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2005年5月

2005/05/31

【感想】『英國戀物語エマ』第九章~ひとり~

小説『英國戀物語エマ』(1) 人がひとり亡くなるということ。

 エマ(CV:冬馬 由美)が画面に映る度に、ケリー(CV:中西 妙子)が亡くなったというその重さから、自分は胸が潰されそうになります。
 そしてこのときウィリアム(CV:川島 得愛)は、エレノア(CV:小林 沙苗)とともに晩餐会へ出席しているんですね。
 この華やかさとの対比が、悲しみの表現にますます拍車を掛けます。
 だけどエマは、涙に暮れていたわけではありません。
 時折ケリーのことを思い出しながら、ただ淡々と、ケリーのいなくなった屋敷を片付けていました。
 そういった姿が自分には、より悲しく思えてなりません。
 ですが、それ以外のキャラクタ…特に、エマと同じ女性のメイド長(CV:五十嵐 麗)が、自分に自信を与えてくれます。
 貴族と料理人の立場の違いを彼女は、「料理人といえど、味で貴族様を感動させることができたその一瞬はね、対等になれるのよ。そういうものじゃない?」と言い切る。
 この台詞にはすっと、こちらの胸が晴れました。

 だけどエマは夜中に、水道の蛇口から滴り落ちる滴の音で、ふと目を覚まします。
 そしておもむろに、暖炉へ火をくべます。
 しばらくして、暖炉の暖かさが身体を包む頃、エマはひっそりと泪を流していました・・・
 こちらが頭で「悲しみを表現している」と理解するよりも先に、エマの悲しみがこちらの心に突き刺さります。

 更に、エンディングテーマ『Menuet for EMMA』の後には、いつもエマの許へミルクをせびりに来ていた野良猫が、どこか別の家の人に、ミルクをせびるシーンが挿入されていました。
 ケリーが去り、野良猫も去り、本当にひとりになってしまったエマ。

 婉曲に表現されればされるほど、エマの悲しみが深く伝わってきます。
 なのに毎度のことながら、その雰囲気をぶち壊す「コミックビーム」のTVCF!
 『英國戀物語エマ』(監督:小林 常夫)の掲載紙なら、もう少しは作品の雰囲気に沿ったTVCFにして欲しいと思います。


 さてこの『英國戀物語エマ』ですが、『エマ放送協會』総合ラジオによりますと、先日、遂に、最終回のアフレコが終了したそうです。
 最終回まで、眼が離せません。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/05/27

【感想】DC『ぷりてぃまにぃず』全3巻

ぷりてぃまにぃず(01)ぷりてぃまにぃず(02)ぷりてぃまにぃず(03)
 さて本日は、著者:栗橋伸祐さんの『ぷりてぃまにぃず』(03)の発売日。
 ということで早速、購入してきました。

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2005/05/26

【感想】『フタコイ オルタナティブ』第8話「サはさよならのサ」

 さて、思い知れ、関東地方!(笑)の第八弾。

 オープニングはいつも通りでしたが、エンディングは変更されていました。
 またこのエンディングがいい雰囲気なんです。
 双樹(CV:門脇 舞)の許を去った沙羅(CV:水橋 かおり)。
 そして、この二人をどうすることも出来ない恋太郎(CV:関 智一)。
 この状況をもってして、過去を振り返る想い出のアルバム。
 クレイアニメーションの手作り感と、eufoniusが奏でる「ぼくらの時間」の別ヴァージョンが重なって、とても温かい雰囲気に包まれました。
 それこそこのエンディングをもって、今回が最終回でも構わないぐらいに・・・
 だけど、過去の想い出が良ければ良いほど、相対的に今の状況が悲しく思えてきます。
 結局、抱くことが出来なかった白鐘姉妹から吐かれていた嘘…
 タイムリミットのことを予め知っていたとしても、俺に何か出来たのか?と自問自答する恋太郎の無力さ…
 今回のサブタイトルは恋太郎が、小鳥の死骸の上に掛けてやったハンカチの上に書かれていました。
 これは無力なものの上に、今回の「さよなら」が成り立っているという暗示だったのでしょうか?

