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2005/03/05

『走れハイジ』入江紀子

走れハイジ 凄くライトな表紙絵をしているが、これは入江紀子から現代を生きる人総てに対して振り下ろされた、おもい木刀である。
 この木刀は避けても、受け流してもいけない。
 絶対に受け止めなければならない。
 この木刀を受け止められぬ者に、今を生きる資格はない。

 作中の言葉を借りよう。

 泣こうがわめこうがかまわねえ
 生きてるもんは生き続ける義務がある!
 「権利」じゃねえぞ 「義務」だ!
 生きたくても生きられない人間がいる
 生かされている人間は死ぬまで生ききる義務があるんだ!
 それが礼儀だ
 …友達への…家族への…
 みんなへの礼儀だ


 この『走れハイジ』は、みんなが読まなければならないと思わせるのに、充分な作品でした。
 コミックスの表紙の最上段には、「児童誘拐、いじめ、自殺、いのちと感動の超衝撃作!」と書かれています。
 これはハッタリではありません。
 絵的にではなく、精神的にザックリ刺さるショッキングなシーンが、たくさんあります。
 ですが、それでもみんなに読んで欲しい。
 それが、今を生きるということなんだと思います。


 それでは、よしなに。(敬称略)

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コメント

TBありがとうございました。

入江紀子は昔コミックガンマで連載していた
「のら」は読んでました。
どちらかと言えばマニア向けのSFやファンタジーが
並ぶ雑誌の中で異彩を放っていた印象はありますが、
当時は若かった所為もあってか余り深く考えずに
読んでましたね。
・・アレも今読めば大分違った受け止め方が
出来そうかな、とか思ったりです。

・・話がちょっとズレましたね。

「走れハイジ」、腹くくって読ませていただきます。


投稿: ともえ | 2005/03/23 01:13

 ともえさん、こんばんは。

 自分も今はなきコミックガンマで、初めて入江紀子作品に触れました。
 今でも『のら』は、自分にとって特別な作品です。
 ですがここ数年、読み返していないですね。(^^;
 今度時間を取って、読み返してみようと思います。

 また『走れハイジ』の感想をお聞かせ頂ければと思います。


 それでは、よしなに。

投稿: Akihiro Inda. | 2005/03/23 20:53

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やっと6回目。 ・・・おかしいなあ、本当ならとっくに 終わっているはずなのになぁ ・・・いや、ゴメン。毎回謝っているけどゴメン。 そんなこんなで今回の「すすよみ」は 『遍在 -omnipresence-』のAkihiro Inda.さんに紹介していただいた1冊です。 紹介記事はコチラ。 ・走れハイジ 入江紀子/白泉社Lady's Comics うーん・・・一言では言い表せない 作品ですね。 あえて言�... [続きを読む]

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