【感想】SOS団-1 on 『青春ラジメニア』
さて今回の『青春ラジメニア』のゲストは、『涼宮ハルヒの憂鬱』(監督:石原 立也)から、SOS団のお三方です。
といいたかったのですが、皆さんご存じのように、平野 綾さんは現在、過労のため休養中とのことです。
ですので今回は、SOS団-1ということで、後藤 邑子さんと茅原 実里さんのお二人が出演されていました。
さて番組では当然のように、『涼宮ハルヒの憂鬱』のアフレコについて触れられていました。
お話を聞いてまず何より驚いたのは、なんとお二人は、第一話の収録の前から、最終回までの総てのシナリオを読まれていたことです。『涼宮ハルヒの憂鬱』は京都アニメーション制作ですので、アフレコの際に、色付きの映像が用意されていることは知っていました。
ですが声優陣も含めて、最終回までの展開を頭に入れた上で制作していたとは・・・
ということは現在、絶賛放送中の『Kanon』(監督:石原 立也)のシナリオも、既に各声優陣にも行き渡っているのでしょうか?
ちなみにアフレコ収録順序は、あのシャッフルされためちゃめちゃな放送順序だったそうです。
なので収録前には必ず、「今日録るのは5話だから、5話っぽい感じを出して」とみんなで打ち合わせていたそうです。
また、(作品内時間で)最終回に近付くにつれて、ハルヒの脱ぎっぷり、じゃなくて、みくるの脱がせっぷりがエスカレートしているそうです。
それから、後藤さんと茅原さんはオーディションではなく、ご指名だったそうです。
番組内でかおりん(南 かおりさん)も仰っていましたが、自分も「京アニって本当に凄いなぁ」と思います。
あの物作りに対する意気込みには、頭が下がりっぱなしです。しかもそれが個人レベルではなく、企業レベルでだから驚きです。
京都アニメーションにはどうかこのまま、業界を牽引して欲しいと思っています。
ちなみに本日の一曲目は、「恋のミクル伝説」(唄:朝比奈 みくる(CV:後藤 邑子))でした。
料理ができない後藤さん曰く、楽譜は凄くマトモで、仮唄も凄く格好良かったとのこと。
茅原さんはこの曲を聴いて、「これがキャラクターソングなんだと勉強になった!」とのこと。
また上段蹴りが得意な後藤さん曰く、「あの二人とも(杉田 智和さんと小野 大輔さん)ちょっと、シモベ体質がある」とのことです。(笑)
あの二人をシモベに従える、ゴトゥーザ様をイメージ中・・・
これ、かなりいけるかも。(笑)
ということで、こうして別の角度から俯瞰してみても、『涼宮ハルヒの憂鬱』は凄い作品でしたね。
岩ちゃん(岩崎 和夫さん)も仰っていましたが、もう一度、観返してみたくなりました。
最後になりましたが、『青春ラジメニア』の皆さんへ。
愉しい番組をありがとうございました。
それでは、よしなに。(敬称略)
P.S. アニメーション神戸のライブ配信が観られなかったのですが、これはうちだけ?それとも皆さんもでしょうか?
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コメント
じゃ、こっちにも~。(^^;
放映順の収録だったこと、アフレコ時には「今日の収録は第×話だから、キャラの態度は~」みたいな打ち合わせをしていたことの2点については、ファンブックかインタビューで読んで知っていましたが、それ以外は…驚愕の一言ですな。特に、最初のアフレコ時に脚本が全て上がっていたとは…とんでもねぇですよ。日本のアニメ界の非常識な常識からして、考えられないことでありんす。いやー面白い話を読ませてもらいました。ありがとうございます。
そこまでする意味があるのか、などと問う人もいますけども、そうしてこそ、時間的に逼迫した制作ではあり得ないような部分に気が回せるわけですから、無意味どころか意味は大ありと思います。やりたいことのために、時間的余裕を最大限確保しようとしているわけですからね。もちろん、一方を確保するために他方を犠牲にするようなこともしていないとあって、まー自分としては「非の打ち所がない」というヤボなコメントしかできません。
聞けば、来年秋には次回作が出てくるかも、なんていう噂もありますが、個人的には「急かしませんからまた納得のいくまでいいものを是非作って下さいね」という気持ちでエールを送る日々でございます。
投稿: てりぃ | 2006/11/20 01:15
てりぃさん、こんばんは。
お返事が遅くなってごめんなさい。
ケータイやら社内研修やらで、なかなか時間が取れませんでした。
ですが『Kanon』は毎週、眠たい目をこすりながら、リアルタイムで観ています。
真琴編(でいいのかな?)が徐々に佳境を迎えつつあり、次回が気になって仕方ありません。
さて『涼宮ハルヒの憂鬱』ですが、本当に凄い作品でしたね。
二期シリーズの話も、非常に愉しみです。
それでは、よしなに。
投稿: Akihiro Inda. | 2006/11/26 21:42