 今回は観終えた直後よりも、こうしてそれを思い出しながらタイプしている今の方が、心にグッ!と来ますね。

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2005/05/24

【感想】『英國戀物語エマ』第八章~時計~

エマ(4) 「あのエマが好きになったのよ」
 この、何の変哲もないケリー(CV:中西 妙子)の台詞は、自分の胸に深く突き刺さりました。
 ほんの少し、本当にほんの少しだけ抑揚を強めたこの台詞には、ここにはタイプし切れないほど、たくさんの豊かな感情が込められていました。
 アクションは殆どありませんし、たくさんの台詞があったわけでもありません。
 ですがこのシーンは、こんなにも温かい想いで溢れている。

 脚本は、台本で魅せようとする。
 演出は、絵コンテで魅せようとする。
 動画は、動きで魅せようとする。
 声優は、声の演技で魅せようとする。

 このシーンはというか、この第八章~時計~は、そのどれかが突出していたわけではありません。
 そのどれもが、まるで自己主張をしていないかのように、ぐっと抑えられていました。
 ですが自分はすぐに、この受け取り方が間違いだったことに気が付きました。

 少しでも無駄な台詞があろうものなら…
 少しでも無駄なカットがあろうものなら…
 少しでも下手な動きがあろうものなら…
 少しでも下手な芝居があろうものなら…

 これは抑えられていたのではなく、それぞれのパートが恐ろしいまでに高いところで、作品として実を結んでいたのだと思います。
 視聴者サイドはこれを、「完成度が高い」の一言でいい表すことが出来るのですが、そんな言葉で片付けてしまって、本当にいいのでしょうか?
 『英國戀物語エマ』(監督:小林 常夫)はこれを、TVシリーズでやってのけています。
 SUN(サンテレビジョン)では、地上デジタル放送でも4:3画面のレタボックス放送なのが玉に瑕ですが、次代を担うのに相応しい作品であると、自分は思います。

 次回予告の「第九章~ひとり~」の文字を見て、独りになってしまったエマ(CV:冬馬 由美)のことが、とても心配になってきました。
 フィクションの住人に、心を掻き乱されています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/05/22

【前途多難】トゥルーハイビジョン放送

雪の女王 劇場版『AIR』(監督:出﨑 統)繋がりということで、『雪の女王 The Snow Queen』(監督:出﨑 統)を拝見しました。
 ですが残念ながら、自分の出﨑監督作品に対する印象は変わりませんでした。
 例えば、影の部分に斜めの実線を入れるという表現方法の古さについて。
 各家庭のテレビも比較的小さく、今よりも解像度の低かった四半世紀以上前には、あの影の処理方法は有効だったのかも知れません。
 ですが、トゥルーハイビジョン(撮影から放送まで総てハイビジョン)で放送されている『雪の女王 The Snow Queen』では、キャラクタデザイン:杉野昭夫らしさをアピールする以上のプラス要素を、自分は見出せませんでした。
 くっきりと実線が見えてしまっては、"影"の表現にはならないと思います。

雪の女王新装版 またストーリーの方も、カイ(CV:夏樹 リオ)と口喧嘩して別れて、独りで森の奥に進むゲルダ(CV:川澄 綾子)が誤って井戸の底(?)に落ちて、そこにタイミング良く、先程喧嘩別れしたカイがどこからかロープを持って助けに来てと・・・
 この感情の起伏もなく、たんたんとした段取り進行に、製作スタッフは誰もNGを出さなかったのでしょうか?

 ましてやNHKは、有料放送です。
 自分はこんなロークォリティな作品のために、あんなに高い受信料を払っているわけではありません。
 NHKは本気で、地上デジタル放送を普及させる気があるのでしょうか?
 ずぶの素人にも、ハッ!と息を呑ませるぐらいのコンテンツを放送しなければ、2011年のアナログ停波は不可能だと思います。


