【感想】『フタコイ オルタナティブ』第3話「エメラルドマウンテン ハイ」
さて、思い知れ、関東地方!(笑)の第三弾。
今回は、ただでさえも遅いTVO(テレビ大阪)での放送時間が、いつもより30分遅くなって、3:40~の放送。
ですがそのお陰で、ABC(朝日放送)の『JINKI:EXTEND』(監督:むらた 雅彦)(2:55~3:23)と、時間帯が重ならずに済みました。
しかしながら、スターチャイルドやフィールの関係者は、この重なっている状況をどう捉えているのでしょうか?
ちなみに余談ですが、今月からJOQR(文化放送)とTBS(東京放送)で重なってしまった『鋼の錬金術師』(原作:荒川 弘)は、半ば強引にJOQR側が折れました。
来月から、放送時間帯が移動します。
『フタコイ オルタナティブ』(総監督:逢瀬 祭)の本質は、今回の路線なのでしょうか?
自分はこの路線で行って欲しいと思います。
ですが今回も、ストーリーには全く関係のない雛菊姉妹を、1シーンだけ登場させています。
ここを鑑みると、第1話が単なるツカミだとは思えません。
雛菊姉妹が、ドタバタアクションへの伏線だと思います。
さて、本編。
恋太郎(CV:関 智一)と桃衣 愛(CV:たかはし 智秋)・舞(CV:三五 美奈子)姉妹は三年前、三人一緒にエメラルドマウンテンを目指した。
だけど、それは叶わなかった。
結局、三人一緒にはいられなかった。
そして今、恋太郎は、白鐘 沙羅(CV:水橋 かおり)・双樹(CV:門脇 舞)姉妹と三人で暮らしている。
そこに桃衣姉妹が、別に別に仕事を依頼しに来るのだけど、あれは舞が恋太郎を愛に合わせるために。
そして愛は恋太郎に、「 サ ヨ ナ ラ 」をいいに来たんですね。
ケータイを自分のアパートの水槽に沈めて、そのケータイを捜しにニコタマ聖地を恋太郎と一緒に練り歩く。
その数なんと、150箇所!
愛は恋太郎と、ニコタマの想い出が欲しかったのかな?
そして舞は白鐘姉妹に、「私達は一度手に入れた物を手放してしまったのよ」「あなた達は私達みたいになっちゃダメ、絶対に手を離しちゃダメなんだから」と告白する。
するとあのイメージ映像は、舞が三人一緒にいることを止めた瞬間なのかな?
泣いている双子を抱き締めたのも、仕事を依頼しに来たのも、桃衣姉妹と白鐘姉妹は同じ。
桃衣姉妹とはもう終わってしまったけど、白鐘姉妹とはまだ続いている。
夜が来て、朝が来て、そしてまた夕方が来る。
いつも三人一緒が当たり前。
だけどそんな日常が永遠でないことは、桃衣姉妹との一件でよく解っている。
だからこそ最後の台詞が、「運良く今日も、俺達は三人だ」なのでしょう。
文字でタイプしたら、「三年前の桃衣姉妹とは失敗したけど、似たようなシチュエーションの白鐘姉妹とは果たして?…」と、たったの43文字で済んでしまう。
だけどそれを、観応えのある映像で魅せてくれる。
特に『serial experiments lain』(監督:中村 隆太郎)の洗礼を受けている自分には、ブラックバックに赤にもやもやの影は嬉しかったです。
余談ですが、『カウボーイビバップ』(監督:渡辺 信一郎)のビバップ号宜しく、事務所の扉が内開きになったり、外開きになったりしていますね。(苦笑)
3DCGIによる内開きシーンの方が回数が多いので、あれは内開きに統一すれば良かったですね。
それと、自動販売機のJYOGIAエメラルドマウンテンの缶が、まるで描けていません。
デッサンやパースは狂っていますし、いくら何でもあれではプルタブが大きすぎます。
エメラルドマウンテンはサブタイトルにもなっているのですから、あそこはきちんと描いて欲しかったです。
あれだと少しだけですが、草薙(KUSANAGI)の名折れだと思います。
それでは、よしなに。(敬称略)
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コメント
おばんです。
余韻のある良い話でしたね。依頼の理由や、過去に何があったのかは語られませんがそれが良いです。ループとか三人ゆえの危うさが今回のテーマになっており、理由は破綻さえしなければOKに感じました。3人の危うさって、至極当然なものですが、こうやってエピソードとして丁寧に重ねられると、説得力が違ってくるでしょうね。今後、過剰にならないようにフォローされれば、良いエピソードになりそう。
1話のクライマックスの長いBGMの使い方から思ってはいたのですが、今回は飛行機の音、ラストの風の音(寝る前の電線を切るような音~屋上の風音)の変化と繋がりの良さが巧かったですね。1話では単純にBGMを生かしただけかなと思いましたが、音のパワーを上手く演出に使おうとしているのが今回で良くわかりました。ハリカジのBGMも良い感じ。思えば、1話のピーコちゃんの効果音なんかもふざけてて面白かったですね。
愛は何かしら迷いか弱気があって、恋太郎に会うことで試していたふうですね。舞はそんな愛を止めて欲しかったのでしょうか。ブレーンバスター男は愛の彼氏かな。写真立てを裏に置くことから、愛には昔をうらやむ気持ちが残っているようです。水槽と恋太郎の想像とのギャップは、すれ違いや皮肉を含んで上手かったですね。フタコイとしては、水槽に何がいたのか?という裏を探ってしまいますが。(笑
