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2005/05/17

【感想】『英國戀物語エマ』第七章~水晶宮~

小説『英國戀物語エマ』(1) これまで自分が観てきた恋愛物では、ストーリーテンションがアップすれば、それに比例して、ヴィジュアルテンションもアップするものでした。
 ところがこの第七章は、エマ(CV:冬馬 由美)とウィリアム(CV:川島 得愛)のキスシーンがあるぐらい、ストーリーは盛り上がったのに、ヴィジュアルの方はいつも通りでした。
 いつも通りの真面目な絵作り。
 サブタイトルにもなっている水晶宮(クリスタルパレス)内でのモブシーンなんて、余りにも自然に描かれていて、全く眼が行かなかったのですが、あれは物凄いテクニックで描かれていたと思います。
 今回はそういったいつも通りの映像が、まるで最下段に打たれた香車のように、作品全体のテンションを支えていました。

 日が落ちて、映像はどんどん落ち着いていくのに、観ているこちらの心臓はバクバクしていました。
 暗い水晶宮内、途切れる会話、眼鏡を外すエマ、その手を取るウィリアム。
 そして・・・初めてのキス。
 BGMに「MOMENT」(唄:國府田 マリ子)が流れているわけでもないのに、こちらの盛り上がりは最高潮でした。
 こんなにハイテンションにさせられるローテンションな映像は、初めて観ました。
 派手なことをしなくても、テンションを上げることは出来る。
 いやむしろ、派手なBGMや画面効果で魅せるよりも、こういった地道で真面目な絵作りで魅せた方が効果的ではないだろうか。
 そんなことを思った、第七章でした。

 さて今回のウィリアムの行動で、一点だけ引っ掛かるところがありました。
 それは、エマを見失うところです。
 ウィリアムはエレノア(CV:小林 沙苗)との関係も重々承知していて、無言のツッコミを入れるハキム(CV:うえだ ゆうじ)に対して、「流されている訳じゃない」とまでいっています。
 ですから自分は、抜けているように見えるところもあるけれど、基本的にウィリアムは優秀な紳士だと思っていました。
 ところが今回のエマを見失うという失態は、自分の中にあるウィリアム像と少し違いました。
 もちろん水晶宮の展示物に、それだけ眼を奪われてしまったということなのでしょうけど、自分はそこに引っ掛かりを覚えました。

 ですがそんな引っ掛かりは、件のキスシーンでもう、どこかへ行ってしまいました。
 そのぐらい今回も良かったです。
 次回、第八章~時計~も期待しています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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