Rozen maiden(1) 更にこれは、NHKだけに留まりません。
 同じく本日より、MBS(毎日放送)で放送が開始された、『ローゼンメイデン』もそうです。
 この作品は元々BS-iで、アップコンバートながら16:9ワイドで放送されていました。
 ですがMBSでは、16:9の画角を持つ地上デジタル放送でも、画面の両端を切った4:3画面で放送されていました。
 TBS(東京放送)から提供されたのが4:3ソースだけだったのか、MBSが手を抜いて4:3ソースだけで放送しているのかは判りません。
 ですがこれは、地上デジタル放送をアピールする貴重な機会を、みすみす逃していると思います。
 同じくBS-iからMBSで放送された『ケータイ刑事』シリーズは、トゥルーハイビジョンで放送されていただけに、余計に残念に思えてなりません。
 TBS系列各局は、ドラマ作品だけでなく、アニメ作品もトゥルーハイビジョンで放送されることを、切に願います。

 第一、テレビ視聴者の大半は、観られればいい、聴ければいいの人達です。
 折角の16:9ワイドの作品を、地上デジタル放送でも画面の両端を切って4:3で放送しているようでは、いつまで経ってもデジタルへの移行は進まないと思います。
 それこそ、総ての番組をトゥルーハイビジョン化して、地上デジタル放送の優位性をアピールしないと…
 テレビ業界全体として、ハードウェアだけではなく、ソフトウェアも揃える必要があると思います。

 このまま2011年にアナログ停波をしようものなら、現行放送で満足している人達が暴動を起こしそうで心配です。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/05/19

【感想】『フタコイ オルタナティブ』第7話「双葉恋太郎最初の事件」

 さて、思い知れ、関東地方!(笑)の第七弾。

 相変わらず冷静に観ると、そこここに理解不可能なものがいっぱいなのですが、それにはもう慣れました。(笑)

 『CITY HUNTER』(監督:こだま 兼嗣)宜しく、ギャグとシリアスの綯い交ぜどんと来い!です。

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2005/05/18

ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪

撲殺天使ドクロちゃん(4) ということで今回は、COMIN'SOON TVで拝見しました。
 そうです。
 『撲殺天使ドクロちゃん』(監督:水島 努)のためだけに、わざわざ月額¥315を支払って契約しました。(苦笑)
 しかも『撲殺天使ドクロちゃん』は、二ヶ月に一度の放送ときた。
 結構、貢いでいる計算になるなぁ。

 さて今回放送されたのは、第3話『恋のキューピットだよ!ドクロちゃん!』と、第4話『ニューシネマパラダイスだよ!ドクロちゃん!』。
 わざとやっている可能性は捨てきれないのですが、一応突っ込んでおくと、正しくは「キューピッド[Cupid]」ですね。
 「ベット(ベッド[Bed]の誤読)」や「ギブス(ギプス[Gips]の誤読)」や「シュミレーション(シミュレーション[Simulation]の誤読)」と同じように、外来語はいいやすいように誤読される傾向にありますね。
 また、先日の『交響詩篇 エウレカセブン』第05話「ビビットビット」も、正しくは「ビビッド[Vivid]」なのですが、「ビビット」という何かがあるかも知れないので、これは保留にしようかな?
 あと、先日の『プロジェクトX ~挑戦者たち~』第171回「ファイト!町工場に捧げる日本一の歌」で田口トモロヲさんは、「河川敷」を「かせんじき」と発音されていましたが、正しくは「かせんしき」ですね。

 でもこうして、人のはよく気が付くのですが、自分のはなかなか気付きません。
 当ブログに何か誤謬がありましたら、遠慮なくご指摘下さい。
 間違いを指摘されるよりも、間違いに気が付かない方が何倍も恥ずかしいので、是非お願いします。(^^)
 ここだけの話、昼休みに見ているとよく間違いに気付いて、こっそりのその場で直していたりします。(苦笑)


撲殺天使ドクロちゃん(5) さて本編ですが、なんだかもう、好き勝手にやってる感が全面に押し出されていて、ずーっと抱腹絶倒していました。

 さて第3話は、「海綿体」とか「前立腺」とか、まるで小学生並みの発想なのですが、それをとんとん拍子に笑いに繋げてくる。
 あーもーこれ、冷静に観ていられないです。
 それもこれも、ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪のオープニングがあるからですね。(笑)
 あのオープニングを観ているうちに、大脳新皮質の笑いスイッチが入って、その後はもう、エスカリボルグが転がるだけでおかしいような、そんな感じです。
 今風にいうと、ペピーノ・ガリアルディさんの「ガラスの部屋」が流れるだけで、その後ひろしさんが何をいってもおかしいような、そんな感じかな?