ただ、今回も、エメラルドマウンテンのシーンで狂気と言える表情が一瞬入れられました。今回のは若さゆえの狂気とも取れるのですが、裏は確実にあると思っています。何が「ダメ、愛!」で、何が「分かってる」なのか。分かってる?。。。うーむ。キス出来なかった理由がタバコ~と語っていましたが、写真では咥えているので、どうもこの辺も気になりますね。(凡ミスかもしれませんが)
絵的には、影が動くシーン(2カット目)がおかしかったですね。時間の圧縮と寄り添う影というのは演出として上手いので、ちょっと残念です。プルトップは、プルタブですね。それでも形状と大きさは異常ですが。ドアクローザーはバネとダンパの単純構造なので、内外^2=4通り全てが特殊でなくあり得ます。アイタタ、、外開きのシーンはドアクローザー死んでますね(苦笑。内開きに統一すれば、問題なかったのに。
正直、今回、かなり好きです。エロいから?(笑
来週は、白熊?巨大化したオコジョ?でしょうか。ギャグ色の強い回になりそうですね。楽しみです。
投稿: やじ | 2005/04/22 00:22
こちらでも、やじさん、こんばんは。
BGMにまで気が回っていないので、明日、時間を作ってもう一度観ることにします。
ブレーンバスター男?・・・覚えてない。
「ダメ、愛!」「分かってる」の台詞は、色んなことが想像出来すぎて、逆に判断に迷いますね。
この辺りも意識しながら、もう一度観ないと。
プルトップとプルタブは同じ意味のようだけど、検索結果は後者の方が多かったので、プルタブに変更しました。
この二者に意味の違いはあるのでしょうか?
うちのドアクローザは内側に付いている外開きなのですが、検索すると、両方あるみたいですね。
『みんなのいえ』(監督:三谷 幸喜)で「日本は外開きだ」といわれていたので、うちも外開きだし、あれは外開きだろうと思っていました。(^^)
ですがドアクローザの位置では、内外開きの判断は出来ないようですね。
勉強になりました。
それでは、よしなに。
投稿: Akihiro Inda. | 2005/04/22 21:10
TB貼り&ご指摘ありがとうございます(笑)
いや~素でまちがえてましたw
>そして愛は恋太郎に、「 サ ヨ ナ ラ 」を言いに来たんですね
あーやっぱしそうだったんですね。そしてまちをでていったに繋がるわけか~なるほど
投稿: 宇宙魔王しげ | 2005/04/23 01:19
しげさん、初めまして。
黒板に大きくそう書かれていたので、自分はそう思いました。
本当にそうなのかは、観た人次第かと思います。
それでは、よしなに。
投稿: Akihiro Inda. | 2005/04/23 02:16
プルトップとプルタブ、同じなんですね。orz
完全に覚え違いをしてました。すんません。
(今使われているのはステイオンタブと呼ばれるらしい)
日本が外開きってことは知りませんでした。靴を脱ぐスペースだからってことらしくて納得。
>サヨナラ
少なくとも、サヨナラすることは決めていた様子。私の場合は、恋太郎というよりも、町全体とか過去とか大きなものに対してかな、と感じました。書いてからキス~の順番と、空を飛ぶイメージから、逃避行も視野にあったんじゃないかと個人的に妄想してます。アブダクションケース?
まあ、どうやっても推測の域を超えられませんね。
投稿: やじ | 2005/04/23 20:35
やじさん、こんばんは。
今の押し込むタイプは、ステイオンタブというんですね。
勉強になります。
『みんなのいえ』によりますと、日本ではスペースの有効活用が重視されるそうです。
ですので、玄関を広く取れる外開きが多いそうです。
それで先程、観直してみました。
白鐘姉妹の台詞でブレーンバスター、ありましたね。
舞が泣き崩れる前に恋太郎を指して、「同じ…何もかも同じなの」という台詞がありましたので、今も桃衣姉妹でシェアしている男がいて、そいつが恋太郎に似ていたのかな?と。
あと、「ダメ、愛!」ではなく、「ダメよ、あっ!」でした。
このシーン、何度観ても理解し切れないですね。
特にあの恋太郎の表情が…どういう意味なんだろう?
それでは、よしなに。
投稿: Akihiro Inda. | 2005/04/23 22:12
以前、トラックバックをはらせていただいた方ですね。
誤字のご指摘ありがとうございます。
こちらのブログは、「AIR」の感想を書いておられた頃からよく拝見させていただいています。
ブログ拝見しました。結構読みが深いですね・・・。
私の感想ですが、どうも、「学校の先生と生徒の関係」という固定概念があって、
純粋に見ることができませんでした。
もう一度、ゆっくり観てみようと思います。
それでは失礼します。
投稿: ふにゃ | 2005/04/23 23:55
ふにゃさん、こんばんは。
"保険"と"保健"とか、自分もよく間違えてしまいます。
こちらにもドンドン突っ込んで下さいね。
自分も観直してみて、新たな発見が幾つもありました。
また新たな発見がありましたら、知らせて下さいね。
それでは、よしなに。
投稿: Akihiro Inda. | 2005/04/24 01:15