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2006/06/29

【感想】『AIR』(再放送)

TVシリーズ『AIR』(6)[初回限定版] 本放送終了後から、約一年...

 再放送で観直したTVシリーズ『AIR』(監督:石原 立也)はやはり、2005年の最高傑作でした。
 本放送以後、映像クォリティだけでいえば、『AIR』を上回る作品はいくつかありました。

 ですがこの『AIR』の物凄さは、総合力で他の追随を許しません。




TVシリーズ『AIR』(5) やはり何度観直してみても、第十一話「うみ -sea-」の「ママー!」には、強く心を打たれます。

 本放送、再放送を含めて、この第十一話は軽く二桁は観ているのですが、それでも未だに作品に呑み込まれてしまう自分がここにいます。
 それこそ台詞を一言半句違わずに覚えてしまうぐらい繰り返し観ていたって、それでもなお感動できる、させられる作品というのは、まさに本物の感動。
 理屈を抜きにして・・・いや、理屈を割り込ませないこの感動は、他作品の追随を許しません。

 また最終話には、空の描写について、新しい発見がありました。
 最終話「そら -air-」では数カットほど、空を撮影したスチール写真が用いられていました。
 本放送時にはそれを、フィクションからリアルワールドへの促しを表現しているものと捉えていました。
 ですが今回観直してみてそこに、新たな意味を見出しました。

 『AIR』に於いて空は、1000年前から神奈(CV:西村 ちなみ)が捕らえられている、そら(CV:小野 大輔)が飛べない空だったのですが、観鈴(CV:川上 とも子)がゴールしたことによって、そらが羽ばたける空になった。
 つまりは神奈が、1000年の時を超えて解放されたということですね。
 だからこそ一見、過剰とも思える晴子(CV:久川 綾)の「飛ぶんや!」演出が、こんなにも清々しく感じられる。
 後腐れなく、リアルワールドに戻ってこれる。
 2005年の最高傑作は、今もなお輝き続けています。

 今回は本放送から一年経って、自分がどれだけ内容を忘れているかの確認するために観始めたはずだったのですが・・・いつの間にやらまた、思いっ切り作品世界に引き込まれていました。
 やはりTVシリーズ『AIR』は、珠玉の作品ですね。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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