 さて第4話の方も、何がニューシネマパラダイスなのかちっとも判らないのですが、取り敢えず岩田光央さんに好き勝手やらせすぎ。(笑)
 岩田さんの芸風が板に付きすぎていて、何だかもう、岩田さんのために起こされたキャラクタみたい。
 というか、多分そうでしょう。(違うかな?)
 しかもTE-A room内にて好評配信中の、『木工ボンド部 Presents 千葉紗子の「びん・かん ドクロちゃんねる」』によると、あの「びん・かん サラリーマン」には、本編とは別にきちんとした台本が用意されていたそうな。
 これって『くじびき アンバランス』(監督:池端 隆史)宜しく、DVDの特典映像として収録はされないのでしょうか?
 あっ、DVDの特典映像は、最近、千葉紗子さんのことを馴れ馴れしく「さえちゃん」と呼ぶようになった、おかゆまさきさんに埋め尽くされているか。(苦笑)

 さて、これだけ好き勝手をやっているのに、第4話の最後の方で、映画館から立ち去る静希(CV:川澄 綾子)のカットを挟んでくるあたりは、手練れの仕事。
 ここでグッと締めるからこそ、ただ好き勝手にやっているだけではなく、きちんとした作品として観られるんですね。


撲殺天使ドクロちゃん(1) さてここで、この原作本第1巻を20数名の女性に読んで貰うという、無謀とも思える実験をご紹介します。
 それは、「こどものもうそうblog」のこのエントリです。
 自分はこの原作本を例によって例の如く未読なのですが、こうまでいわれているのを目の当たりにすると、逆に読みたくなってきますね。
 少なくとも、『ドクロちゃんねる』や『週刊アニメプレス』を介して伝わってくる原作者:おかゆまさき像は、好青年そのものです。
 彼の担当編集者:三木一馬さんも、あの内容そのままの人が来たらお引き取り願おうと思っていて、スーツ姿のおかゆまさきさんが編集部に来られたから、今に至ると仰っていたぐらいですから。
 そんな彼の作品は、そんなにも彼女らから、高い拒否反応を示すものなのだろうか?…

 ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/05/17

【感想】『英國戀物語エマ』第七章~水晶宮~

小説『英國戀物語エマ』(1) これまで自分が観てきた恋愛物では、ストーリーテンションがアップすれば、それに比例して、ヴィジュアルテンションもアップするものでした。
 ところがこの第七章は、エマ(CV:冬馬 由美)とウィリアム(CV:川島 得愛)のキスシーンがあるぐらい、ストーリーは盛り上がったのに、ヴィジュアルの方はいつも通りでした。
 いつも通りの真面目な絵作り。
 サブタイトルにもなっている水晶宮(クリスタルパレス)内でのモブシーンなんて、余りにも自然に描かれていて、全く眼が行かなかったのですが、あれは物凄いテクニックで描かれていたと思います。
 今回はそういったいつも通りの映像が、まるで最下段に打たれた香車のように、作品全体のテンションを支えていました。

 日が落ちて、映像はどんどん落ち着いていくのに、観ているこちらの心臓はバクバクしていました。
 暗い水晶宮内、途切れる会話、眼鏡を外すエマ、その手を取るウィリアム。
 そして・・・初めてのキス。
 BGMに「MOMENT」(唄:國府田 マリ子)が流れているわけでもないのに、こちらの盛り上がりは最高潮でした。
 こんなにハイテンションにさせられるローテンションな映像は、初めて観ました。
 派手なことをしなくても、テンションを上げることは出来る。
 いやむしろ、派手なBGMや画面効果で魅せるよりも、こういった地道で真面目な絵作りで魅せた方が効果的ではないだろうか。
 そんなことを思った、第七章でした。

