しっかりして、J:COM!
先日、うちのマンションの全戸に対して、J:COM ((株)ジュピターテレコム)STB(セットトップボックス)の無償貸与が始まりました。
これでうちのマンションは全戸、ディジタル放送対応になります。
ところがこの告知用紙には、工事が必要と書かれています。
以前、うちに来た J:COM の人は、放送や機器のことを何も知らない、ただチューナーを取り付けに来ただけの人だったので、それだったらSTBだけを置いていって欲しいと思い、J:COM に電話をしました。
すると、「詳しい者から折り返し連絡します」とのこと。
電話を置いて、しばらくして電話を掛けてきた J:COM の人にその旨を伝えると、「例えば壊れたときのために工事が必要だ」とのこと。
訳の分からないことをいうので、「私と J:COM の人で、セッティングに何の違いがあるのですか?」とツッコムと、「例えばです」と返答に困る始末。
更に、そのSTBの iLink についての質問をすると、「iLink って何ですか?」とのこと。
「詳しい者からといってあなたが掛けてきたのですよ」というと、「無償貸与の経緯についてお電話をしました。技術的なことは技術の者から掛けさせます」とのこと。
再度、掛けてきた技術の人には、ようやく話が通じました。
ところが、標準で無償貸与されるSTBは、Panasonic TZ-DCH505 という、iLink 端子が実装されていないものだといいます。
iLink 端子がない、これはつまり、ハイビジョン5.1chサラウンドステレオ放送を、そのまま録画できないということです。
「iLink 端子のないSTBに意味はあるのですか?」と交渉を重ねた結果、うちには iLink 端子が実装された一世代前のSTB、Panasonic TZ-DCH500 を回して貰えることとなりました。
また工事が必要なのは、「盗難防止のためにロックが掛けてあるからだ」とのこと。
ということは先程の人は、適当なことをいって誤魔化そうとしていたのですね。
そしてこの技術の人に、「今回の件は最初から告知用紙にこれらのこと書いて欲しかった」と伝えると、「私はその告知用紙を知らない」という…
J:COM 内部が、サービス部門や技術部門に細分化されているのは分かります。
ですが J:COM は、それらが渾然一体となったサービスを、ユーザーに提供しているのです。
にも関わらず、ユーザーに対してそれらを総括して説明できる人材が少ないというのは、一企業として問題があると考えます。
これまでも自分は、J:COM は適当な会社だなぁと思っていましたが、今回の一件で、この自分の見解に間違いないがないことを確認しました。
例えばケータイのキャリアであれば、こんなことがあればこれから先のことを考慮して即、別の会社に変えます。
ですがCATV(ケーブルテレビ)は、一地域一企業と決まっているため、容易に変えることが出来ません。
ですので J:COM には、是非とも頑張って欲しいのですが・・・
それでは、よしなに。
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