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2007/05/05

【感想】『らっきー☆ちゃんねる』クロスメディアエンタテインメントへの誘い

『もってけ!セーラーふく』『らっきー☆ちゃんねる』
 ナビゲーター:小神 あきら
 アシスタント:白石 みのる

[第18回]
 『男の子の憧れだったりしますから。』

 今回は、『らき☆すた』(監督:山本 寛)第04話「やる気の問題」内の『らっきー☆ちゃんねる』を受けた内容になっていました。


 具体的には、月刊コンプティーク11月号で募集した「小神あきら おしゃれ化計画」を受けて、引き続き、埼玉県幸手市 チェリーさんからのお葉書にあった、ツインテールの話題を引っ張っていました。
 確かに作中で、「続きはホームページ、またはラジオで話し合いましょう」とはいっていたけど、まさか本当に続きをラジオでやるとは…

 これぞ、クロスメディアエンタテインメントの面目躍如ですね。



『らき☆すた』おきらくカーニバル ラジオの面白さの源泉は、
パーソナリティにあり!

 これを「ナビゲーター:小神 あきら」と「アシスタント:白石 みのる」というキャラクタに置き換えて、番組内容のフィクション性を増しているのがこの番組、『らっきー☆ちゃんねる』(JOCR558KHz,Fri.24:30-24:59)です。

 といいますのも、以前にも『うたわれるものらじお』の感想でタイプしましたように、番組内容自体はフィクションだけど、パーソナリティ自体は実在の人物というのが、ラジオの面白さの源だからです。
 そしてそのパーソナリティ自体を、架空のキャラクタに置き換える。
 だけどそれでも演出なのか思わずなのか、時々、小神 あきらの中の人である、今野 宏美さんが顔を覗かせます。
 この瞬間、パーソナリティは演じている今野 宏美さんではなく、演じられている小神 あきらだということが強調されます。
 このストラクチャはリスナーに、「パーソナリティはフィクションだ」ということを、強く意識させます。
 だけど白石 みのるの中の人は、そのまま白石 稔さんです。
 この白石 みのるというキャラクタが、美水 かがみさんの原作にはないことからも分かるように、これは小神 あきらと今野 宏美さんの関係、つまりは「フィクションとリアルという関係」を際立たせるためのギミックです。

 その上で今回は、第04話「やる気の問題」の中でも触れていた「白石みのるオーディション」について、「白石 稔さん本人が白石みのるのオーディションを受けるのか?」という話題を展開しています。
 今年の1月から『らっきー☆ちゃんねる』を聴き続けているリスナーには、『らき☆すた』内の『らっきー☆ちゃんねる』は実に面白いです。
 番組内で小神 あきらと白石 みのるが、『らき☆すた』本編に出る/出ないという話をしていたら、次の『らき☆すた』で白石 みのるがあっさり教室内に出演。 しかも台詞ありで。
 次の回の『らっきー☆ちゃんねる』ではそれを受けて、小神 あきらが白石 みのるに「出演しやがって!」と愚痴るというクロスメディア展開は、これまでの「ラジオはテレビを観て貰うための宣伝媒体」という概念を更に推し進めて、お互いにお互いを高め合う「クロスメディアエンタテインメント」にまで昇華していると感じています。

 このように『らっきー☆ちゃんねる』は、ラジオというメディアを最大限に活かした、一大エンタテインメント番組であるといえるでしょう。



 さてここからは話を、『らき☆すた』(監督:山本 寛(~#04),武本 康弘(#05~))へ繋げたいと思います。
 自分が巡回している『らき☆すた』感想サイトの意見を総合すると、「リアルとフィクションの垣根崩し」がフィーチャーされています。
 ですが自分は、このフィーチャーされていること自体が、不思議で仕方ありませんでした。
 この感じ方の違いは、ラジオが中心かテレビが中心かの違いかと思い始めています。

 まずはこちらのリンク集から、皆さんの第3話や第4話の感想をお読み下さい。


 多くの意見を簡単に纏めてしまうと、「作中の登場人物が現実の事象を語っていることが面白い」になるかと思います。
 ブロガーの多くは「作中の登場人物が現実の事象を語ること」、つまりは、「フィクションがリアルを語ること」に慣れていないように見受けられます。
 つまりはパーソナリティというものを…、いや、ラジオというものを余りお聞きになっていないようです。

 ところが、ラジオが中心にスケジューリングされている自分は、「フィクションがリアルを語ること」に抵抗がありません。
 それどころか、そのこと自体は非常に自然なことだと捉えています。
 ですので自分は驚きを隠せないのです。
 どうしてみんなは、「フィクションがリアルを語ること」で、そんなにも騒げるの?…と。