 さて今回のウィリアムの行動で、一点だけ引っ掛かるところがありました。
 それは、エマを見失うところです。
 ウィリアムはエレノア(CV:小林 沙苗)との関係も重々承知していて、無言のツッコミを入れるハキム(CV:うえだ ゆうじ)に対して、「流されている訳じゃない」とまでいっています。
 ですから自分は、抜けているように見えるところもあるけれど、基本的にウィリアムは優秀な紳士だと思っていました。
 ところが今回のエマを見失うという失態は、自分の中にあるウィリアム像と少し違いました。
 もちろん水晶宮の展示物に、それだけ眼を奪われてしまったということなのでしょうけど、自分はそこに引っ掛かりを覚えました。

 ですがそんな引っ掛かりは、件のキスシーンでもう、どこかへ行ってしまいました。
 そのぐらい今回も良かったです。
 次回、第八章~時計~も期待しています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/05/12

【感想】『フタコイ オルタナティブ』第6話「どうして好きなのに別れちゃったの?」

 さて、思い知れ、関東地方!(笑)の第六弾。

 ようやく伏線を回収しに来た『フタコイ オルタナティブ』(総監督:逢瀬 祭)は、たいへん面白かったです。

 これでもう、「第1話の方がブラフだ」といい切っていいかな?ダメかな?…

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2005/05/11

『METAL SLADER GLORY』と『AIR』-AVGのこれから…

『AIR』公式攻略ガイド電撃PlayStation 先日来、OLD Dancer's BLOG「宅配事故?」のコメントにて、AVG(アドヴェンチャゲーム)に関するディスカッションが、活発に行われています。
 繰り返しますが、エントリそのものではなくコメントにて行われています。
 ちなみに自分は、こちらで皆さんに脅されて勧められて、PlayStation2『AIR』(2002 VisualArt's/Key/NECインターチャネル)を購入した次第です。

 さて、ディスカッションが活発に行われた結果、浅学の自分には手が届かない話になってきました。
 そこで仕切り直しというか、自分もディスカッションに加わるべく、新たに、自分の手が届く範囲でエントリを認めてみようと思います。
 ということでこのエントリをお読みになる前には、非常に長いのですが、まずは「宅配事故?」のコメントをお読み下さい。

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2005/05/10

【感想】『英國戀物語エマ』第六章~訪問~

エマ(4) 前回のアル役:西村知道さんとの掛け合いに引き続き、今回も役者同士の掛け合いが、実に良かったです。
 いいですね、こういった芝居を自宅でゆっくりと噛み締められるって。

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2005/05/05

【感想】『フタコイ オルタナティブ』第5話「7DAYZ(...and Happy Dayz)」

 さて、思い知れ、関東地方!(笑)の第五弾。

 前回とは打って変わって、今回はとても良かったです。
 こういった雰囲気で押してくる作品って、凄くいいですね。
 今回初登場となる千草姉妹は、残念ながら、千草姉妹でなくとも務まる役回りでした。
 ですがその分、『フタコイ オルタナティブ』(総監督:逢瀬 祭)のテーマとなっている「3人でいたい」が前面に押し出されていて、自分はとても満足でした。

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2005/05/04

PlayStation2『AIR』ファーストインプレッション

PS2AIR まず、最初に。
 自分のAVG(アドヴェンチャゲーム)に於けるリファレンスソフトは、いわずと知れた窮極のファミコンソフト『METAL SLADER GLORY』(1991 HAL LABORATORY INC.)です。
 このソフトを発売日に購入してからというもの、しばらくはこのソフトを凌駕するAVGに、お目に掛かることはありませんでした。
 その後、ようやく凌駕するAVGが現れたなと思えたのは、『白詰草話』(2002 Littlewitch Inc.)でした。
 その間、実に11年…
 このソフトに実装されたFFD(Floating Frame Director system)によってAVGはようやく、バック(背景)にキャラクタ(人物)とメッセージウィンドゥ(吹き出し)を重ねてという従来のフォーマットからの脱却を、図れることとなりました。

 なお、下のセパレータライン以降は、多くのAVGに対する毒舌が続きますので、心の広い方のみ読み進めて下さい。
 また事実誤認などがございましたら、遠慮なくご指摘下さい。


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【感想】『LOVELESS』Ep.04「FRIENDLESS」

