそうです。
 そのまま赤子の泣き声を付けられたりとか・・・
 それで三間さんは最終的に、イルカの鳴き声を持ってきて、あのロケットのSEに重ねられたそうです。

 林原さんは、「こういった感性を持っている方と仕事ができて、とても幸せです」といわれていました。
 そして、「こういった話をみんなに聞いて貰える場(御自分のラジオ番組の意)を持っていることも」と、続けられました。

 自分もこういったお話を聞けて、良かったと思います。
 矢張り「表現」というものは、上辺からではなく、内面から滲み出てくるものなんですね。
 そして、こういった微妙なニュアンスをも享受しようと思えば、それこそ普段から、自分の心を豊かにしておくことが必要なのでしょう。


 以上

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