 ということで、「『らき☆すた』をしゃぶり尽くしたい」と思っているそこの貴方。
 原作やドラマCDやDS用ソフトだけでは、まだまだ足りていないのです。
 『らき☆すた』は、『らっきー☆ちゃんねる』あってこその、クロスメディアエンタテインメントなのです。




みんなで聴こうよ、『らっきー☆ちゃんねる』


 それでは、よしなに。(敬称略)

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コメント

Akihiro Inda.さん、こんばんは!
トラックバックをありがとうございました!たこーすけです。

こちらからのトラックバックが、通らないーー!
先日「AIR」でも送ろうとしたのですが、通りませんでした…
どうしちゃったんだろう…以前は、普通に通っていたのに。
だんちさんのところにも、全然通らないし。

というわけで、せめて御挨拶だけでもと。

やー。仰るとおりで、クロスメディアエンタテインメント。
ラジオの「らっきー☆ちゃんねる」を聴かないことには、「らき☆すた」をしゃぶり尽くしているとは言えないことでしょう。
「らき☆すた」に「参加する」とか記事を書いておいて、お恥ずかしい限りです…

や。放送開始直後に1回聴いているのです。ほんとにほんとに。
その時に、「お。これならぼくもいける」と思ったのでした。
というのは、ぼくは「ラジオ」の感じにあまり馴染めなかったんです。ハルヒのとき。
冒頭で「○○役の○○です」と宣言されて、基本的に「パーソナリティ自体は実在の人物(声優さん)」なわけですよね。
なんか馴染めなかったんですよね。
だから、「ハルヒ」DVD付属のCDは、サントラばっかり聴いていて、「SOS団ラジオ支部」はほとんど聴いてないんです。

しかし、この「らっきー☆ちゃんねる」は、あくまでパーソナリティは小神あきらさんと白石みのるくんなわけで、「らき☆すた」の世界のまま進行してくれるんですよね。
それで、これならぼくも馴染めると感じたわけなのです。
というか、あれなのかな。ぼくは、あきら様というか、なんというか今野さんが好きというだけなのかも。

それで、その後忙しくもあり、全然聴いていなかったのですが…
Akihiro Inda.さんに触発されて久しぶりに聴いてみました。いまアップされている第17回。
やっぱ、あきら様というか今野さんのわがままっぷりが、ちょー可愛いですね!
あ。でも番組の最後に、「小神あきら役の今野宏美と白石みのる役の白石稔です」とは言っているんですね。
最後だから気にならないのかな…いや、やっぱり今野さん好きなだけかも?

ともあれ、今後も、過去のも含め、聴こうと思います!
Akihiro Inda.さんありがとうございました!

それでは。

投稿: たこーすけ | 2007/05/11 01:48

 たこーすけさん、こんばんは。

 全く、ココログのTBには困ったものですね。(^^;
 ということでだんちさんよろしく、こちらも手動TBで対応させて頂きました。
 『AIR』についても同様の対応をさせて頂きますので、その情報をお知らせ下さい。

 さて、ラジオの話ですが、『涼宮ハルヒの憂鬱』(監督:石原 立也)を求めて『SOS団ラジオ支部』をお聴きになると、確かにそうかもしれません。
 ですがこの『らっきー☆ちゃんねる』は、『らき☆すた』を求めている人にこそ、聴いて欲しい内容です。
 しかし今のラジオで、キャラクタ100%の番組は放送できないと思います。
 それは過去に、ラジオドラマ『宇宙戦争』があったからです。
 ですので、番組の最後には、リアルに戻っておかないとね。


 それでは、よしなに。

 P.S. でも、『Fragile Hearts ~こわれもの~』では、最後までキャラクタで通したよなぁ~

投稿: Akihiro Inda. | 2007/05/13 01:34

こんばんは、たこーすけです。
手動TB対応をありがとうございます!
お手数をおかけします…

あ。

>それは過去に、ラジオドラマ『宇宙戦争』があったからです。

くーーー。きた!『宇宙戦争』!
いや。ぼくは「監督交代」は、じつはこれじゃないかと思っていたんですよ。
まあ、普通に「ホントに」監督交代みたいですけれども…
いやいや、まだまだ。
わかりませんよ?
きゃーーー!火星人が!?逃げてーーー!

あ。「AIR」なんですけれども、それは該当エントリに。

それでは!

投稿: たこーすけ | 2007/05/16 02:03

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