Loveless(4) 「弥生さん好きだー! 死んでもいい!」
 「よしよし草灯、おいらが体罰を与えてやるぞ!」
 「俺の麻美子(東雲瞳先生のことね)を泣かすなんて、コニタン(草灯のことね)なんか死んでしまえ!」
 ってな感じで宜しいでしょうか?(^^;
 クラスメイトによるイジメシーンが気分悪いとか、そんなところはひたすら無視して、ひたすら萌えシーン(?)だけを追求するというのが、『LOVELESS』(監督:紅 優)鑑賞のお作法・・・なのかな?(^^;

 正直にいうと、残念ながら、演出が従来の J.C.STAFF 並みに落ちてしまったなぁ、という感想です。
 それに、何でもかんでも"ななつの月"で引っ張りすぎる、きらいも感じられます。
 ですが『LOVELESS』は、巷間に埋もれる作品ではないと感じてます。
 その平凡な作風を、非凡な作風へ底上げしているのが、コニタンの甘い演技ではないかと…
 次回も愉しみです。


 さて今回は、ぐれげさんからのTBに対応する形で、このエントリを立ち上げました。
 TBを戴けるということは、たいへん有り難いことです。
 ですので、こちらへTBするのに適当なエントリがない場合は、その旨をこちらへお伝え下さい。
 このエントリのように、決して無下には致しませんので。
 こちらの対応はトロいかも知れませんが、これからもたくさんのTBとコメントを、宜しくお願いします。>ALL


 それでは、よしなに。(敬称略)

 P.S. TBポリシーについては、こちらを参照して下さい。

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2005/05/03

PlayStation2『AIR』購入

PS2AIR 「交際費はケチるな!」のモットーに従い、例の物を手に入れてきました。
 ですが今、偏頭痛に苛まれています。
 ということで今夜はもう、寝ることにします。
 ですのでプレイするのは、明日以降になります。
 コメントへの返信などもすいませんが、明日以降でお願いします。


 それでは、よしなに。

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【感想】『英國戀物語エマ』第五章~晩餐会~

小説『英國戀物語エマ』(1) 端役にベテランを起用しているときには、絶対に何かある。
 『英國戀物語エマ』にも、この法則が受け継がれていた。
 今回はそんな第五章でした。

 これまではただの酒飲みだったアル(CV:西村 知道)。
 だがアルは、ケリー(CV:中西 妙子)とその夫ダグ(CV:森岡 弘一郎)と、昔馴染みだった。
 そのケリーとアルのやり取りが、実に良かったです。
 舞台と違って、タイミングは映像に委ねられているはずなのに、まるでベテラン同士が間合いを取り合って、タイミングをコントロールしているかのような映像でした。
 このやり取りについては、『エマ放送協會』総合ラジオの大原さやかさんも、「中西さんと西村さんの芝居は勉強にもなる」といわれていました。

 また、各キャラクタの行動原理が"他人への優しさに根付いていて"、凄く気持ちがいいです。
 特にケリーがネックレスをエマ(CV:冬馬 由美)に譲るシーンは、別に何か特別なことがあるわけではないのですが、観ていてジーンときました。

 あと前回は、テニスでウィリアム(CV:川島 得愛)に負けたハキム(CV:うえだ ゆうじ)でしたが、今回はビリヤードで勝ちに来ました。
 しかも、ウィリアムがキューを突き出す瞬間に小咳を払うという、ちょっと卑怯なテクニック(?)を用いて。
 何だかますます、ハキムというキャラクタが判らなくなってきました。(^^)

 第六章~訪問~も期待しています。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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2005/05/01

【感想】『APPLESEED』(WOWOW)

 2005/05/01(Sun)はWOWOWで、『CASSHERN』(監督:紀里谷 和明)、『APPLESEED』(監督:荒牧 伸志)が立て続けに放送されました。
 どちらも、ハイビジョン5.1chサラウンドステレオ放送ということで、期待は高まります。
 早くこういった放送形態が、今のステレオ放送のように当たり前になって欲しいと思います。

