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2006/03/26

【Blu-ray】TVシリーズ『AIR』再生デモ

TVシリーズ『AIR』(1)(初回限定版)

 2006年 3月23日(木曜日)~26日(日曜日)に東京ビッグサイトで開催された『東京国際アニメフェア2006』

 このイベントレポートが AV Watch の方に、「「東京国際アニメフェア 2006」が開幕-「AIR」のBlu-ray再生デモ。新作アニメ満載」としてアップされていました。

 この記事の中で自分が注目したのはもちろん、BD-ROM によるTVシリーズ『AIR』(監督:石原 立也)のハイビジョン再生デモです。

『機動戦艦ナデシコ』Premier Complete BOX

 直接、『AIR』の再生ビットレートが出ていたわけではありませんが、同じくデモ再生されていた『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』(監督:佐藤 竜雄)の再生ビットレートはなんと、「37.99Mbps」と表示されています。

 しかもこの記事によりますと、再生ビットレートは最大で40Mbpsに達するそうです。
 単純計算で、BSディジタル放送(約21Mbps)の倍のレートで再生される『AIR』の映像は、さぞかし綺麗なことでしょう。
 これでオーサリングし直していることは確実となりました。
 BS-iのようなアップコンバージョン映像ではなく、トゥルーハイビジョン映像で愉しめることは確実だと思います。
 そうなると次は、音声の収録方法がどうなるかですね。
 前述の『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』は Dolby Digital 5.1 448Kbps 収録ということで、これでは現行DVD-Videoと同じ音声しか期待できません。
 同じ AV Watch に、「BD/HD DVD用次世代音声フォーマットの現状-DD+/TrueHD/DTS-HDは“いつから”使えるのか」という記事がありました。
 この記事によりますと、BD-ROM には Dolby Digital でも 640Kbps で収録可能で、Dolby Digital Plus(DD+) であれば、1.7Mbpsで収録可能だそうです。
 しかもDD+対応機にはDDへのコンバータが必須とされているそうなので、自分としては是非、DD+1.7Mbpsで収録して欲しいと思います。
 そうすれば近い将来、DD+のビットストリーム出力ができるプレイヤと、DD+をデコードできるアンプが発売されれば、ソフトを買い直すことなくDD+の真価を愉しむことができますので。

DVD『Kanon』(1)

 さて、そのTVシリーズ『AIR』ですが、この4月からBS-iでの再放送が決定しました。

 自分はしょぼいカレンダーでこの件を知ったのですが、今では公式ウェブページにも掲載されていますね。
 更に、animate.TV Web のニュース速報には、「『Kanon』京都アニメーションでTVアニメ製作決定」という記事がありました。
 自他共に認める"使徒"てりぃさんも仰っていますが、「嘘から出た真琴」とは、まさにこのことですね。

DVD『Kanon』(2)

 『AIR』に引き続き、『Kanon』までも京都アニメーションと比較される東映アニメーション

 実はですね、『AIR』とは違い『Kanon』はDreamcast版をプレイ済みですし、悪名高き東映アニメーション版も視聴済みだったりします。
 ちなみに東映アニメーション版に対しては、作画の酷さは感じたものの、内容的には悪くなかったと思っています。
 Dreamcast版に関しては、あゆと舞のシナリオしかクリアしていないところから察して頂ければ幸いです。

DVD『Kanon』(3)

 個人的に「栞役には小西寛子さんしかいない!」と思っているのですが、それでもこの秋からの放送が愉しみです。

 「奇跡は起きないから奇跡って言うんですよ」
 でも、京都アニメーション版『Kanon』という名の奇跡は起きましたね。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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コメント

ども、ご無沙汰しています。

ところで…
>「『Kanon』京都アニメーションでTVアニメ製作決定」
ですか…。なんか凄い事になりそうですね。
でも、私の東映版「KANON」の感想はかなり肯定的なんですが…(作画は除く)
シナリオは、調和良く練られていたと思うのです。
アレとは少し違う形になるのでしょうから、真琴シナリオと、舞シナリオ(とくにさゆりさんの扱い)、名雪とあゆのどちらを選択するのか、楽しみが増えました。
期待して番組を待ちたいと思います。

投稿: きつねのるーと | 2006/03/26 20:23

 こちらこそ御無沙汰しています。

 この春の『涼宮ハルヒの憂鬱』に続いて、秋からはこの『Kanon』と、京都アニメーションの作品はどれも愉しみです。
 シリーズ構成は志茂文彦さんということで、シナリオ面でも自分は安心していたりいます。


 それでは、よしなに。

投稿: Akihiro Inda. | 2006/03/26 21:19

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» おいおいちょっと落ち着こうぜ京ブラザー [万聞は一見に足るやも]
京都アニメーション、KANONアニメ化??? あくまで噂なので、真に受けないよーに。 …クラナドアニメ化はマダー(・д・ )っ/凵⌒☆チンチン *追記 確定キタコレ [続きを読む]

受信: 2006/03/27 23:04

» うそっ!京アニ版KANON実現?! [Old Dancer's BLOG]
 もうかれこれ一年以上前。BS-i版AIRの第二話「まち-town-」でKANON3人衆がゲスト出演したのを見て、私は当時のレビューにこう書いております。 ・KANON3人衆キター(しかも声優がちゃんと一緒)  KANON本編もこのクオリティで作り直してくれー(笑)  ウソから出た真琴、もとい誠になっちゃいましたよ。ホントに京都アニメーションが制作したKANONが、秋からBS-iで放映されるんですって?!... [続きを読む]

受信: 2006/03/28 20:23

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