 それで『CASSHERN』の方は公開当時に、ワーナー・マイカル・シネマズ茨木にて鑑賞しておりますので、今回は理解を深めるために観ました。
 その時の感想はこちらに認めていますので、お読み頂ければ幸いです。
 ということで今回は、『APPLESEED』の感想を認めようと思います。


APPLESEEDアップルシード コンプリートBOX ゴールデンウィークとはいえ、平日の昼間から自宅で、-25dBの大音声をもって観る映画って、凄くいいですね。
 たまにこういった時間があるから、なかなかWOWOWとの契約を切れないんですよね。(苦笑)
 ということで今回は、リアルタイムではなく、録画したものを次の日に観ました。
 さて、そんな大音声のお陰で、目の前で大爆発音がするかと思えば、左後ろからは、とても小さな金属音が聞こえてくる。
 そのぐらい音響面では、文句の付け所がなかったです。
 MPEG2-AAC 5.1ch でもこれだけ聴かせてくれるのですから、DVDに収録されている dts 5.1ch では、もっともっと聴かせてくれることでしょう。

 そして『APPLESEED』は「3Dライブアニメ」を標榜しているだけあって、映像面でも凄いです。
 『ファイナルファンタジー』(監督:坂口 博信)が"静"を志向しているのに対して、『APPLESEED』は"動"を志向しているぐらいの違いでしょうか。
 もう、このぐらいのレヴェルになると、CGだから云々、実写だから云々というカテゴライズはナンセンスだと思います。
 どちらも背景美術には、甲乙付けがたいと思います。
 ですが人物描写には大きな違いがあります。
 『ファイナルファンタジー』は人物までもリアル志向で描いています。
 そのため、総ての画面内のオブジェクトには同一密度のテクスチャが採用されていて、背景との違和感はなく、キャラクタも最後までその世界観に馴染んでいました。
 ところが『APPLESEED』のキャラクタは総て、トゥーンシェイダーによってセル画タッチで描かれています。
 そのためテクスチャ密度の違いから、カメラが引いたときなどに背景からキャラクタが浮いて見えてしまい、最後までキャラクタは世界観に馴染むことがありませんでした。
 個人的にここは少し残念に思う部分なのですが、『APPLESEED』はこの手法を選択したからこそ一流のアクション映画になり得たと思います。
 『ファイナルファンタジー』の手法では、ここまでのアクションは描けなかったものと思います。
 何年後になるかは分かりませんが、『ファイナルファンタジー』の手法による、一流のアクション映画が生まれることを期待します。


 次はストーリーについて。

 もしも『APPLESEED』にこのストーリーがなければ、自分はこの感想をアップしていません。
 そのぐらい、ストーリーが良かったのです。
 どんなに映像技術が進化しようとも、映画にとってそれらが何のためにあるかといえば、それは感動を伝えるためです。
 お話の感動なら小説でも充分ですし、映像の感動なら実験映像でも充分です。
 ですが映画の感動は、そこに音響も加え、それらが渾然一体となって初めて伝わるものです。
 いや、その渾然一体となった感動を伝えたいからこそ…そして観客はその感動を味わいたいからこそ、映画文化は未だに廃れずにあるのでしょう。

 ですが、ネット上に散らばる感想を拝見しますと、やはり「ステレオタイプなシナリオ」とタイプしている人が…
 それからもう一つ多いのが、「アニメ絵が云々」「リアルじゃないから云々」と…
 いつも思うのですが、こういった、それこそステレオタイプな文句をいう人って、自分の審美眼がショボイということを宣伝しているだけだとは・・・まぁ、思っていないんでしょうね。(苦笑)

 しかしながら、このストーリーとアクションが100%融合しているのか?と訊かれると、そこはちょっと弱いかな?と…
 このストーリー展開は、アクションシーンのためにある部分が強いですし、あのラストなら、何もあれだけのアクションシーンを用意しなくても、描けたのではないか?と思います。
 ですがそれでも『APPLESEED』は、観る人に愛を託した素晴らしい作品です。
 宣伝などで「3Dライブアニメ」を前面に押し出しているため、映像面ばかりに眼がいってしまいますが、作品のコアは映像ではなく伝えたいものです。

 一人でも多くの人に、『APPLESEED』を愉しんで欲しいと思います。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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